白沢高原温泉 白沢高原ホテル 初穂の湯

白沢高原温泉 白沢高原ホテル 初穂の湯 2023年12月

再訪してみました。ゴルフ場の温泉ですがゴルフ客以外の立ち寄り温泉もできます。天気に恵まれたゴルフ日和な週末で駐車場はほぼ満車状態でした。受付で入浴料1000円を支払って受付。エレベーターで浴場のある階下の一階へ移動します。脱衣所手前の下足入れ上部に分析書&湯使い一体型の掲示がありました。貴重品は100円リターン式のロッカーがあるので安心です。ゴルフ場施設なので洗面まわりのアメニティーも充実。

浴室内はまず左右両サイドに洗い場、右側奥にはサウナとサウナ用の水風呂、正面方向には20人超えのキャパある浴槽が配置されガラス張り窓に沿うような半円ドーナッツ形をしています。正面窓際の中央部分に湯口、ここでは軽いタマゴ臭を感知できます。湯舟右端にある箇所より勢いのあるオーバーフローも目に入ります。湯口投入量以上にオーバーフロー量があるように見えたので広い浴槽内のどこからか注入しているかも(未確認)。浴槽の左右それぞれ部分にジェットバスも作動していました。これは広い湯舟内の湯温を均一にするため、お湯を攪拌する意味合いもあるかと思います。

肝心のお湯は無色透明で透き通ったものですが特筆するのは浸かった際のヌルすべとした浴感にあります。このタイプの泉質は湯中で肌を擦る際の感覚が心地よいです。

ガラスドアの向こうには露天風呂もありました。浴槽は二つで円形と角型のスタイルです。順に熱め(円)とぬるめ(角)に湯温調整されています。それぞれの湯舟端に石湯口があって、無色透明の源泉そのままと推測されるお湯をダイレクトに浴槽投入していました。鼻を近づけたら仄かにタマゴ臭が香ります。

フレッシュな湯を堪能するなら断然に円形浴槽で体感43-44℃のちょい熱め湯が楽しめます。オーバーフロー湯は隣にある角型浴槽へ流れ込んで行きます。その角型浴槽では体感39℃前後なのでぬるめをご希望の方はこちらで楽しめます。個人的に温泉の好みは何より鮮度を重視するので円形浴槽での湯浴みが大満足でした。

それと個人的希望はそろそろ掲示の分析書を更新してほしい。


なんと17年降りの再訪です。ゴルフ場併設ホテルの浴場を日帰り開放している「白沢高原ホテル 初穂の湯」です。以前からお湯の良さに定評があった施設で、その後の様子はどんなかな?と久々に再訪問してみました。

入口を入ると天井が高く広々明るいエントランスです。この階にはフロントやレストランがあり午前のゴルフを終えた大勢のお客さんが賑やかに食事中でした。浴場へはエントランス階からエレベーターで1階へ。明るく開放的なエントランス階と比べてビルの地下に潜り込んだような薄暗い浴場階です。

暖簾をくぐるとほどよい広さの明るい脱衣所、そして浴室へと続きます。脱衣所を抜けるとまずは広々とした内湯です。手前にシャワーが並びその奥に一面ガラス窓が大きくとられた20人サイズの長方形浴槽がひとつありました。

浴槽向かって左側に湯口があり、生臭いようなタマゴ臭がほんのり香る熱い無色透明湯を投入、湯口付近でやや熱め、湯尻付近で適温となり溢れ出ています。ヌルスベ感のある湯は源泉温度が高いので浴槽サイズにして投入量は少なく全体的にややこなれ気味でしたが、湯口付近ではまずまず状態は良かったです。これだけ広い浴槽なのでもしかすると浴槽内注入をしているのかも?とザッと見てみましたがそれらしき個所は確認できずでした。見落としかもしれませんが。

以前訪問時は湯口で香る焦げタマゴ臭が印象的でしたが、今回は湯の香りがちょっと大人しくなった感じがしました。男性側の内湯はジェット稼働とのことですが女性側には無く、吸い込みも吐き出しも無し塩素臭も感じられずの掛け流し利用でした。内湯の難点は訪問した12月の13時台ではガラス越しの直射日光が凄いです。浴槽内では逃げ場がなくお風呂よりも日光の暑さにのぼせそうでした。

続く露天風呂は二つの浴槽で構成されています。奥に7~8人サイズの長方形っぽい浴槽があり熱め源泉を投入、浴槽内でジェット稼働の適温湯です。ジェットを稼働させるためと思われる吸い込みも見られましたが、投入量とほぼ同量の溢れ出しが常にあり、塩素臭などもなくお湯の印象は悪くなかったです。前回訪問時はこの露天風呂が内湯だった記憶があるんですが改装か何かしたのかな?

