飯坂温泉 鯖湖湯

2006年訪問時より撮影禁止の掲示あり。2022年3月の浴室画像は撮影許可をいただき、福島市観光開発(株)様より掲載許可をいただきました。

飯坂温泉 鯖湖湯 2022年3月

しばらくぶりに寄ってみました。鯖湖湯は駐車場がないので裏手にある有料の堀切邸駐車場を利用して一時間100円也。男女別入口を入ると左手に番台、すぐの所に入浴券の券売機がありました。

脱衣室から浴室へは隔たりがなくすっきりと見通せる造りも変化なしでした。当日は先客様5人ほどでまずまずの混み具合といった感じ。浴室中央に御影石造り湯船の6人サイズ浴槽を配置。湯船縁中央に石湯口、そこから熱い湯を約25リットルも浴槽へ流し込んでいます。無色透明、温泉成分から香る薬臭。湯温は熱く体感で約45℃はあるので掛け湯をたっぷりとして身体を熱湯に馴染ませます。そろりと身をお湯に沈めると身体にジンジン来ますが次第に熱さに慣れてきます。なんともお湯から漂う薬臭がいいです。久々に浸かりましたが良い湯でした。
(三昧・2022年3月)


なんと、なんと、16年ぶりに飯坂温泉のシンボル的存在「鯖湖湯」で湯浴みをしました。目の前は何度も歩いたことがあるんですが、飯坂温泉には共同浴場やお宿など良い浴室が多過ぎてなかなか再訪することができませんでした。そして久々の鯖湖湯は木造の重厚な外観、木材をふんだんに使用した浴室、透明湯をたたえた石造り浴槽、その全てが芸術的美しさだなぁとしみじみ感動しました。

風情ある浴室は脱衣場と洗い場との間に仕切りのないオープンな造りで、真ん中に6~7人サイズの長方形浴槽がひとつあります。脱衣して体を洗い久々の鯖湖湯にそっと浸かるとフワッと香る上品な芒硝くすり臭に「あー、これこれ、これが飯坂温泉ですよ」とひとり呟いてしまいました。湯口からは熱い無色透明湯が滔々と流し込まれ浴槽内でも熱め。浴槽サイズにしてじゅうぶんな投入量があり、湯汚れとは無縁の美しい熱湯を掛け流しです。そしてなにしろ浴舎の風情がいいです。訪問時はタイミング良く終始貸し切り状態で湯浴みできたのもよかったです。
(まぐぞー・2022年3月)

▼鯖湖湯 外観

▼鯖湖湯女性浴室(撮影許可・掲載許可いただきました)

▼別の角度から

▼湯口

▼脱衣所方面

▼脱衣棚の上に温泉の成分など掲示

▼鯖湖湯紹介

飯坂温泉 鯖湖湯 2006年8月

これまでは新鮮な湯を求めて朝の訪問でしたが、今回は逆に夜の鯖湖湯も体験してみたく21時過ぎに到着。客層は地元民が8・観光客が2という割合。御影石の浴槽縁、青石造りの浴槽は変わりありません。湯口より20L/minの源泉を浴槽へ落とし込んでいる。「飲泉不可」との表示もある。湯は無色透明、ほのかに芒硝薬臭の45℃。

地元の方や観光客も関係なく会話が弾みとても和気あいあいとした楽しげな浴舎内となっている。ただなにしろ熱いのでサッと浸かってサッサと出る。風呂上り後はとても火照りが強く汗がなかなか引きません。

駐車場まで歩いて向かう途中「八幡湯」の前を通りかかると既に営業終了したらしく清掃に入っている。デッキブラシで力強く浴室を擦る音が飯坂の温泉街に響いていました。
(三昧・2006年8月)


風情あるドッシリとした建物の飯坂温泉のシンボル的存在「鯖湖湯」に何度目かの訪問です。観光客もたくさん訪問しますが、基本的には地元の人の生活湯として利用されています。浴室と脱衣所の間には扉が無くオープンな造りで木造の内装はとても風情あります。

お湯は熱めの無色透明、湯面からはフワッと心地よい芒硝臭漂う毎日通うにはもってこいの飽きの来ないシャキッとした湯です。 他所の共同浴場に比べ観光客が多いので加水されている事も多いようですが、私の訪問時はいつも衰えのない熱湯。夜の訪問時も湯はヨレる事なく綺麗だったのが嬉しい。

熱湯の飯坂温泉ですが、小さい子供を連れた地元の方が大きめのタライに湯を入れ、子供を湯浴みさせていたのが印象的でした。
(まぐぞー・2006年8月)

▼鯖湖湯 外観

飯坂温泉 鯖湖湯 2003年11月

奥州3名泉の一つ、飯坂温泉共同浴場「鯖湖湯」に再訪しました。朝6時から入湯できるので朝風呂にはもってこい。朝早くから地元民で賑わっていました。御影石作りの立派な浴槽には湯口から無色透明な湯がたっぷりと注がれています。湯は熱く体感で45℃はあります。ゆっくりと湯に浸かりますが浴槽の中ではピクリとも動けないです。動くと熱いのなんのって・・・。無色透明無味の単純温泉ですが、芒哨泉型のお湯でとてもよく温まります。

他のお客は、床にあぐらで座って浴槽のお湯を汲んで静かに体を洗ったりしています。以前から思い入れが強い飯坂温泉が大好きな自分です。その飯坂温泉を代表する「鯖湖湯」にぜひ一度出かけてみて下さい。
(三昧・2003年11月)

▼鯖湖湯 外観

▼別の角度から

▼お湯かけ薬師如来

飯坂温泉 鯖湖湯 データ

福島県福島市飯坂町字湯沢32
Googleマップでみる
6時~22時(受付21時40分)
月曜日休み(祝日は営業)
200円
訪問:2000年~03年11月数回・2006年8月・2022年3月

飯坂温泉 鯖湖湯 温泉分析

湯沢分湯槽、混合している6源泉は次の通り(湯沢源泉・筑前源泉・一本松源泉・財産区大島源泉・24号源泉・大門源泉)(湯沢分湯槽にて採水)アルカリ性単純温泉 52.5℃ 217L/min(動力楊湯) pH=8.6 溶存物質計=0.6236g Na=162.1mg(85.04mv%) K=3.4 Mg=0.5 Ca=22.3 F=3.7 Cl=72.2(24.73) OH=0.1 SO4=231.6(58.42) HCO3=53.1 CO3=9.6 H2SiO3=62.6 HBO2=2.4 (H27.2.27) ※温泉利用状況=確認できず

以前の分析

湯沢分湯槽 アルカリ性単純温泉 51.0℃ pH=8.6 222L/min(H5年時点・動力) 成分総計=615.5mg Na=161.0mg K=3.3 Mg=0.1 Ca=19.5 F=4.3 Cl=71.5 OH=0.1 SO4=224.3 HCO3=62.8 CO3=6.0 S2O3=0.1 H2SiO3=60.1 HBO2=2.4 (H17.2.3) ※清掃時のみ消毒利用

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