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彫りも彫ったり一世紀|ローカルバスでエローラ石窟寺院群

投稿日:2022年2月9日 更新日:

2019年5月16日

インドを代表する世界遺産「エローラ石窟寺院群」と「アジャンター石窟寺院群」目当てに、アウランガーバード(オーランガバード)にやってきました。朝バスで着いたばかりだけど、ゲストハウスのチェックインにはまだ早いので荷物だけ置かせてもらって早速出かけてみました。

 

 

エローラとアジャンターは別々の離れた場所にあって、どちらもとんでもなくボリュームある遺跡なので、見学の集中力がダレないように二日に分けて見学することにしました。

 

ローカルバス利用・アウランガーバードからエローラ石窟寺院へ

 

きょう向かうのはエローラ石窟寺院群です。出発地点はアウランガーバード中央バススタンドです。昨日のビジャープルから、ずっと同じ格好なのは気にしちゃダメヨ。

Central Bus stand Aurangabad(Googleマップでみる) 

 

このバススタンド、かなり年季が入ってますね~。これまで利用したインドのバススタンドの中でもダントツでボロイ。

 

朝食がまだだったんで、バススタンドの食堂に入るとなぜかお客さんがいない。こういう食堂はだいたい混雑してるのに、よっぽど料理がアレなのか単に朝食のピークが過ぎただけか。

 

のんびり朝食する時間がなかったんで、とりあえず甘いチャイを一杯。どんなもんかと心配したけれど普通においしいチャイだった。一杯10ルピー。

 

エローラに行くバスを聞き込みするとコレだってさ。混雑。

 

我先に乗り込もうとする乗客が入口に殺到していただけで、中はそれほど混んでなかった(でも座れなかった)。運賃はひとり40ルピー。乗り込んだ後に車掌さんが料金徴収にきます。

エローラ石窟寺院群には約1時間くらいで到着しました。

 

エローラ石窟寺院群

 

エローラ石窟寺院群のチケット売り場です。ふむふむインド人40ルピー、外国人はひとり・・・なっ、なにぃ600ルピーだとぉぉ!!こりゃまたとんでもなく二重価格だよぉ。

 

トークンを使ってゲート内に入ります。ゲートを進んだ先は整備された樹木の植わる広場のようになっていました。さすが世界に誇る世界遺産、綺麗に管理されてます。

 

メインゲートを入って進むと、いきなり一番のみどころ(上の画像の)「カイラーサナータ寺院」が向こうに見えます。手前にいる人達と比べると相当なデカさです。

でもこれはエローラ遺跡のごく一部なんすよ。この右側に仏教寺院群(1~12窟)、両側(主に左)にヒンズー教寺院群(13~29窟)、さらにカイラーサナータ寺院から約1㎞ほど離れた場所にジャイナ教寺院群(30~34窟)がズラズラ連なっています。

この暑さの中(訪問した5月は猛暑)、ぜんぶ見るのはキツそうだなぁーと思いつつ、はるばるエローラまで来たし600ルピーも払っちゃったかし、頑張って第1窟から34窟まで全部見ることにしました。

 

仏教エリア

 

エローラ石窟寺院群の仏教エリア(第1窟)から見ていこうと思います。ところがなぜか第1窟が見当たら~ず。第2窟から見学スタート。

 

第2窟~第9窟と修行僧が暮らした大小のヴィハーラ窟が続きました。

 

暗い石窟の中でノミを打ち込む年月もまた、修行のひとつだったのかなぁ。

 

仏教エリアで一番のみどころ第10窟です。ストゥーパ(仏像の後ろに見える丸い塔)を祀ったお堂で、その規模と細かなレリーフの数々が凄い!何が凄いってこれが全て岩から彫り出されたってことですよね。

 

二階のレリーフも凝ってます。これを「建てた」んじゃなくて「彫った」というのが驚異だと思います。二階から仏塔の上部をチラリと見ることができました。

 

観光地名物・勝手にガイドおじさん登場

 

ええっとココは何窟だったかな?誰もいない窟を見学していたら警備のオジサンがス~っと近づいて来て「ささっ、こちらへドウゾ」と鍵のかかった扉を開けて奥へ誘います。

 

真っ暗な闇の中、仏像やその陰に隠れる壁画を次々とライトで照らしてみせてくれます。

むむむっ、これはアンコールワットとかピラミッドでお馴染みの、勝手にガイドおじさんの最後にチップちょうだいかな。(←相変わらず気が付くの遅い)

 

・・と怪しみつつも、次々と現れる仏像や壁画にすっかり夢中。(まんまとオジサンの手中に落ちる)

 

オジサンにとっては日々の職場だけあって、さすがいろんな「隠れ壁画」を知ってるなぁ。(カメラの操作がアレで画像のほとんどが不鮮明になったのが悔やまれる)

