飯坂温泉 切湯

2022年3月訪問時より撮影禁止の掲示あり。2022年3月の浴室画像は無人のタイミングで撮影許可をいただき、福島市観光開発(株)様より掲載許可をいただきました。※2006年・2008年の画像は撮影禁止の掲示が出る以前のものです。

飯坂温泉 切湯 2022年3月

浴室の改装で休業していたらしく、ちょうど訪れたのは改装終了後の再開直後でした。ですが男湯は何も変化は無いような気がします。どうやら改装したのは女湯のタイルだったらしい。撮影禁止の注意書きありでしたが、番台おじさんは人がいなければ撮影okとの事で遠慮せずに撮影させていただきました。

3人サイズ、タイル貼り浴槽。無色透明、温泉薬臭がプンプンするのがいつもながらの切湯です。当日は湯口からの源泉が塩ビ管にて湯船外へ流してありホースにて加水がされていました。激熱になるのを防いでいるのでしょう。湯温は湯口58.0℃、浴槽45.4℃の実測湯温で相変わらず熱かったです。飯坂の薬臭を嗅ぎたいなら切湯がいいです。
(三昧・2022年3月)


飯坂温泉に点在する共同浴場の中でも特に温泉マニアさんに人気の切湯を数年ぶりに訪問してみました。階段を下った半地下のような場所にある切湯は、数ある飯坂温泉共同浴場の中でも特にこぢんまりとしていて、すぐ隣には摺上川が静かに流れています。入浴中に時々水鳥のガァガァという鳴き声も聞こえてくるのんびりとしたところです。

この前日にも訪問したのですが、改装工事中ということで入浴できず翌日に再度来てみました。改装したという浴室に入ってみても以前と変わった様子は無し。管理人さんに伺うと「女湯のタイルはりかえただけだよ」だそうです。

肝心の切湯ですが、扉を開けた途端に強い芒硝臭プンプン押し寄せて来て「これこれこれ、これが切湯ですよ」と嬉しくなってしまいました。こぢんまりとした四角い浴槽からは熱い鮮度抜群の湯が溢れています。そっと浸かるとキリッと熱めの鮮度湯と湯面からたちのぼる芒硝臭がなんとも心地よいです。

切湯では過去の訪問時に大勢の人が浸かった後のタイミングだったのか鮮度感に欠けていたこともあり「今回はどうかな?」と若干構え気味だったのですが、鮮度抜群の熱湯で大満足の一浴となりました。
(まぐぞー・2022年3月)

▼飯坂温泉 切湯入口

▼切湯について書かれています

▼入口横に祀られている仏像

▼飯坂温泉 切湯 男性脱衣所

▼昔は飯坂温泉でも「ぬるめ」だった切湯がいつの間に熱湯横綱に

▼ヒートショックに注意しましょう

▼掲示いろいろ

▼男性浴室(お湯を逃がし加水中でした)

▼余った源泉を家に欲しい・・・

▼飯坂温泉 女性浴室

▼浴槽

▼湯口

飯坂温泉 切湯 2008年2月

車中泊後の朝、飯坂で朝風呂をと思い移動してると雪が降ってきました。体が冷えていたのであまり熱くない湯を求めて、飯坂の公衆浴場の中でもいくらか温めだった印象がある「切湯」に向かいました。以前に購入した入浴券が残っていたのでそれを利用。

浴室に入りあらためて浴槽を見ると、味わいのある古めかしいタイル張りでした。今回の訪問は平日の早朝、湯は鮮度が良くザンザンと浴槽から溢れている。飯坂温泉の湯ならではの薬臭(薬剤ではなく温泉成分から発せられる)がプンプンと香り、今回は満足がいくコンディションです。どういうわけか体感ではそんなにあるとは思えなかった湯温は実測45.5℃でした。クセが無く肌触り良いお湯は非常に入りやすいのは泉質の影響が大なのかも知れない。さっきまで冷えていた体もポカポカで浴後の温もりはかなりのものです。

