渋川天然温泉 花湯スカイテルメリゾート(朝風呂・朝食バイキングコース)

館内撮影禁止のような掲示あり。浴場以外の館内は他のお客さんが写り込まなければOKの許可いただきました。浴場の撮影は不可。浴場での携帯・スマホ操作も禁止となっていました。

以前は「スカイテルメ渋川」という公共日帰り温泉施設でした。いつの間にか経営が変わったようで「花湯スカイテルメリゾート」として営業しています。敷地隣には新しく同経営の「ハナホテル&スパ 伊香保インター」があってそちらも営業中でした。ホテルの開業は2021年の夏との事です。

温泉棟はリニューアルしていますが、基本的に居抜き状態で営業しています。利用したのは朝風呂&朝食セットプランで土日特定日は税込1300円でした。まずは朝風呂へいきたいところですが、お腹が減っていたので先に朝食からいただきました。内容はバイキングスタイルです。まあまあ美味しくいただけました。

朝食後は浴場のあるエレベーターにて二階へ移動します。二階といっても施設建物の構造上、一般建物にすると5階位の高さになると思います。エレベーターを出ると展望が望めて赤城連山や子持山などがドーンと視界に映り眺めが素晴らしいです。

数年ぶりの見覚えのある脱衣室、さらに浴室を見ると久々に来たので懐かしい感覚を覚えました。基本、浴室内はスカイテルメ渋川時代のままだと思うので変化はあまり無いような気がしましたがどうかな。

内湯は大浴槽と檜風呂、寝湯が揃います。温泉利用状況の確認が出来なかったので断定は出来ませんが、内湯にある全ての温泉浴槽はおおかた加水あり、循環ろ過あり、塩素系薬剤の使用ありかと思います。

露天風呂へ移動してみました。高い場所にあるので上州の山々を中心に眺望が楽しめます。タイル造りの長方形、横並びで6-7人サイズの露天浴槽があります。浸かってみるとお湯の濃さが分かります。湯面から漂う石油臭をはじめ臭素臭など刺激的な臭いがします。湯口付近には先客がいらしたのでチェック出来ませんでしたが浴槽サイズに見合う投入量はあったかと思います。個人的には多ければ多いほど嬉しいのですが。内湯よりは断然に露天風呂のお湯が源泉本来の持ち味を楽しめると思います。
(三昧・2023年6月)


17年ぶりに再訪した渋川市のスカイテルメです。渋川市の公営施設だったスカイテルメ渋川が、完全民営化リニュアル後に2019年8月「花湯スカイテルメリゾート」としてオープンしました。通常の立ち寄り温泉は10時からですが、公式サイトによると朝食バイキングを利用すれば朝7時から利用できるようなので、今回は「朝風呂・朝食バイキングコース」を利用してみることにしました。

スカイテルメは田んぼの広がる長閑な田園風景に突如出現する、空に浮く銀色の宇宙船のような建造物が印象的で、20年前に初めてこの建物を見たときは周囲の長閑な景色との調和が一切ない奇抜さにビックリしました。久しぶりに来てみるとその銀色の宇宙船の真横に新しい宿泊棟ができていました。

リニュアルした館内はスカイテルメ渋川時代と比べると、キレイで垢ぬけた雰囲気になっていました。以前は一階に水着着用のプールもあった記憶がありますが、それはもう利用していないようです。館内撮影禁止の掲示があったので一階のフロントまわりや朝食バイキングの写真撮影について伺うと他のお客さんが写らなければOKとのこと(浴場の撮影は不可)。受付を済ませた後は先に朝食バイキング、その後に温泉を楽しませていただきました。訪問日は日曜日の朝で、朝食会場は宿泊のお客さんで大混雑。逆に浴場は終始独泉の貸し切り状態でした。

浴場の印象としては浴槽の数や配置などはスカイテルメ渋川時代と同じだと思います。リニュアル時に壁などを改装したのか古さは感じられませんでした。以前の浴場は赤城山が見える「あかぎ」と、榛名山が見える「はるな」を男女入れ替え制にしていましたが、訪問時では「あかぎ」を女性、「はるな」を男性に固定しているようでした。

というわけで今回も「旧あかぎ(女性浴室)」の感想になります。脱衣所を抜けると窓が大きくとられ広く感じられる内湯です。内湯には20人サイズのメイン浴槽があり、湯口より源泉をチョロチョロしつつ循環利用しています。色はほんのり黄色かな?くらいのほぼ無色透明で、濃い湯が苦手な人には良さそうです。

スカイテルメ渋川時代はジャグジー槽として利用されていた10人弱浴槽は、訪問時はジャグジー稼働させず普通浴として利用されていました。こちらはメイン浴槽に比べると源泉をやや多め投入しつつ浴槽内で循環利用の半循環です。湯温はメイン浴槽よりやや高めで常時溢れ出しも見られます。湯色もメイン浴槽より少し濃く感じられました。この他に内湯エリアには寝湯もありましたが、そちらは見学のみ。

続く露天風呂には10人弱サイズの楕円形浴槽がひとつあり、ザッと見たところ完全掛け流し利用されているようでした。以前は循環併用だったかな?と思われる穴はあるものの全て塞がれていました。浴槽湯温は内湯と比べやや高めで、くすんだ蛍光黄緑を帯びた透明湯が掛け流されています。湯口はもちろん湯面からも石油+臭素+重曹+さらには湿布のようなツンとした匂いが漂います。浴槽底にザラザラした湯花?汲み上げ時に混入する砂のようなもの?が少し沈澱。風に吹かれながらノンビリ浸かりたいとこですが、とても重い湯でちょっとの入浴でも浴後はグッタリ。浴場からは目の前に赤城連山がドーンと見え、雄大な眺望も楽しめました。
(まぐぞー・2023年6月)

▼すぐ横にハナホテル&スパが出来ていました

▼フロントまわり

▼お土産コーナー

▼ペヤングは外せません

▼朝食バイキング(朝からお腹いっぱい)

▼浴場入口

▼浴後の休憩スペースから榛名山が見えました

▼隣接のハナホテル&スパは2021年8月1日にオープンしたそうです

旧スカイテルメ渋川訪問レポ

渋川温泉 スカイテルメ渋川(旧施設)
▲浴場「はるな」の檜風呂 2023年6月再訪時、館内撮影禁止になっていました。使用画像はそれ以前に撮影したものです。 スカイテルメ渋川は2019年に民営化・リニュアルし「渋川天然温泉 花湯スカイテルメリゾート」になりました。このページの情報...

渋川天然温泉 花湯スカイテルメリゾート データ

群馬県渋川市半田3129-1
Googleマップで見る
0279-20-1126
通常入浴10時~23時(受付22時30分)
700円(土日祝・特定日800円)
朝風呂・朝食バイキングコース7時~9時30分(受付9時)
1100円(土日祝・特定日1300円)
訪問:2023年6月

渋川天然温泉 花湯スカイテルメリゾート 温泉分析

きらめきの湯(源泉テスト管より採水) ナトリウム・カルシウム-塩化物泉 65.0℃ 294L/min(動力揚湯) pH=7.6 溶存物質計=8.81g Na=2537mg(74.28mv%) K=20.5 Mg=2.8 Ca=752(25.15) Mn=0.4 Li=0.4 Sr2=0.4 F=2.0 Cl=5200(99.06) SO4=1.0 HCO3=63.5 CO3=0.1 Br=18.9 H2SiO3=72.2 HBO2=141 CO2=18.8 (H27.3.9) ※温泉利用状況=掲示見当たらず

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