赤湯温泉 好山荘

※このレポの訪問後に女性露天風呂には樽風呂が、男性露天風呂には釜風呂がそれぞれ新設されようです。

リニュアル後に営業再開されてから初めての立ち寄り訪問となった「赤湯温泉好山荘」です。県道から好山荘へと下っていくダート道への分岐地点には赤色で目立っている「日帰り温泉」の案内幟が数本掲げられていました。

すっかり新しく建て直された建物は平屋建てで黒?グレー?を基調としており、その隣には以前からあった二階建ての建物は残っていましたが、そのまま使用しているかは分かりません。受付は女将さんが対応してくださいました。

浴室には内湯が一つあり露天風呂はありません。男湯はゆったり浸かると2-3人ほどのサイズで、石造り湯口より無色透明なお湯が湯船サイズからして充分な鮮度を保てる量が吐き出されていました。浴槽で赤みがかった黄土色濁りの湯がなみなみと張られています。弱い鉄サビ臭があり、スベスベとキシキシが混在した浴感があります。

内湯に充分浸かった後は以前からの屋外にある「白湯」と呼ばれる露天風呂にも入浴してみます。ですので一度服を着て「白湯」へと移動。こちらは以前と変化はなくそのまま露天風呂として利用されていました。お湯は中程度ほどに白濁していて見た目よしです。弱いタマゴ臭を放っていて、湯温はざっと体感ですが約42℃ほどです。

露天風呂はある程度にぎわっていたのでのんびりとできず、またお湯の具合も観察できずで残念。露天風呂の温泉分析書が見当たりませんでしたが、単純に見落としただけかもしれません。機会があればまた訪問してみます。
(三昧・2022年8月)


以前より赤湯と白湯の二種類のお湯が楽しめる宿として、長年温泉好きに親しまれてきた赤湯温泉好山荘です。これまでも浴室などの改装はされていましたが、今回は棟を丸ごと立て直す大々的なリニュアルが行われました。工事中は近くを通るたびに「まだかな?」「もうすぐ完成かな?」と気になっていましたが、2022年7月にいよいよリニュアルオープンしました。

今回お邪魔したのはリニュアルオープンから1ヶ月半ほどたった8月です。まずは内湯のある棟で受付をしますが、以前の素朴で湯治宿風情があった建物が立て直しで大変身、洗礼された今どきの施設になっていました。赤湯温泉好山荘には、受付棟にある男女別内湯と、屋外にある男女別露天風呂があり、それぞれ離れているので着替えてからの移動になります。今回は内湯から浸かってみることにしました。

内湯は大小ふたつあり、訪問時は大きい方が女性、小さい方が男性用になっていました。男女入れ替え制かは不明です。浴室には5~6人サイズの長方形浴槽が一つあり、少し赤みがかって見える明るい黄土濁りの湯が掛け流されていました。金気と土類、そして重曹の甘い香りのする湯で、湯口で一口含むとほんのりとした甘味を感じます。浴槽サイズにして投入量が多く鮮度も良好で、数年ぶりの好山荘の湯をゆったりと楽しませていただきました。

続いて屋外の露天風呂へ移動します。屋根掛けされた6人サイズ浴槽は以前と変わりない造りですが、浴槽周りが板張りになったり、浴槽の縁も新しくなっていたりと部分部分改修されていました。浴槽にはほんのりタマゴ臭の香る灰白濁湯を、やや熱めで静かに掛け流しです。高原の風に吹かれながら、こちらも内湯同様に貸し切り状態で楽しむことができて大満足の再訪問でした。
(まぐぞー・2022年8月)

▼県道からの入り口

▼旧施設の玄関でお出迎えしてくれたタヌキくんがいました

▼新しくなった建物

▼玄関

▼掲示

▼受付

▼受付まわり

▼胡蝶蘭

▼男性内湯

▼湯口

▼溢れ出し

▼女性内湯

▼湯口

▼湯口アップ

▼露天風呂はコチラ

▼女性脱衣所(心なしかキレイになってる気が・・・)

▼脱衣所入口

▼脱衣所内部

▼女性露天風呂

「赤湯温泉好山荘」改装前の訪問レポ

赤湯温泉 好山荘 データ

福島県福島市土湯温泉町鷲倉1
0242-64-3217
冬期休業
10時~14時30分
700円
訪問:2022年8月

赤湯温泉 好山荘 温泉分析

赤湯の三番の湯 単純温泉 52.8℃ 70.4L/min(自然湧出) pH=6.7 溶存物質計=0.8532g Na=37.8mg K=15.3 NH4=12.7 Mg=24.3(23.23mv%) Ca=76.8(44.45) Sr=0.3 Mn=0.2 Fe2=0.8 CI=1.3 SO4=386.2(90.05) HCO3=52.0 H2SiO3=245.2 HBO2=0.3 CO2=88.1 (R2.9.10) ※温泉利用状況=掲示見当たらず

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