赤湯温泉あずま湯は2022年5月15日をもって閉館しました。
赤湯温泉 あずま湯 2022年5月
安くてお湯がよい公衆浴場「あずま湯」と「とわの湯」を閉館統合して新たに公衆浴場「湯こっと」を建設・新規オープンするという。それに伴い22年5月半ばで両公衆浴場は閉館。せっかくなので山形湯巡りの際に立ち寄ってみました。
脱衣所から浴室はガラス戸で向こう側が見渡せます。左にカランシャワー洗い場、右にタイル造り浴槽が配置されています。浴槽は前回訪問時は10人サイズと思いましたが、7~8人サイズに訂正します。石湯口より高温源泉を湯船へ落としています。緑がかった透明湯、ちょいスベスベ浴感あり。湯温は体感で約42~43℃ほどです。軽い焦げタマゴ臭あり。カランシャワーも温泉を利用しています。このような優良施設が閉館とはなんと勿体ない限り。閉館間際に再訪することができて良かったです。
(三昧・2022年5月)
約17年ぶりの再訪となった「あずま湯」です。というのも少し離れた場所に新しく立派な温泉施設を建設中で、それにともない「あずま湯」と「とわの湯」が閉館するので久々に立ち寄ってみることにしました。
受付で料金を支払うと女湯の入り口には以前は無かった撮影禁止の掲示が。赤湯温泉の公衆浴場も時代の流れでいつの間にか撮影禁止になっていたんですね。せっかくなので閉館となる前に許可をいただいて撮影させていただきました。
スッキリとした浴室に7人くらいは入れそうな長方形タイル浴槽がひとつあります。湯口より熱い源泉を投入、浴槽内で熱めの掛け流し利用です。湯はほんのり緑がかって見える透明湯でスベスベとした浴感があり、湯面からはフワーッとほのかに香る焦げタマゴ臭が心地よいです。ひとくち含むとわずかに塩気を感じます。訪問時は午前の部の終了間際で大勢の人が浸かった後だと思いますが、ぜんぜん「湯なまり」を感じません。最後にとても良い湯を楽しませていただけました。
余談ですが「あずま湯」の向かいに謎の商店があって、地元民が次々と吸い込まれていくので「なんだ?」と思って行ってみると、格安のお弁当が次々と売れていた。(今度買ってみます)
(まぐぞー・2022年5月)
▼赤湯温泉 あずま湯 外観
▼別の角度から
▼閉館の案内
▼男性脱衣所
▼男性浴室
▼湯口
▼カランも温泉
▼女性浴室(湯気でこれが精いっぱい)
▼入浴体操
赤湯温泉 あずま湯 2004年11月
赤湯温泉に点在する公衆浴場の一つで早朝から朝風呂目当てに近所民がドンドコ駆け付けてきます。公衆浴場の中でも大きめの建物で、唯一ココの公衆浴場だけに休憩室も完備しています。10人が入れるタイル張り長方形浴槽に無色透明、弱焦げタマゴ臭の湯が満たされてます。湯口より源泉を20L/minほど浴槽へ投入です。当然にもカランから出る湯も温泉を利用。駐車場が広めなのでフラッと立ち寄るには好都合の公衆浴場です。
(三昧・2004年11月)
▼赤湯温泉 あずま湯 外観
▼営業時間
▼入浴券を券売機で購入します
赤湯温泉 あずま湯 データ
山形県南陽市赤湯2956-7
6時~12時11時・13時~21時(受付20時30分)
木曜日休み
100円
訪問:2004年11月・2022年5月
赤湯温泉 あずま湯 温泉分析
森の山源泉・森の山2号源泉(源泉貯湯槽で採水)含硫黄-ナトリウム.・カルシウム-塩化物泉 60.4℃ pH=7.3 溶存物質計=?(画像不鮮明による) Li=1.6mg Na=514.2 K=11.4 Mg=0.2 Ca=157.1 Mn=0.1 F=3.2 Cl=933.5 Br=2.7 I=0.4 HS=1.5 SO4=133.1 HCO3=92.8 CO3=0.2 H2SiO3=54.6 HBO2=8.3 CO2=7.3 H2S=0.8 (H26.12.6)
以前の分析
森の山源泉 含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉 63℃ pH=7.7 蒸発残留物=2218mg Na=566.1mg K=14.2 Ca=206.8 Mg=0.3 Li=2.1 Cl=1090 Br=2.8 I=0.1 F=3.5 SO4=175.7 HCO3=92.8 CO3=0.4 HS=1.9 CO2=3.1 H2S=0.4 HBO2=8.2 H2SiO3=60.5 (H12.12.20)