漁民の島ムック島、そして南部の素朴な街トランへ。

ンガイ島からムック島へ

楽しかったンガイ島での日々も終わり、泣く泣く島を離れる日がやってきました。

行きと同じランタ島へ戻るのもいいんですが、せっかくなんで帰りはトランという街へ抜けることにしました。

 

さらに、せっかく他にも島があるのだから、トランに帰る前にもう一か所、ムック島という所で一泊だけの寄り道です。

ンガイ島からムック島へのボートは例によってタイガーフェリーでネット予約しました。

料金はひとり1550B(約2700円!高いっっ)

 

宿泊した「コ ンガイ クリフビーチリゾート」からボートで、

 

「コ ンガイ リゾート」の桟橋まで移動。

 

「コ ンガイ リゾート」の桟橋に着くと、なんとチョッピ―がお見送りに来てくれました。

 

そして桟橋からタイガーフェリーのボートに乗ってムック島へ向かいます。

 

楽しかったンガイ島。短い滞在だったけれど、とても、とても、心に残りました。ありがとうンガイ島!

 

ボートは途中、グラダン島へ立ち寄ります。

 

うわーーっっ、モルジブ級の美しい海とビーチだぁ。

 

イワシの群れが泳いでるよぉ。

実はこの島が第一候補だったんですが、既に予約いっぱいで残念無念でした。よし、次は絶対にここだな!(あれほど、ンガイ島よかった、と言っておきながらこの変わり身の早さ)

グラダン島で数名の羨ましいお客さんを降ろしボートはムック島へ。

 

漁民の島ムック島

そして到着、ムック島です。

 

長ーーーい桟橋では、バイクに荷台をつけた素朴なタクシーがお客さんの到着を待っていました。

 

桟橋の下を見ると、おっ、なかなか海は綺麗ですよ。たくさんの小魚も群れています。

 

ムック島は漁民の島として多くの人が住む集落があり、リゾート島のンガイ島とは趣がまったく違いました。

 

大勢の人が住んでいるので島内のゴミやら河川の汚染やらもあってリゾート感はとても低いです。

 

ただローカルで素朴な漁村の暮らしに触れられるのは、リゾート島では味わえない経験でした。

 

島の多くはジャングルに覆われ、桟橋側の海は遠浅で干潟のようになっています。

 

潮が満ちるとこんな具合。ガラっと様子がかわります。

 

観光客も多いようで島には外国人向けレストラン(いずれも素朴な)も点在し、品ぞろえの豊富な商店があったりと、滞在するには何の問題も無しといった感じでした。

 

商品の乏しいンガイ島から来た身には、この品ぞろえは興奮したなぁー。

 

物価もタイ本土にちょっとプラス程度で、離島のわりにそれほど高くありません。

 

一番のメインビーチ「ファラン・ビーチ」に向かいます。ここまでレンタルバイクで来たけれど、道がガッタガタのダート状態で全然スピード出せず、自転車の女の子達に追い抜かれて悲しかった・・。

 

ファラン・ビーチはなかなかの綺麗さでした。

 

惜しいのは、これだけ綺麗なビーチなのに、閉鎖し廃墟となったリゾートが放置され、景観がかなり損なわれている事。これは本当に惜しかった。

 

この砂浜にはワンコも多いですが、どの子も友好的でワンコ大好き欧米人と楽しそうに遊んでいました。

 

そしてこのファラン・ビーチ、なんといっても夕陽が綺麗!

 

アンダマン海の島に来てラッキーだったのは、毎日天気に恵まれたこと。

ただ、今回のムック島はたった一泊でほとんど島内散策もできなかったのは残念。ムック島の有名観光地「エメラルド洞窟」に行けなかったのも残念だったなぁー。もし次に来島する機会があれば、せめてあと2泊、そしてエメラルド洞窟にも行ってみたいとこです。

 

ムック島からトランへボート移動

翌朝もキッチリと晴天でした。

 

ムック島からトランまでは、スピードボートではなくローカルボートを宿泊したゲストハウスに手配してもらいました。

 

ムック島からトランへのボート代

ムック島のゲストハウス→港までの車代

ムック島→トランまでのボート代

トランの港→トラン駅までの車代

これら全部込みでひとり350B(約1225円)!

タイガーフェリーのスピードボートより全然安い!

 

時間をかけてのんびり進むボートです。

 

アップダウン激しくガンガン進むスピードボートより、のんびり海を見ながらのこちらの方が旅情があって断然いいです。

 

客層もオール観光客のスピードボートとは違い、多くの地元民も利用していました。

 

やがてトランの港に到着しました。

 

マングローブの林に覆われた緑豊かな海が印象的でした。タイ南部って自然が豊富なんだ・・。

港からはミニバンに乗ってトラン鉄道駅のすぐ近くに到着。

 

今日から三泊四日でお世話になるホステルは、すぐ目の前です。

 

タイ南部にありながら、どこか中国の風薫る、ちょっとレトロで素朴な街トラン。

 

初めて来たのに不思議な懐かしさがあり、この街がすぐに好きになりました。

つづく。

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