別府温泉 永石温泉

永石温泉 2013年11月

5-6年振りの再訪です。建物など前回と特に変化は無いですが、泉質が単純温泉へと変更になっていました。

浴室空間は通気良好でいたって快適です。脱衣場から階段を半地下に下りる構造もそのままです。休日の11時半、先客おらず独占状態での湯浴みです。角タイル、縁は御影、手すり付きで5人サイズの浴槽に満たされる湯は、無色透明、ギシギシにつるつる浴感が伴う、毎日浸かるにはちょうどよいお湯です。

浴室壁には浴槽への投入湯量調整のバルブ操作は行わないように、と案内がありました。温度調整よりも、触ることによるバルブハンドル破損を防止するのが狙いかも知れない。
(三昧・2013年11月)


鍵屋造りの風情ある立派な建物が目につく共同浴場です。遠目から見るとお寺さんのようにも見えます。受付には管理人さん常駐で、感じの良い女性が笑顔で迎え入れてくださいました。

男女別の浴室は、オープンな脱衣所から雛壇のように階段を下がり、洗い場、浴槽と続きます。浴槽はタイル造りの3人サイズ。今回約9年ぶりの再訪でしたが「あれ?こんなに小さい浴槽だったかな?」というのが第一印象でした。

肝心の湯は熱い源泉を浴槽内よりじわじわ投入の掛け流し。熱めの無色透明の湯で、なんとも表現しがたい不思議なクスリ臭がプーンと香ります。

洗い場にはシャワーがあったので「どれどれ」と、上がり湯がわりに体にかけてみたところ、水が出て来たのでビックリ。常連さんが普通に髪を洗っていたので、てっきりお湯が出るものかと思ってしまいました。訪問時は丁度午後のお客さんが少ない時間帯。ほぼ貸し切り状態で湯を満喫できました。
(まぐぞー・2013年11月)

▼永石温泉 外観

▼タツノコプロとコラボ企画の真っ最中でした

▼女性側の暖簾

▼男性浴室

▼脱衣所から階段を下ります

▼浴槽

▼バルブに触れちゃダメ

永石温泉 2008年1月

市営共同浴場の一つ。外観が神社とういうかお寺の建物のような雰囲気があります。市営の共同浴場にはこのタイプの建物が多いです。天井が高く湯気抜き良好な浴室、脱衣所から半地下の所にある浴室、別府の共同浴場ではお約束のスタイルです。

5人サイズの長方形浴槽、入浴客は浴槽脇に陣取って各々で体などを洗っている。湯は浴槽湯を湯桶にて汲んで利用する。緑がかった透明湯、弱土類・重曹風味、温泉臭を感じるお湯が掛け流し。源泉は湯坪より浴槽内注入されていて、利用客による加水も多少あるようです。
(三昧・2008年1月)

▼外観

別府温泉 永石温泉 データ

大分県別府市南町2-2
0977-26-5789
6時30分~22時30分(14時~15時清掃のため不可)
100円→200円
訪問:2004年3月・2008年1月・2013年11月・2019年4月

別府温泉 永石温泉 温泉分析

永石温泉 単純温泉 49.3℃ pH=8.1 溶存物質計=953mg Li=0.9mg Na=145.0(57.90mv%) K=16.9 Mg=24.0 Ca=40.8 Mn=0.4 Fe2=0.4 Cl=138.0(37.15) SO4=66.5 HCO3=317.0(49.67) H2SiO3=198.8 HBO2=4.4 CO2=16.0 (H21.3.9)※温泉利用状況掲示=見当たらず

平成10年2月6日

別府市営永石温泉 ナトリウム・マグネシウム-炭酸水素塩・塩化物泉 51.6℃ 50.4℃ pH=? 成分総計=1031mg Li=0.9mg Na=169.5(58.73mv%) K=18.3 NH4=0.2 Mg=31.6(20.72) Ca=39.1 Mn=0.1 Fe2=0.2 F=0.2 Cl=163.0(37.77) Br=0.2 SO4=95.9 HPO4=0.7 HCO3=337.1(45.40) CO3=0.6 HAsO2=0.1 HBO2=6.9 H2SiO3=141.4 CO2=25.0 (H10.2.6)

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