大塩温泉 共同浴場(旧施設)

大塩温泉 共同浴場(旧施設)は2015年8月に新浴舎となりました。このページの情報は改装前のものです。

大塩温泉 共同浴場(旧施設) 2014年6月

数年ぶりに訪問してみると、浴舎までも取り壊しての大々的な改装工事が行われていました。訪問時は特別処置として季節の露天風呂に大塩の湯を引き入れていました。季節の露天風呂は有志のみなさんによって管理清掃されています。必ず「たつみ荘」に許可を取ってから行きましょう。
(三昧・2014年6月)

▼再び取り壊し(今回は浴舎も含め完全改装です)

▼改装中は季節露天風呂に湯が引かれていました
※露天風呂の利用は必ず「たつみ荘」に了解を得てください

大塩温泉 共同浴場(旧施設) 2006年8月

ひと月あまり、建物のリニュアルにより休業していた大塩共同浴場。そろそろかなと思って行ってみると、建物の外観がコンパクトに変身していました。今までの畳敷きの休憩室はそっくりと無くなり、トイレは新しくなっている。そこから先の浴室への階段はそのままの状態。ようは、上の部分だけを完全改装し、下の部分は以前のままという具合。

さっそくいつもの階段を降り、浴室へ向かいます。浴室の窓ガラスからの陽の光がまぶしい。無人の浴槽でひとりまったりと過ごします。湯を口に含むと甘→炭酸→金気→塩のそれぞれの順で味を感じます。湯口で39℃、浴槽38℃のぬる湯は夏場にはちょうど良い。掛け流しも変わりなし。リニュアル後、お湯には何も変わらず良い湯だったので安心する。

この時期に発生する炭酸ガスが大好物のアブが浴室に紛れ込んでいた。
(三昧・2006年8月)


久々に訪問しました。ここは大好きな共同浴場なのですが、例の季節限定露天風呂フィーバーの様子を垣間見ているだけで満腹気分になってしまい、ちょっぴり足が遠のいていました。久々の大塩温泉は、以前休憩室があった建物が解体され、新しく玄関とトイレのみに造りなおされていました。ただし、階段以降は以前のままです。勿論、風情ある浴槽もお湯も健在。

ここは一番風呂を頂戴するのが好きで、今回も朝一番乗りでお邪魔しました。時折、窓の外の翡翠色の只見川を眺めながら長湯を楽しみましたが、終始貸切状態の贅沢な時を過ごす事ができました。それにしても、以前と比べ浴槽底の析出物がスクスク成長していると思えるのは気のせい?
(まぐぞー・2006年8月)

▼旧湯小屋を取り壊し(2006年6月)

▼2006年8月・新湯小屋が完成しました

▼休憩室は無くなりコンパクトになりました

▼浴舎は以前のまま

▼男性浴室(以前のまま)

▼別の角度から

▼女性浴室

▼湯口

▼溢れ出し

▼浴室の外は只見川

大塩温泉 共同浴場(旧施設) 2005年6月

大塩温泉の共同浴場です。建物の感じは平屋の民家にも見えます。良く見ると大塩温泉との看板が掲げられていて、共同浴場というのが分かります。玄関を入るとすぐに湯銭入れ箱があり、そこに料金を入れる仕組み。正面に畳み敷きの和室休憩所、浴室へは階下への階段を進みます。

男女別の内湯浴槽はシンプルなコンクリ造り、浴室床や浴槽の縁周辺は温泉の析出物でコテコテに赤茶けてます。湯は薄緑黄色をしており金気臭、炭酸味に重曹甘味。また塩味に金気味と複雑なもの。温泉の加熱時間帯は41-42℃、非加熱時間帯は38-39℃の湯になっています。ここの源泉は温めなのでこのように加熱時間帯を設けているようです。只見川沿いには良質湯がいくつか湧出していて、このエリアは温泉好きにはたまりません。
(三昧・2005年6月)


静かな佇まいとお湯が気に入り、何度か訪問している大塩温泉です。素朴な無人の共同浴場で、玄関にある料金箱に湯浴料を支払う仕組みです。

男女別浴室にはシンプルに内湯浴槽がひとつのみ。3-4人浸かれる大きさです。温泉成分により赤茶色に変色した浴槽には、湯口で無色透明、浴槽内で深緑(黄土も少し)に半濁りした湯が満たされ、サラサラと掛け流されています。泡付きもあり、口に含むと甘塩炭酸鉄気味。洗い場の蛇口からも温泉。昼からは湯を微加熱するので、非加熱を楽しみたい方は午前中の訪問がよいかと思います。

訪問時はいつも他に湯浴み客がなく、何時も静かな貸し切り状態です。窓の外には深い緑の只見川が流れ、本当に癒されます。静かな立地で休憩室もあり、何度でも通いたい共同浴場。
(まぐぞー・2005年6月)

▼外観(2002年撮影)

▼加熱時間

▼休憩室

▼掲示

▼浴室への階段

▼途中にかけられたタオル

▼男性浴室(2002年撮影)

▼湯口(2002年撮影)

▼浴室掲示

▼浴室の外に捨て湯升(2002年撮影)

▼女性浴室

▼湯口

▼別の角度から

▼溢れ出し

「大塩温泉 共同浴場」2015年以降のレポ・データなどはこちら

大塩温泉 共同浴場
大塩温泉 共同浴場 2022年8月 今では大塩温泉を知らない温泉マニアさんは少ないと思われる共同浴場です。久しぶりに立ち寄りしてみました。 先客は二名ほどいらして一人は地元の方、もう一人は内湯の湯口をスマホでひたすら動画撮影するという熱心な...

大塩温泉 共同浴場(旧施設) データ

福島県大沼郡金山町大塩
4月~10月・7時30分~21時
11月~3月・8時30分~20時
200円以上→300円以上
訪問:2002年~05年6月数回利用・2006年8月・2007年4月・10月

大塩温泉 共同浴場(旧施設) 温泉分析

大塩温泉第四源泉 ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉 38.3℃ pH=6.2 123L/min(掘削自噴) 溶存物質計=8959mg Na=2391mg(78.04mv%) K=241.8 Mg=131.5 Ca=238.9 Mn=0.4 Fe2=9.2 Pb2=0.1 F=1.3 Cl=2950(61.88) Br=6.7 I=0.2 SO4=1078 HCO3=1750(21.33) H2SiO3=121.7 HBO2=37.6 HAsO2=0.6 CO2=949.0 (H24.4.5) ※温泉利用状況=掲示確認できず ※10月1日~5月31日の12時~20時(冬期19時)まで加温

平成5年11月11日

第4源泉 含二酸化炭素-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉 37.7℃ pH=6.5 溶存物質計=9646mg Na=2786mg K=184.9 Mg=102.6 Ca=224.8 Fe2=8.5 Cl=3293 SO4=1102 HCO3=1805 Br=6.6 I=0.2 CO2=2856(H5.11.11)

タイトルとURLをコピーしました