谷川温泉 湯テルメ谷川

2023年5月訪問時「湯テルメ谷川」はスマホ・携帯電話・カメラなどの浴室持ち込み禁止となっていました。使用画像はそれ以前(2013年・2017年)に撮影したものです。

谷川温泉 湯テルメ谷川 2023年5月

またも白毛門下山後温泉で立ち寄りました。前回の訪問がつい2~3年前と思っていましたがなんと約6年も経っていました。山のロッジ風の素朴な木造の建物は以前と変わらずですが、営業時間が12時からに変更となっていたのと浴室内にスマホやカメラの持ち込み禁止となっていました。

脱衣所を抜けると先ずは内湯です。ガラス窓が大きくとられ外の緑がよく見える内湯には大1と小2の合計3つの浴槽がありそれぞれ違う源泉を使用しています。大浴槽は無色透明源泉を投入しつつ塩素臭漂う循環併用の半循環、小浴槽は無色透明なぬるい湯をチョロチョロ投入の掛け流しですが、2つある浴槽のうちほんのり石膏臭が楽しめた河鹿の湯は「源泉の供給が少ないため加温・加水」との掲示が施設入口にありました。

一番気に入ったのは小浴槽の「蛍の湯」です。ほんわかとタマゴ臭に包まれる「ぬる湯」は、浴槽内ではほぼ水に近い温度ですが、下山後の疲れた体にはこれがいいんです。気になる事と言えば毎度のことですがこの蛍の湯は投入量が少ないってことです。今回のようにオープン直後ではお湯の状態も良いのですが、これが時間が経つとどうなるか?という気もします。

続いて露天風呂へ移動です。内湯からちょっと長めの階段を下ると周囲を緑に囲まれた露天風呂です。浴槽には無色透明な混合泉が温水により適温調整され掛け流されていましたが、この「温水」の影響なのかお湯にいまいち元気がなく「こなれ気味」となっていました。

浴後は2階にある広間で一休み。湯テルメ谷川では料金内で休憩室を使えるのがありがたいです。
(まぐぞー・2023年5月)

▼湯テルメ谷川 外観

▼2階休憩スペース

谷川温泉 湯テルメ谷川 2017年9月

白毛門山行後に汗流しで立ち寄る。混雑を予想しつつ駐車場を偵察するも、予想外に数台のみの駐車でそのまま入浴受付を済ます。入口玄関を入ると地元産の野菜やくだものなどが販売されていました。

先客ははじめ5人ほど、そのうち15人ほどになるが混雑には程遠い状況でした。午前11時前より小一時間ほど湯浴みしてさっぱりとして退館。利用源泉と分析書等には特に変化はなしです。露天風呂は冬期のみしか利用したことがなかったのですが、今回は42℃ほどの適温でまったりさせていただきました。今回、蛍の湯にばかり浸かっておりました。源泉掛け流しの湯使いで、いつまでも浸かっていられます。時折、湯からのタマゴ臭を感知できるのが気に入っています。空いている時期を見計らって訪問してみます。
(三昧・2017年9月)


白毛門下山後の汗流しに数年ぶりに寄ってみました。てっきり去年か一昨年位に行ってるものかと思っていたら、なんと前回訪問から約4年もの月日が流れていました。時の流れは早い早い。湯テルメ谷川といえば冬も夏も行楽帰りのお客さんで混雑するイメージなのですが、今回はまだ早い時間だったためか女性浴室は常時3~4人ほどのノンビリとした中でお湯を楽しむ事ができました。

女性浴室は以前と比べ特に変わった様子はありません。内湯には半循環仕様の適温大浴槽の他に、源泉掛け流しの小浴槽が二つありそれぞれ別源泉を利用しているのですが、中でも人肌程度の「蛍の湯」が山歩きで火照った筋肉をクールダウンするのにはもってこいでした。小浴槽はどちらもごく少量の源泉をチョロチョロ投入で掛け流しているので、まだ湯汚れの発生していない早めの来館で浸かる事をおすすめします。

