奥裾花温泉 鬼無里の湯(改装前)

お宿の周囲に灯りが飾られていました。

鬼無里の湯は訪問後に、浴室など大々的な改装を行っています。現在は「奥裾花温泉 鬼無里の湯 ホテル&コテージ」として営業中。このページは改装前の情報になります。

長野市内より白馬村へ向かうR406沿いにあり、公共の宿でもある「鬼無里の湯」。施設充実系の不自由なさそうな感じの宿です。外来入浴も当然可能、食事処もあるので時間が合えば利用できるようです。入浴施設としては内湯と露天風呂があるが、今回訪問時は冬期間だったので露天は休止中で入れず。

内湯は10人サイズの御影石造り。人が3-4人浸かるとオーバーフローする。湯は無色透明、カルキ臭で完全循環といってもいいでしょう。湯船底部よりの吸い込み、側面より吹き出しが作動中。大きな特徴は無い湯ですが、この施設周辺数キロ範囲には気軽に立ち寄れる温泉施設がないので、地域住民にとってはお風呂・食事だけではなく貴重なコミュニティーの場でもあるようです。
(三昧・2014年3月)


長野と白馬を結ぶ406号沿いにある立派で設備の整った公共の宿です。夜に訪問したのですが、裾花川(天神川)に沿って走る406号線はほとんど民家がなく、明かりも少なく、どんなに走っても擦違う車も無く、道の端をキツネが通るくらいの本当に寂しい場所でした。

この施設以外に周囲に目立つ温泉施設も無いので「地元民で賑わっているかな」と思っていたものの、到着してみると浴場には他にお客さんの姿はありませんでした。逆に言えば、自然豊かで本当に静かに過ごせそうな施設です。

館内には男女別浴場がひとつづつ。内湯と露天風呂がありますが、訪問時は露天風呂は閉鎖中でした。浴室には10人サイズの長方形浴槽がひとつあり、無色透明の湯が利用されています。湯使いは完全循環で、塩素臭も漂います。湯口より熱めの加熱湯とぬるめの加熱湯を交互投入しつつ浴槽温度を適温に保たれた湯は、スベスベ感があり湯上りはサッパリとする湯でした。この近辺は温泉施設が少ないので貴重な存在と思います。
(まぐぞー・2014年3月)

▼玄関

▼男性浴室(湯気が…)

▼湯口

▼小屋があったので中を見てみました

▼蕎麦とかをひくのかな?

奥裾花温泉 鬼無里の湯 データ

長野県長野市鬼無里日影8855
070-1449-5588(10時~18時)
11時~21時(受付20時)
火曜日休み
510円
楽天トラベル「鬼無里の湯 ホテル&コテージ」現在の施設情報・クチコミなど
訪問:2014年3月

奥裾花温泉 鬼無里の湯 温泉分析

柳沢源泉 単純硫黄冷鉱泉 11.2℃ 34.3L/min(自然湧出) pH=8.1 溶存物質計=186mg Na=29.8mg(60.83mv%) K=0.7 Mg=3.4 Ca=10.7(24.80) Sr=0.2 F=0.1 Cl=0.1 HS=2.2 SO4=3.8 HPO4=0.1 HCO3=122.7(92.62) H2SiO3=12.0 HBO2=0.2 CO2=7.8 H2S=0.2 (H15.7.10) ※温泉利用状況=加温あり・循環濾過あり・塩素系薬剤の使用あり・紫外線殺菌あり

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