東山温泉 東山ハイマートホテル(閉館)

東山ハイマートホテルは閉館しました。

会津若松市街地から近く会津の観光拠点的な東山温泉。湯巡り仲間と急遽合流し立寄ってみました。東山温泉には23ものお宿があるが、このうち源泉掛け流しの施設は6軒のみらしい。このなかの一つのお宿が「東山ハイマートホテル」です。外観はひと昔に流行ったホテルという感じの建物。湯銭はお一人600円を支払い受付け終了。

男女別に内湯のみがあり、男性浴室には大浴槽と小浴槽がひとつずつある。男女の浴室でそれぞれ源泉が違うようです。男湯には独自の自然湧出源泉を利用しています。お宿が渓流沿いに位置しているので浴室から下を覗くと清流湯川が流れています。

タイル張りのシンプルな正方形浴槽で、15人ほどが入れる広さ。浴槽縁からは湯が溢れています。石組み湯口からは無色透明な源泉が充分なほどの量が浴槽へ投入されています。湯は無色透明でほぼ無味無臭、弱いとろキシ感。小浴槽にはあまり浸かっていなかったので感想を述べられる情報がありません。東山温泉で源泉掛け流しを味わえるお宿です。
(三昧・2004年6月)


東山温泉は敷居の高いお宿が多そうで「日帰りなんてもってのほか、首根っこつままれて放り出されそう」と勝手に思い込んでいましたが、気軽に立寄りできるお宿もありました。ミニオフ会の途中お湯の探知に妙に鼻の効く温泉仲間の提案で急遽飛び込み訪問したのですが御主人が快く受け入れてくれました。

お宿は時代に取り残された感のある佇まいと内層ですが、緑豊かな渓流に面し、窓から見える景色が清々しいです。男女別浴室は男性の方が独自源泉使用、浴室も浴槽も広々としていました。

女性用(子宝の湯)は浴室・浴槽共に男性側と比べると小さく窓の外もあまり見られないためやや閉鎖的。お湯は集中管理のものを使用しています。無色透明の毎日のお風呂にいい感じのストレスなく浸かれる湯です。欲を言えば独自源泉で自然湧出という男性側の湯にも是非浸かってみたいところです。御主人はとても気さくな方で近隣の見所もすすめてくださいました。
(まぐぞー・2004年6月)

▼男性用大浴槽

▼湯口

▼男性用小浴槽

▼掲示

▼女性用浴槽3人入って一杯位の大きさ

東山温泉 東山ハイマートホテル データ

福島県会津若松市東山町大字湯本字滝ノ湯109
立ち寄り時間要問合せ
600円
訪問:2004年6月

東山温泉 東山ハイマートホテル 温泉分析

(男湯)丸井荘源泉 ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉 50.0℃ pH=? 17L/min(自然湧出)Na=347.0mg(55.05mv%) K=11.7 Mg=0.5 Ca=238.8(43.49) Al=0.5(訪問時これ以外の成分掲示は無かった)

(女湯)組合混合泉(管理組合2号泉と伏見ヶ滝泉の混合)ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉 45.8℃(浴槽41℃)pH=8.29 蒸発残留物=1786mg Na=340.1mg K=8.4 Mg=0.3 Ca=247.0 Al=0.6 Fe2=0.1 F=3.5 Cl=290.8 SO4=861 HCO3=25.3 H2Sio3=29.6 HBO2=6.2

タイトルとURLをコピーしました