そして前回の冬場訪問ではぬるくて寒かった露天風呂ですが、この時期ではお湯は熱々で気持ちよく浸かる事ができました。冬の雪見風呂もいいですが、周囲の木々の緑に囲まれた湯浴みも気分いいですね。この施設は便利な場所にあるので、空いている時間を狙ってまた来たいと思います。
(まぐぞー・2017年9月)

▼湯テルメ谷川 外観

▼男性内湯 大浴槽

▼大浴槽 湯口

▼男性内湯 河鹿の湯(左)と蛍の湯(右)

▼男性露天風呂

谷川温泉 湯テルメ谷川 2013年12月

公共の日帰り温泉施設の「湯テルメ谷川」。夏は登山などのレジャー客で、冬は冬でスキースノボ客などでかなり賑わっている印象がある。 なので今回は冬場のオープン直後の一番乗りを狙って訪問しました。その甲斐もあったか、浴室内は退館までMax5-6人程度の入浴客のみでした。

入浴設備としては男女別内湯、それぞれに露天風呂が付帯しています。利用源泉は合計で3本で、それを一部の浴槽を除いて基本掛け流しの湯使いです。若干、冬で寒い影響もあって浴室内は湯気が充満気味だ。

内湯には3つの浴槽があり、ガラス窓沿いの一番大きな浴槽が10数人ほど。石板張りの横長湯船はここでは広さ的にメイン浴槽となるのでしょう。湯口における源泉投入量はタラタラ程度のみ。浴槽内循環が稼動しており、とりあえずは源泉投入ありの循環なので半循環ってとこでしょう。湯もこなれ感を感じるコンディションで、浴槽はメインでもお湯はメインでは無さそうです。

湯がメインとなるのは「蛍の湯」と「河鹿の湯」の二つの浴槽でしょう。横並びに配置されており、それぞれ2人サイズと4人サイズの広さがあります。蛍の湯は石膏臭・タマゴ臭がプンプン香るお湯です。源泉温度が39.4℃、訪問した冬場では浴槽29.3℃とかなり温度設定となっている。もう片方の河鹿の湯は無色透明、石膏臭・すべキシ浴感がある。浴槽湯温は39.7℃とこちらは温めとなっている。どちらも掛け流されており、谷川温泉の湯をぬるめでたっぷりと楽しめました。個人的に今回は蛍の湯が気に入りました。

露天風呂は20-25人クラスの広めな造りです。屋根もなく完全な雨ざらし露天です。当日は降雪しており真っ白な雪見露天となりました。しか~し、寒い外気の影響をかなり受けているのか浴槽湯は内湯同様にぬるい。源泉投入がある湯口周辺エリアでないと露天風呂での湯浴みは厳しいものでした。寒かったので湯がどうこうよりも目を瞑ってひたすら温い湯に浸かり続け撤収した。兎にも角にもオープン時間直後の訪問を推奨いたします。
(三昧・2013年12月)


緑豊かな渓流沿いに建つ町営の日帰り温泉施設です。山小屋を思わせる木材をふんだんに使用した建物が周囲の自然に溶け込んでいます。ここは立地柄、冬のスキーシーズンと夏場の登山シーズンには激混みする事で有名ですが、今回は冬場の朝一の訪問だったためか、ほぼ貸し切り状態でノンビリ楽しむ事ができました。

男女別浴場には内湯と露天風呂とがあります。まずは内湯ですが、大きく取られた窓ガラスに沿って10人サイズ浴槽がひとつあり、無色透明の適温湯が満たされています。湯口より優しい温泉臭香る適温源泉を投入しつつ、浴槽内でハードな吸い込みと二箇所の投入口稼動、湯使い的には半循環といったとこですが、ほぼ循環仕様で塩素臭がプンプン漂い、こちらは早々に撤収。同じく内湯には3~4人サイズと2人サイズに仕切られた浴槽があり、大浴槽(河鹿の湯)では石膏臭香る弱いスベスベ感の適温湯が少量掛け流し、小浴槽(蛍の湯)ではタマゴ石膏臭香る人肌程度の湯がごく少量掛け流しとなっていました。朝一の湯テルメ谷川ではこの浴槽湯が一番良いように感じましたが、なにしろ投入量が少ないので混雑時の湯なまりが心配です。

