別府温泉 竹瓦温泉

いつからかわかりませんが(初めて掲示を見たのは2018年訪問時だったかな?)浴室内撮影禁止となっていました。

竹瓦温泉(タツノコ風呂) 2013年11月

再訪しました。別府ではタツノコプロとのコラボで「タツノコ風呂」というイベントの真っ最中でした。変わらずの風格ある竹瓦温泉の建物は立派です。

浴室は脱衣所から階下へ降りていきます。10人サイズの石板張り浴槽もそのままです。浴室床が土類の析出物により、ある種の千枚田のようになってました。薄っらと貝汁色、土類臭味、ギチすべ浴感があります。体感で44℃、細工なしの掛け流しです。
(三昧・2013年11月)


本日は朝一番の訪問。同浴は近所の常連さん2名と、「不老泉が改装中で使えないのできた」という女性がひとり。さすが朝一番では、湯汚れや濁りの一切ないスッキリとした無色透明湯が掛け流されています。

浴槽の壁側には加水用蛇口があり、みなさんそこを「特等席」だと言い、順番に交替しながら湯浴みを楽しみました。なんでも以前は少しでも加水すると怒るお婆さんがいたらしいですが、最近は来なくなったとのこと。近頃ではどの共同浴場でも「適温~ぬる湯派」が勢力を増している気がします。
(まぐぞー・2013年11月)

▼竹瓦温泉 外観

▼玄関前

▼受付

▼温泉成分が付着した送湯管が展示されていました

▼タツノコプロとコラボ中でした

▼砂湯もタツノコ仕様

▼コラボ名は「タツノコ風呂」だそうです

竹瓦温泉 2006年4月

別府に数多くある共同浴場、その中でもシンボル的存在である竹瓦温泉。今回の大分湯巡りの締めの湯になった。古き歴史を感じさせる和風建築の浴舎は素晴らしく、観光客に人気なのが納得できます。浴舎内も雰囲気がよく、天井が高いのが印象的。

男女別の浴室はもちろん、別料金での砂湯も完備しています。脱衣所から浴室へは階段を降りていく造り。天井が高く、換気良好な浴室空間は広く快適な浴室です。前方後円墳もどきの形の浴槽はかなり使い込まれている石板張りのもの。やや灰色?薄濁り、土類臭に薬品臭、ちょいキシキシも併せ持ち、すべすべ感が上をいくお湯です。45℃の湯温は熱めなので、ゆったり湯浴みという訳にはいきません。

いつも利用しているという常連さんによると「休日などは賑わう」「休日の夕方以降に来ると湯汚れが目立つ時もある」とのこと。竹瓦温泉は泉質の異なる3源泉を男湯・女湯・砂湯とでそれぞれで利用していました。
(三昧・2006年4月)


再訪しました。相変わらずの重厚な佇まいは眺めるだけでも満足してしまいます。浴室へ行くと先客は地元の御夫人ふたりきり。湯は前回よりも鮮度が高く、嬉しくなってしまいます。毎日通っているという御夫人によると「今日の湯は、ここ最近で一番綺麗」との事。平日の雨降りで湯浴み客の訪問が少なかったのでしょう。反面、昨日(日曜日)は、とんでもなく混んで湯汚れも半端ではなかったらしい。やはりこのテの人気浴場は平日訪問の方が断然よろしいようです。御夫人が湯を見て「今日は(お湯が綺麗だから)頭洗えるわね」と喜んでいたのが印象的でした。
(まぐぞー・2006年4月)

竹瓦温泉 2004年3月

その昔、海岸近くに湧き出た湯に簡素な湯小屋を造ったのが始まりだという竹瓦温泉。その時の屋根が山から切り出した竹だったので、この名前が付いたそうです。その後幾度かの改装を繰り返し、現在の重厚な建物に変貌したそう。そのドッシリとした存在感のある佇まいは別府温泉のランドマークと言っても過言ではないでしょう。初めて訪問した際は周囲にド派手なネオンの風俗店が林立し「ここは長者町(横浜)か、西川口(埼玉)か!?」とビックリ。

