あいのやまの湯・掛け流し温泉付き個室

「道の駅 赤城の恵」に併設されている「あいのやまの湯」というと、現在の施設ができる前の仮設露天風呂に何度か入浴したのを思い出します。現在では民間企業が指定管理者として前橋市から委託されているようです。仮設露天風呂時代が終わり現在の立派な施設になってからは一度だけ訪れたことはありました。その時には大浴場を利用しました。

「あいのやまの湯」には温泉付きの個室があるという情報なので利用する二日前に電話予約してから出かけてみました。個室を利用するには個室料金+人数分の入館料が必要です。個室は全5部屋あるということで当日受付で渡されたカギは「さざんか」でした。清掃の行き届いた室内は10畳ほどの和室にテレビ・冷暖房・Free Wi-Fi・洗面台・トイレが揃っています。窓が広く障子を開けるとちょっとした中庭の向こうに遠く山々が望めます。中庭部分には椅子と灰皿も置かれていました。

浴室は温泉浴槽・シャワー一台・リンスインシャンプー・ボディーソープを備えていました。浴槽は2-3人サイズの石造りです。側面壁にはデジタル温度計が現在の浴槽湯温を表示しています。

お楽しみの温泉は薄い黄土色透明湯、弱臭素臭とその臭いに潜むかのように弱いカルキ臭がします。脱衣所掲示の温泉利用状況によると加水あり、塩素系薬剤使用あり、との事。その上で循環無しの掛け流しされていました。湯温は湯口=44.3℃、浴槽=40.8℃の実測温度です。湯口にてお湯を味見するとハッキリ以上の塩味、海水のような苦味を感じました。結構な溶存濃度があるので湯上がり後はぐったりとかなり疲れてしまいました。冬場でこれですので夏場はどうなるでしょうか。

入浴後は食堂に電話で食事注文すると部屋まで運んでくれるというので遅めの昼食となりました。メニューの中でも一番大きくページの最初に載っていた前橋市が誇る豚肉料理No.1を決める第六回T-1グランプリ優勝メニュー「麦豚とキノコのくわ焼き丼御膳」にしてみました。甘辛ダレベースの麦豚が美味しい丼でした。
(三昧・2023年1月)

▼あいのやまの湯 外観

▼オープン当時以来久々の訪問です

▼掛け流し温泉付き個室は全部で5部屋

▼今回利用した「さざんか」

▼別の角度から

▼ちょっとした中庭があります

▼ベンチと灰皿

▼浴室脱衣所

▼洗面台

▼あいのやまの湯個室浴室

▼浴槽アップで

▼湯口

▼浸かった様子

▼動画もどうぞ(1分4秒)

▼浴後にランチを注文しました

▼あいのやまの湯イチオシのくわ焼き丼御膳

あいのやまの湯・掛け流し温泉付き個室 データ

群馬県前橋市荻窪町530-1
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027-264-3030
11時~20時
火曜日休み(祝日は翌日)
大浴場(3時間)520円+個室利用料(2時間)3140円
※個室予約は一か月前より電話にて受付
訪問:2023年1月

あいのやまの湯・掛け流し温泉付き個室 温泉分析

あいのやまの湯(貯湯槽下に設置された採水弁から採水)ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉 47.8℃ 123/min(動力楊湯) pH=7.5 溶存物質計=13.8g Na=2777mg(51.04mv%) K=27.9 Mg=12.5 Ca=2264(47.74) Fe2=0.4 Mn=0.3 Sr=8.8 Li=0.7 F=2.8 Cl=8388(99.32) SO4=1.0 HCO3=65.0 Br=28.7 I=6.9 H2SiO3=71.1 HBO2=103 CO2=6.5 (H27.8.10) ※温泉利用状況=源泉の湧出量を補う為必要に応じて加水あり・塩素系薬剤を使用しています

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