続く露天風呂は少しばかり屋外を裸移動するので、冬場の訪問ではかなり辛いものがありました。20人サイズの広々とした岩風呂があり、二箇所の湯口より適温源泉と熱い源泉を投入、無色透明湯が満たされています。冬場の訪問だったためか湯口付近以外は寒い位にぬるく、のんびり雪見風呂とはいきませんでした。内湯で同浴したお婆ちゃんはその事を知っていたようで露天風呂には来ません。夏場には周囲の緑を眺めながらの入浴が気持ち良さそうです。

大人気の湯テルメ谷川ですが、時間を選べば空いている事も判明。料金内で寛げる休憩所もあり、利用価値は高いと思います。
(まぐぞー・2013年12月)

▼湯テルメ谷川 外観

▼2階休憩スペース

▼お茶もありました

▼男性内湯 大浴槽

▼大浴槽 湯口

▼河鹿の湯(左)と蛍の湯(右)

▼男性露天風呂

▼女性大浴槽

▼大浴槽 湯口

▼蛍の湯(左)と河鹿の湯(右)

▼河鹿の湯はゆず湯でした

▼露天風呂への階段

▼女性露天風呂

▼露天風呂 湯口

▼露天風呂 湯口

▼露天風呂からの眺め

谷川温泉 湯テルメ谷川 データ

群馬県利根郡みなかみ町谷川514-12
Googleマップで見る
0278-72-2619
10時(7月~10月は9時)~20時30分(受付20時)
12時~20時30分(受付19時30分)
露天風呂は清掃のため毎週木曜日は15時まで
露天風呂は毎週木曜日終日休み
第3木曜日休館
550円2時間570円→630円
訪問:2001年10月~2002年数回訪問・2013年12月・2017年9月・2023年5月

谷川温泉 湯テルメ谷川 温泉分析

河鹿の湯 カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉 42.0℃ pH=8.2 成分総計=1.03g Na=81.4mg K=2.7 Mg=0.3 Ca=215 F=0.6 Cl=84.3 SO4=561 HCO3=17.1 CO3=0.1 H2SiO3=50.9 HBO2=4.9 CO2=7.9 (H23.10.11) ※温泉利用状況=源泉の供給量が少ないため加水あり・加温あり

蛍の湯 単純温泉 39.4℃ pH=8.3 成分総計=0.67g Na=62.8mg K=2.1 Mg=0.1 Ca=130 F=0.7 Cl=58.0 SO4=347 HCO3=12.2 CO3=6.0 H2SiO3=52.1 HBO2=3.9 (H23.10.11) ※温泉利用状況=全ての項目において該当無し

不動の湯2011 単純温泉 56.1℃ pH=8.6 成分総計=0.445g Na=66.0mg K=2.3 Ca=57.0 F=0.5 Cl=71.4 SO4=162.5 HCO3=20.7 CO3=6.6 H2SiO3=53.8 HBO2=4.1 (H23.8.22) ※温泉利用状況=気温の低い期間のみ加温あり・循環ろ過あり・塩素系薬剤の使用あり

不動の湯2011及び河鹿の湯の混合泉 単純温泉 48.6℃ pH=8.6 成分総計=0.38g Na=54.8mg K=1.9 Ca=51.7 F=0.5 Cl=58.2 SO4=144 HCO3=12.8 CO3=6.0 Br=0.3 H2SiO3=48.8 HBO2=3.1 (H24.7.25) ※温泉利用状況=温泉資源の保護と入浴に適した温度に保つため温水を加えております、入浴に適した温度に保つため温水を加えてあります

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