最後はお約束のチップ頂戴(いよっ!出ましたそのセリフ待ってました!)ですが、オジサンが希望したのは「もし持っていたら、日本製のボールペンが欲しい」でした(えっ?そんなんでいいの?)。オジサン、結構いろいろ見せてくれたんですよ。なのでちょうど新しめのボールペンを持ってたので気持ちよくお渡しました。

その後も他の鄙び系窟で即席ガイドをしたげなオジサンが何人かいましたが、乗ったのはこの1回だけ。内心どんな隠れ壁画やレリーフを見せてくれるか物凄く興味あったけど、もうボールペン持ってないしその度にチップも面倒なんで「気配」を感じたら素早く逃げました。

 

遺跡公園の外でランチ

 

ここでいったん休憩。朝からチャイ一杯しか飲んでないんで、朝食兼昼食の休憩します。遺跡公園のゲート外に数軒の食堂があったんで警備員さんに「外に出て食事して戻って来てもいい?」って聞いたら「いいよ」ってことで、ゲートではない柵の間から出入りさせてもらえました。

 

遺跡公園の外の食堂で食べたターリー。美味しかった。このお店はジュースも冷えてて嬉しかった。値段はメモ忘れ。食器を(何回使ったんだ?)とツコミ入れたくなるような濁りに濁ったバケツ水にザバーッとつけて、雑巾みたいな布でササッと拭くだけ~は、インドあるある。でもまだ、ここまでで一度もお腹壊してないですよ。

 

ジャイナ教エリア

 

ランチの後はエローラ石窟寺院遺跡群の最奥、メインゲートから約1㎞ほど離れたジャイナ教エリアを見学です。散策路を歩いても行けるんですが、5月は一年で一番暑くて訪問時も40℃オーバー。

さすがに炎天下を1㎞も歩いたら途中で倒れるってことでシャトルバスを利用しました。出発地点はメインゲートからカイラーサナータ寺院へ向かう途中の広場のようなところ。ジャイナ教エリアへバスが定期的に往復しています。

運賃はひとり20ルピーでした。

 

バスを降りてジャイナ教石窟寺院へ向かう道端には、謎の鉱石やスイカやキュウリを売る露店も出てました。他の人がキュウリ買うの見たけど、食べやすいように切り込み入れて美味しそうだった。

 

ジャイナ教エリア一番のみどころ第32窟です。

 

妙にリアルなゾウさん像。

 

なにげに好きなジャイナ教のレリーフ。

 

バーダーミの石窟寺院でその魅力に目覚めました。(でもジャイナ教のことはよく知らない)

 

この32窟、隣の窟と内部で繋がっていて、どっちの窟にいるかわからなくなります。

 

再びシャトルバスに乗って、メインゲート近くまで戻ります。

 

ヒンズー教エリア

 

最後のトリはヒンズー教エリアです。メインゲートに一番近いヒンズー教エリアを最後に見学することにしました。その中でもエローラ石窟寺院遺跡最大のハイライト、カイラーサナータ寺院を大トリに持って来ました。ここは中に入るのにセキュリティチェックがありました。

 

おおおっっ、これは凄い!

 

ひとつの町のような空間です。

 

これを大岩から彫り出したってビックリよ。

 

あちこちに壁画も残っていました。左側のこれはゾウさん。

 

内部もしっかり彫りこまれていました。

 

リンガです。

 

思い残すことがないくらいエローラ石窟寺院遺跡群を満喫したので帰ります。

 

遺跡公園の外にはお土産屋さんがたくさん。

 

インドの女性が大好きなジャラジャラアクセサリーが飛ぶように売れてました。遺跡見学を終えてゲートを出た女性陣がアクセサリー屋さんを見つけると急ぎ足で群がるんですよ。まさに入れ食い。

 

これは木彫りの置物かなぁ。水玉模様の鹿が「サルナートの鹿」みたいでかわいかった。もし10日くらいの短期旅行で日本に帰るんだったら買ってたな。

 

ここでアウランガーバードに戻るバスを待ちます。・・・が、タイミングが悪かったのか30分くらい待ってもぜんぜん来ない。

 

同じ場所では「満席になったら出発する」という乗り合いタクシーが待機中。するとインド人ファミリーがドドッと乗り込んで、ドライバーさんが「あと2名で満車になる」という。当然私達にお声がかかり、みんなの「早く出発したいなぁー」という無言の圧と、「あとふたり、あとふたり」の心の手拍子が聞こえそのまま乗車。料金はひとり50ルピーでした。

 

車内は超ギュウギュウ。アウランガーバードには、バスより早く着きました。

 

明日はもうひとつの世界遺産アジャンター石窟寺院群に行きます。アジャンターは壁画が凄いらしいので、そちらも楽しみです。

インドを旅する55章・インド

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