水鳥が手の届くところに巣作りするキャンディ湖

オーナー婦人のセールストークに負け、トゥクトゥクを一日チャーターしてキャンディの名所めぐりをすることになった私達。

当日の朝、やってきたドライバーさんに「きょう行くところ」を聞き出し、ショッピング臭プンプンの所と興味の無かった伝統ダンス鑑賞は端折ることにしました。

 

キャンディ湖

最初に訪問したのはコチラ。キャンディ湖です。前回の記事でも書きましたが泊まっていたホステルから歩いてこられる距離です。

ドライバーさんに降ろされた地点から300mほどの短い距離を徒歩で散策です。歩いた先にドライバーさんが待っています。

キャンディ湖は19世紀初頭に造られた歴史ある人造湖ですが、正直、爽やかな湖畔で癒される感はほぼありません。水はそれにりに濁っているし、すぐ横は排気ガスをバンバンまき散らしながらバスや車が絶え間なく走る街の主要道路だし。

 

じゃあ何がいいって、このなんてことない人造湖が野鳥天国スリランカの縮図のようになっているんです。

 

野鳥天国スリランカでは郊外の田畑に行けばここと比べ物にならないくらい、いろんな鳥が群れていますが、これほどの人口密度が高く交通量の多い人造湖に多くの野鳥が巣を作り雛を育てている、その巣が手を伸ばせばすぐの場所に無数にある。

 

フン害もありそうですがこの地域の人はそれを許容している(と思われる)。

 

こうして多くの野鳥が人間と共存しているって凄い所だと思います。

 

鳥じゃないけど、大きなコウモリもたくさんいました。

 

実は別の日にもキャンディ湖畔を少し歩いてみたんですが、その時歩いた場所にはあまり水鳥はいませんでした。今回歩いたこの場所が水鳥のコロニーとなっていて、特に多くの鳥たちが見られるポイントなんだと思います。

 

この野鳥天国キャンディ湖は一見の価値ありだと思いました。逆に言えば鳥が苦手な人は前もってここを省いてもらうといいと思います。

お次はキャンディ一番の見どころ、スリランカの一大聖地「佛歯寺」に行きますよぉ。

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