塩原温泉 大出館

2005年6月

塩原温泉郷のなかでもお気に入りの大出館に立ち寄りでお世話になることにしました。駐車場は満車なのでお宿の少し手前にある駐車スペースに車を止める。日曜日だったのでかなりの賑わいが想像される。

エレベーターにて浴室のある階下へ。珍しい黒いお湯で有名な墨の湯がある混浴浴室は相当な混雑振りで芋洗い状態。それを横目にして混浴の「御所の湯」に浸かる。ここはなぜか無人のことが多い。御所の湯には内湯が二つの他に露天風呂がある。薄緑白色濁り湯が満たされる浴槽にやや灰色がかった薄緑白色濁り湯が満たされる。タマゴ臭がプンプンに漂う湯はHS=14.8&H2S=13.3となかなかの数値。湯口に備え付けのコップで源泉を味わうと苦味とエグ味があり決して美味しくはない。

分析書の泉温で71.3~67.6℃というのも面白い。計測中も常時にわたり、泉温が変化しているという事なのか。いつも思う事ですが大出館の源泉は実際いくつあるのだろう??のんびりと露天風呂に浸かり、目を瞑り自分の世界に入っているとヒグラシが大合唱で鳴いていました。
(三昧・2005年6月)


数年振りの再訪です。休日に訪問したためか相変わらずの大人気です。

今回も女性用浴室から入ってみました。脱衣所を抜けるとまずは5人程入られる長方形浴槽があり、相変わらずの硫黄臭プンプン、投入時は無色透明、浴槽内でやや緑がかった白濁湯が満たされています。湯口にはグレーの湯花が沈殿し、飲泉コップがあったので一口飲んでみると、ニガウリのような苦味のあるタマゴ風味。不味いです。浴槽内は適温で、スベスベ浴感の気持ちよい湯。備品は石鹸が置かれています。

前回「虻の王国」だった露天風呂は、さすがに6月であれば、まだ敵もいないようで、ようやくノンビリ湯浴みを楽しむ事が出来ました。深い樹木を見下ろす眺めの良さは健在です。白濁湯の満たされる石造りの浴槽は5人程入られる大きさ。湯は内湯よりやや「ぬるめ」となっていました。しばらくの湯浴みの後、満足したので内湯へ戻ろうとしたその時!‥‥‥またやられてしまった!!虻に背中を刺されてしまいました。

次に「墨の湯」を覗いたところ、こちらは男性で満員御礼。これではさすがに入る事はできません。今回は「墨の湯」は諦め帰路につきました。
(まぐぞー・2005年6月)

▼外観

▼混浴内湯・左「平家かくれの湯」右「御所の湯」

▼湯をかき混ぜたら黒い湯花がモワーッと

▼「墨の湯」ではないのにアッという間に黒くなりました

▼混浴露天風呂「岩の湯」

▼女性内湯「高尾の湯」

▼別の角度から

▼湯口

▼女性露天風呂「子宝の湯」夏は虻多し!

▼子宝の湯 浴槽

▼湯口

※墨の湯は他にお客さんがいたので画像はありません

2002年10月

塩原元湯にある人気のお宿です。元湯には全部で3軒のお宿があるのですが、大出館だけが他の2軒と離れた場所に位置しています。大出館の駐車場は、お宿へ下る坂道の手前に一つ、続いて坂道の途中に二つめがあります。お宿の前には車を停める事ができないので、この二箇所いずれかに駐車するのですが、なにしろ人気のお宿、坂の途中のお宿に近い駐車スペースは休日ともなると滅多に空く事はありません。

大出館は少し高台の山の斜面に建ち、辺は深い樹木に覆われています。名物の真っ黒な「墨の湯」と、硫黄臭プンプンの白濁湯が人気で、塩原の中でも特別に混んでいるイメージがあります。私は立寄り利用させていただきました。

浴室は「混浴の墨の湯(黒濁内湯)&鹿の湯(白濁内湯)」「混浴の内湯&露天風呂」「女性用の内湯&露天風呂」「家族風呂」の計4箇所という充実ぶり。各々の浴室は隣り合っていたりと近い位置にあるのですが、裸での行き来はできません。

まず女性用浴室へ。内湯浴槽には硫黄臭プンプンの、ちょいと白濁した湯がたっぷり注がれています。他には誰もいなかったので「貸しきりだ~」と喜んでいたら、どこからともなく虻がブイーン、そして私の左手をチックン!内湯にいながらにして虻に刺されてしまった。続く露天風呂は、高台から緑深い樹木を見下ろしながら湯浴みができます。ところが、こちらにも虻がウヨウヨ。あまりに虻が多く早々に露天風呂から退散せざるをえない状態でした。

次は混浴の墨の湯へ。中を覗くと先客は女性3人。これはチャンスと私も湯浴みに混ぜていただきました。このお湯は、名前のごとく、まさに「墨」で、まるで墨汁を流したようです。黒湯といえば横浜のモール泉を思い出してしまいますが、ここの黒は真の黒。真っ黒。そして湯花も黒い、一見ザラッとした粉が漂い(しかし肌触りにザラ付きなし)、まさに墨汁ワールドのなんとも不思議な浴感です。私が「さっき女性浴室で虻に刺された」と言うと、「このお湯は虫刺されにも効く」と教えてもらいました。そうこうしているうちに、先客の女性トリオが「もう出るわー、お先ぃー」と言い、次々と墨の湯の隣にある白濁湯浴槽に入るのです。どうやら、黒い墨を白濁湯に浸かり落としている様子でした。
(まぐぞー・2002年10月)

▼女性内湯「高尾の湯」

▼女性露天風呂「子宝の湯」

塩原元湯温泉 大出館 データ

栃木県那須塩原市湯本塩原102
0287-32-2438(8時~21時)
10時~16時(受付14時)
14時~15時「墨の湯」は女性専用
600円→800円
訪問:2001年9月・2002年10月・2005年6月

塩原元湯温泉 大出館 温泉分析

御所の湯 含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉 71.3~67.6℃ pH=7.1 平均湧出量=138.4L/min(掘削自噴間欠) 溶存物質計=4171mg Na=1042.7mg K=71.3 Ca=123.2 Mg=23.6 Al=0.2 Mn=0.4 Fe2=0.1 F=0.8 Cl=1186.2 HS=14.8 SO4=65.7 HCO3=1306.2 H2SiO3=249.0 HBO2=86.5 CO2=174.3 H2S=13.3 (H5.10.1)

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