この記事では2019年7月インド北部のマナリ(バシスト村)から訪問したスピティ谷への小旅行を紹介しています。全部で6ページ構成のうちの1ページ目、チケット購入や旅行日程などを紹介しています。
2019年7月9日
待ちに待ったマナリからスピティ谷への道が開通しました。このマナリロードを通るために6月11日にバシスト村にやってきて待つこと約一か月・・・長かった。途中に一週間インドの温泉場マニカランに行ったけど、それでも長かった。スピティ谷へは通年開通のシムラー側ルートもあるんですが、せっかくなんで酷道と評判のマナリルートを通ってみたかったのです。
↑当日の実際の道路の様子
ちなみにこのマナリ~スピティロード、今年(2019年)は雪解け水がバンバン流れ込み工事がかなり難航していたそうです。工事に携わったみなさん、本当にお疲れ様です。
↑とりあえず開通したマナリ~カザの当日の様子を一寸だけチラ見せ
スピティ谷までシェアタクシーのチケット購入
さっそくスピティ谷の中心地「カザ」までのチケットを買いにバシスト村の旅行会社へ。この時点ではまだマナリ~カザ間のローカルバスの運行は無くシェアタクシー一択でした。
「まだジープになるかミニバスになるかわからないから明日もう一度来て」というので、翌日再度旅行会社へ。すると「ジープになった」とのことで希望の席を聞かれます。窓からの景色を見たかったんで「前の方で」とリクエストし、片道料金ひとり1500ルピーを支払い、シェアタクシーのチケットを受け取りました。
スピティ谷からマナリへ戻るチケットは現地で買う予定です。→現地購入したカザからマナリまではミニバスでひとり1200ルピーでした。
↑チケット購入した旅行会社に貼ってあったトレッキングツアー。「参加しない?」と誘われたけど「富士山より高いとこ登ったことないから高山病が心配だよ」というと「何日もかけてゆっくり行くから大丈夫だよしっかりしたガイドもつくし」(←出たインド人の根拠のない大丈夫)だそうです。行かなかったけど。
マナリ~スピティ開通直後はローカルバス運行なし
最初はローカルバスも候補だったんですが、私たちが行く7月11日はまだ運行していませんでした。2019年の場合7月16日か17日頃に運行開始予定とのこと。
スピティ渓谷沿いを走る道は落石多発の断崖絶壁が連続し、さらにその酷道に大量の雪解け水が流れ込むので、開通直後の1週間ほどは先ずはシェアタクシーなどに走ってもらい、安全が確認出来たらローカルバスも走らせる感じなのかなぁ・・と勝手に解釈してます。
スピティ谷への予定日数
今回スピティ谷への予定日数は2泊3日にしました。んん!?一か月も待ってたったの2泊3日!?なんですが、今回はバシスト村のゲストハウスの部屋をキープして余計な荷物は置いていくことにしたので(荷物だけ置いて何日も留守にするの勿体ないなぁ)と変なところでケチってしまいました。
バシスト村のゲストハウスをチェックアウトしてから行ってもよかったんですが、どのみちもう一度戻って来る予定だったことと、7月に入りなぜか急に韓国の若い子達がたくさんバシスト村にやってきて、しまいには部屋が満室になって断られる子も出て来て「こりゃ一度チェックアウトして戻って来た時に部屋がないかもよ!?」とオーナーさんにも言われてこうなりました。
マナリ(バシスト村)からスピティ谷への予定日程
マナリ(バシスト村)からスピティ谷への日程はこんな感じに予定を組みました。
1日目・バシスト村→カザへ移動(カザ泊)
2日目・スピティ谷の寺院や村々を観光(カザ泊)
3日目・カザ→バシスト村へ移動(バシスト村泊)
「スピティ谷に行って気に入れば現地で延泊しよう」とか「もし延泊したらバシスト村のオーナーさんが心配しないように電話しよう」とか考えていたんですが、結局は予定の日程で戻って来ました。
結果としてはこの日程では足りなかったです。せめてあと2日は欲しかったかなぁ。次に来るときはやっぱりチェックアウトして、予定を柔軟に変更できる状態で来ようと思いました。
ちなみにスピティ谷は他国と国境を接するデリケートな地域があり、そちらにも行くにはインナーライン・パーミットが必要です。今回私たちが行きたかった場所がインナーライン・パーミットを必要としない場所にあったので取得はしませんでした。次回もし機会があればこの辺も含めて再訪したいと思います。
次回からいよいよスピティ谷へ向かいます。