戸倉上山田温泉 万葉超音波温泉 2009年6月

千曲川沿いに建つ独自源泉を所有する公衆浴場です。以前に一度訪問しており今回は再訪。新たに駐車場の片隅には足湯が新設されていました。早朝というのにというべきか、早朝だからというべきなのか、男湯は朝から15人ほどの利用客で賑わいます。

番台にて利用券を手渡し、脱衣所へ。ここで既にタマゴ臭が脱衣所空間を占領しています。浴室はと言うと熱気がかなりこもり、ちょっとしたサウナ状態です。3つある浴槽は順に温度差を設けてあり、好みに応じて湯浴みできます。メイン?の超音波浴槽は8人サイズの43℃。ジャグジー作動があり、このブクブクがどうやら超音波を発生するようです。

無色透明、ほんのりタマゴ臭の湯が掛け流されています。つるすべの浴感が心地良いです。熱め浴槽は46℃、4-5人サイズのタイル張り。湯口は浅間の噴火石のような岩が積み重なるもので、その頂上部分より湯が伝わり下りていく仕組みになっています。湯汚れとは無縁のお湯で鮮度良好のコンディションが味わえます。
(三昧・2009年6月)


大型観光旅館やネオン街が軒を連ねる歓楽ムード満点の戸倉上山田温泉の中でも、千曲川のすぐ横の比較的静かな場所にある公衆浴場です。敷地内には食堂、足湯、そしてなぜか孔雀の飼育小屋まであります。朝4時オープンという事で一番湯狙いで3時40分頃に訪問したのですが、すでに入浴は始まっていました。うーん、実際は一体何時オープンなんだろ?

番台形式のどこか懐かしい脱衣所を抜け、浴室に一歩足を踏み入れると、毛染め液のようなツーンとした硫化水素臭が鼻に来ます。この臭い、温泉マニアにはたまらないかも。

広々とした浴室には三つの浴槽があり、端から順に、岩のオブジェより激熱源泉が流れ込む3~4人サイズ浴槽(激熱)、その激熱湯が浴槽底から流れ込みの10人弱サイズ浴槽(適温、一部ジャグジー稼動)、さらにその湯が流れ込む4~5人浴槽(ぬるめ)となっています。ちょいスベ感のある無色透明湯は、口に含むとタマゴ風味と弱いエグミあり。激熱源泉が流れ込む槽はあまりに熱くて浸かれなかったのですが、適温浴槽でもなかなかの溢れ出しと充分な鮮度感があり、朝の目覚めの一浴にもってこいです。ちなみにカランも温泉使用。

約6年振りの再訪で、浴室は少々古くなってきている印象はありますが、お湯は相変わらず良いものでした。
(まぐぞー・2009年6月)

▼外観

▼女性浴室

▼浴後の一本

▼足湯

▼孔雀がいました

戸倉上山田温泉 万葉超音波温泉 データ

長野県千曲市磯部新戸倉1125
026-275-2228
4時~23時(受付22時30分)
第4月曜日休み(祝日は翌日)
300円350円380円→480円
訪問:2002年5月・2002年10月・2009年6月・2013年8月

戸倉上山田温泉 万葉超音波温泉 温泉分析

万葉超音波温泉 単純硫黄泉 47.2℃ pH=8.6 溶存物質計=512.9mg Na=136.0mg(86.79mv%) K=3.0 Mg=0.1 Ca=16.3 F=1.2 Cl=138.6(54.91) I=0.1 HS=7.8 SO4=70.0(20.51) HCO3=61.6 CO3=13.2 H2SiO3=60.2 HBO2=4.9 H2S=0.2 (H13.10.2)

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