受付で料金を支払うと、まずは広々とした天井の高い広間に圧倒されます。休憩用に並べられた椅子には沢山の観光客が座り、テレビを観たり、記念撮影をしたり。館内には男女別浴室の他に砂湯もありますが、今回は前者のみ利用しました。

脱衣を済ませると浴槽へと続く階段を下ります。浴室全体の造りが何ともレトロっぽく、旅情気分を大いに盛り上げてくれます。浴室には洗い場スペースと8-10人は入られそうなアーチ型の浴槽がひとつあり、ほんのり何かしらの濁りのあるほぼ無色透明な湯が満たされていました。これが結構熱い。浴槽真ん中辺の側面に湯の注入口があるのですが、その湯が体を直撃しようものなら「ウッ」と眉間にシワを寄せてしまう程。湯面より土類系の薬臭漂うギチギチ湯。残念だったのは、利用客が多いためか湯がややお疲れ気味だったこと。次は朝一番に訪れてみたい。
(まぐぞー・2004年3月)

▼外観

▼玄関前

▼玄関

別府温泉 竹瓦温泉 データ

大分別府市元町16-23
0977-23-1585
6時30分~22時30分
100円→300円
第3水曜日休み(祝日は翌日)
訪問:2004年3月・2006年4月・2013年11月・2018年4月・10月・2019年4月

別府温泉 竹瓦温泉 温泉分析

竹瓦温泉(男湯)ナトリウム・カルシウム・マグネシウム-塩化物・炭酸水素塩泉 53.8℃ pH=7.3 溶存物質計=2422mg Li=1.9mg Na=415.0(50.76mv%) K=50.1 Mg=87.0(20.13) Ca=174.2(24.44) Fe2=1.6 Mn=1.4 Cl=852.0(70.03) SO4=81.0 HCO3=524.2(25.04) H2SiO3=229.5 HBO2=3.9 HAsO2=0.3 CO2=93.? (H21.3.9)

竹瓦温泉(女湯)ナトリウム-炭酸水素塩泉 52.0℃ pH=7.7 溶存物質計=1186mg Li=1.2mg Na=160.7(57.35mv%) K=23.4 Mg=24.6 Ca=47.9 Mn=0.3 Fe2=0.3 Cl=80.4 SO4=60.5 HCO3=554.7(72.03) H2SiO2=228.0 HBO2=3.8 HAsO2=0.1 CO2=108.4 (H21.3.9)

平成5年10月8日

(男湯)竹瓦温泉1号泉 ナトリウム・マグネシウム-炭酸水素塩・塩化物泉/57.9℃ pH=? 成分総計=1637mg Li=1.3mg Na=229.3(50.53mv%) K=47.9 NH4=0.3 Mg=41.3(20.64) Ca=32.7 Mn=0.6 Fe2=0.2 F=0.2 Cl=178.2(30.21) Br=2.5 SO4=51.3 HPO4=0.3 HCO3=639.4(62.94) CO3=0.2 NO3=0.4 HAsO2=0.1 HBO2=16.7 H2SiO3=218.1 CO2=175.8 (H5.10.8)※源泉温度が高いため加水しています

(女湯)竹瓦温泉2号泉 ナトリウム-炭酸水素塩泉 55℃ pH=? 成分総計=1436mg Li=1.2mg Na=168.8(50.33mv%) K=99.6(18.57) NH4=0.2 Mg=29.5(17.70) Ca=32.8(11.94) Mn=0.3 Fe2=0.3 F=0.2 Cl=87.1(18.29) Br=1.2 SO4=51.0 HPO4=0.3 HCO3=602.6(73.46) CO3=0.3 NO3=0.3 HAsO2=0.1 HBO2=17.3 H2SiO3=206.7 CO2=145.9 (H5.10.8) ※利用状況チェック忘れ

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