帰る頃には、降り始めた雪で道路は真っ白状態でした。
(三昧・2008年2月)

飯坂温泉 切湯 2006年3月

摺上川沿いにある旅館花乃湯の地下にあり、道路からは階段を降りたところにある浴場です。浴室には4人が入れるタイル浴槽があります。窓を開けると川がすくそばにあり、カモの群れがガーガーと餌を探し中。

壁よりの塩ビ管から10L/minちょいの源泉投入量となっている。温度計は45℃。先客の話だと、ココの共同浴場が飯坂の中ではぬるめの湯という事です。無色透明、ほぼ無味無臭。訪問時は利用客が多いせいか、また投入量が少ない為か、やや湯が白っぽく濁り鮮度に欠ける状態でした。浴室の雰囲気からして温泉ファンウケしそうです。
(三昧・2006年3月)

摺上川沿いにあり周囲に旅館の立ち並ぶ切湯です。通りから長い階段を下った先、まるで地下のような場所に浴場はあります。ここはおそらく飯坂温泉共同浴場の中では一番規模が小さいのでは?

狭い脱衣所を抜けると、これまた、こぢんまりとした浴室。男女の仕切り壁にくっつくようにして3人も入れば一杯になってしまう小さな四角いタイル浴槽がひとつ。そこに飯坂にしては若干ぬるめ(それでも、一般的な感覚からすれば熱め)の無色透明湯が静かに流し込まれています。「対岸の箱湯と同系の湯を引き、その引き湯距離が長いから他所より湯温が低いんだ」とは地元のお婆ちゃん談。浴槽が小さいので溢れ出しも比較的多いものの、訪問時は沢山の人が浸かったのかのか「湯なまり」が生じ、浴槽の温度計は43℃をさしていていました。

窓を開けると、すぐ目の前に摺上川の流れと旅館の並ぶ風情ある景色が広がり、カモが水面を進む様子も見えます。川からの風もなんとも心地よかった。ただ対岸から丸見えになりそうで、女湯では大きく窓が開けられなかったのが残念。
(まぐぞー・2006年3月)

▼摺上川沿いにあります

▼飯坂温泉 切湯

▼入浴券入れ

▼飯坂温泉 切湯 男性浴室

▼別の角度から

▼湯口

飯坂温泉 切湯 データ

福島県福島市飯坂町湯野字切湯ノ上5番地
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6時~22時(受付21時40分)
月曜日休み
200円
訪問:2006年3月・2008年1月・2022年3月

飯坂温泉 切湯 温泉分析

若竹分湯槽・混合している11源泉は次の通り(分湯槽にて採水)(大門源泉・筑前源泉・一本松源泉・大鳥源泉・24号源泉・20号源泉・小学校南源泉・飯坂小学校源泉・馬場源泉・八幡内源泉・公民館源泉)単純温泉 59.1℃ pH8.3 溶存物質計=0.8579g Na=218.0mg(81,79mv%) K=5.3 Mg=2.1 Ca=36.0 F=0.4 Cl=97.2(24.49) SO4=361.1(67.20) HCO3=55.8 H2SiO3=78.8 HBO2=3.2 CO2=39.7 (R3.10.19) ※温泉利用状況=掲示確認できず

平成18年2月22日

波来湯分湯槽 単純温泉 51.0℃ pH=8.6 成分総計=626.3mg Na=163.5mg K=3.3 Mg=0.1 Ca=20.9 Mn=0.1 F=4.9 Cl=72.8 OH=0.1 SO4=225.7 HCO3=64.3 CO3=6.0 H2SiO3=62.2 HBO2=2.4 (H18.2.22)※月1回程の大掃除時のみ消毒利用(福島市飯坂支所回答)

昭和61年11月12日

混合源泉(波来湯分湯槽)単純温泉 50.0℃ pH=8.1 成分総計=640mg Na=161.6mg K=3.2 Ca=22.0 F=4.1 Cl=83.0 SO4=237.6 HCO3=67.1 H2SiO3=60.3 HBO2=0.9 (S61.11.12)

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