もうひとつの露天風呂浴槽は円形の5人~6人サイズで、熱い源泉を投入する湯口の他に先ほどの奥の浴槽からの溢れ出し湯が全量こちらに流れ込む構造なっています。浴槽湯温はぬるめ寄りの適温でややこなれ気味。のんびり浸かるのにはいい感じでした。
(まぐぞー・2023年12月)

▼広い男性内湯

▼別の角度から

▼男性露天風呂

▼お湯が一番良かった円形浴槽

▼湯口

▼浴槽から

白沢高原温泉 白沢高原ホテル 初穂の湯 2006年2月

前回お湯がよかった記憶があり、今回は昼食を兼ねて訪問してみました。冬期で積雪があり本来のゴルフ場はClose。暫くぶりに来てみましたが、前回は見つけられなかった分析書&温泉利用状況がしっかりと掲示されている。

お目当ては前回混雑のためサッと浸かっただけの露天風呂の湯。「初穂の湯」では湯使いがいいのは露天風呂との情報を温泉仲間から聞いていたので再訪を楽しみにしていました。無色透明、溶きタマゴ状の白い湯華がちらほら有り。湯口にて少量の水と合わさっての加水有り。ほんわかタマゴにスベスベ浴感が湯浴みを満足のいくものにさせてくれます。

「初穂の湯」源泉を引き湯してそれを利用している日帰り温泉施設が近隣にありますが、本来の「初穂の湯」源泉を楽しむのであれば言うまでも無く湯元のココが良いと思う。
(三昧・2006年2月)

▼白沢高原ホテル 外観

▼白沢高原ホテル 外観

▼畳敷き休憩スペースからの眺め

白沢高原温泉 白沢高原ホテル 初穂の湯 2003年12月

白沢町のゴルフ場「初穂カントリークラブ」にある入浴施設を一般に開放しているものです。ゴルフ場は積雪のため休止中?なのに駐車場には車が一杯、雪もたくさん。カチカチに氷り付いていて滑って危険でした。今回は某ガイド誌のクーポン券で無料入浴させて頂きました。

受付をして階段を階下に降りて浴室へ。ゴルフ場とあってきれいな施設ですね。男女別のお風呂はそれぞれに露天風呂・内湯を完備。内湯はガラス張りで半円形というかドーナッツみたいというか、そんな形の浴槽です。

湯は無色透明、浴槽の中を白い湯華がちらほらと移動中。体感42℃。つるすべは中程度。中央の湯口からはタマゴ臭がしていかにも温泉らしいと思う瞬間です。湯使いは循環もしていての半循環でしょう。しかし湯のレベルは高く良い湯である事には間違いなし。冬の厳寒の中の露天風呂はなぜか混雑していてサクッと浸かって退散。湯の観察はせず。

湯上がり後は畳み敷きの休憩所にて夕暮れの時間帯だったのできれいな夕日を見つつしばしお休み。
(三昧・2003年12月)


ゴルフ場内にある温泉を一般開放しているものです。浴室は立派でゴルフ場らしく使い勝手のよいカランやサウナも揃い機能的。女性内湯浴室は贅沢にも二箇所あり、一室はジェット稼動の小浴槽、もう一室は20人サイズの広々長方形浴槽を構えています。そして、その両浴室から扉を開け、ひとつの露天風呂に出られる仕組み。

湯が良いのは断然露天風呂でした。やや熱め、無色透明の湯は、ごく少量の白湯花漂うもので、焦げタマゴ臭、ヌルスベとした浴感と弱いトロミも有ります。露天風呂からの眺めも良く、皆さんジッと景色を眺めながら湯に浸かっていました。

露天風呂と比べるとヌルスベ感は減るものの、内湯もなかなか。特に大浴場から見渡すライトアップされた庭や池は、ちょっぴり優雅な気分に浸れます。露天風呂と比べ湯温も低め(適温)に保たれているので、景色を眺めながらノンビリ湯浴みができました。湯口より漂う焦げタマゴ臭もなかなかです。
(まぐぞー・2003年12月)

白沢高原温泉 白沢高原ホテル(初穂の湯) データ

群馬県沼田市白沢町上古語父2440
Googleマップでみる
0278-53-2010
12時~21時30分
600円→1000円
訪問:2003年12月・2006年2月・2023年12月

白沢高原温泉 白沢高原ホテル 初穂の湯 温泉分析

白沢高原温泉初穂の湯 アルカリ性単純温泉 52.5℃ pH=9.7 溶存物質計=0.19g Na=52.9mg K=0.5 Ca=1.5 F=9.4 Cl=4.8 SO4=14.2 CO3=35.8 OH=7.7 HS=1.1 BO2=0.9 HSiO3=70.4 (H17.3.9) ※温泉利用状況=源泉温度が高いため温度調整のための加水あり

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