いいやま北竜温泉 文化北竜館(閉館)

▲館内の窓に山名が書かれているので山座同定ができます

いいやま北竜温泉文化北竜館は2023年3月31日をもって閉館しました。
 
本館4階建、別館3階建の公共施設っぽくもある立派な温泉宿です。積雪時期のアプローチは小菅集落のみからで、野沢温泉側にある北竜温泉ファミリースキー場からのアクセスは不可です。今回は3月下旬でしたので、小菅集落からの道のりでした。

フロントで立ち寄り受付はとても丁寧な応対でした。浴室はエレベーターにて4階へ移動。趣の異なる「北信五岳展望風呂」と「北竜湖展望風呂」の二種類あり、定期的に男女入れ替えがあるというパターンかも?未確認ですが・・・。当日男湯は「北信五岳展望風呂」でした。名前の通り内湯・露天から北信五岳を眺められるというのがウリらしい。飯綱・斑尾・戸隠・黒姫・妙高・(火打山)を見事に見ることができます。

眺望がウリの露天風呂は4-5人サイズの石板張り造り。浴槽フチ際は腰掛け浅めエリアとなっています。オーバフローがありそのまま排水口へ流れこんでいました。浴槽内にて吐き出しが作動中。湯は無色透明、弱ツルツルとした浴感、体感42.5℃、カルキ臭はあまり感じられない。お湯よりも眺めの良さが上回っていました。

内湯空間はガラス張で窓を広くとっている造り。15-20人サイズの石風呂です。浴槽内では吐き出し4本が作動中ですが、広めな浴槽なので攪拌の意味合いもあるのでしょう。オーバーフローが多少確認できるので半循環の湯使いでしょうか。無色透明、弱カルキ臭、ちょいスベスベ感のある42℃。施設としては湯上り後の休憩所など設備充実で一般客にも向いていると思います。
(三昧・2014年3月)


信州で発行されている湯巡り手形「物味湯産」を利用して訪問しました。「いいやま湯滝温泉」は知っていましたが、「いいやま北竜温泉」の存在は、この冊子を購入するまで知りませんでした。飯山市の北竜湖横に建つ立派な宿泊施設で、訪問時はまだたくさんの残雪残るシーズンオフだったためか他に湯浴み客もなく、館内はシーンと静まり返っていました。

受付けは親切で感じよく、館内も綺麗に清掃が行き届いています。男女別に内湯と露天風呂があり使い勝手の良いシャワーも並んでいます。浴室は男女入れ替え制かは不明ですが、今回利用した女性側はすぐ横の北竜湖を、男性側は北信五岳を望む造りとなっていました。

比較的広さがあり窓が大きく取られた内湯は、いかにも「公共施設の大浴場」といった機能的な造りです。浴室には12~3人の四角い浴槽がひとつあり、熱めに加熱された弱い塩素臭漂う無色透明湯が完全循環利用されています。

続く露天風呂は4人サイズの四角いもので、こちらも湯使いは内湯と同様、弱い塩素臭漂う湯が循環利用です。湯使い的にはアレですが、訪問時は他に湯浴み客も無く静かにノンビリと利用する事ができたので落ち着いて体を洗いたい時など重宝しそうです。
(まぐぞー・2014年3月)

▼北竜湖はまだ雪の下

▼文化北竜館 外観

▼休憩スペース

▼北信五岳展望風呂 脱衣所

▼北信五岳展望風呂 内湯

▼浴槽

▼湯口

▼少しばかり溢れ出しもあります

▼北信五岳展望風呂 露天風呂

▼露天風呂 湯口

▼露天風呂から北信五岳が見えました

▼北竜湖展望風呂 脱衣所

▼北竜湖展望風呂 内湯

▼別の角度から

▼浴槽から

▼北竜湖展望風呂 露天風呂

▼露天風呂から

いいやま北竜温泉 文化北竜館 データ

長野県飯山市大字瑞穂7332-2
12時~17時(受付16時)
500円
訪問:2014年3月

いいやま北竜温泉 単純温泉 26.9℃(それ以外のデータ詳細は掲示なし)(H16.12.16) ※温泉利用状況=加温あり・循環ろ過あり・塩素系薬剤使用あり

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