婆娑羅温泉(閉館)

婆娑羅温泉は2014年1月5日をもって閉館しました。

浪岡町にある温泉宿泊施設です。日帰り入湯にも積極的に力を入れているように思えました。受付でいきなり家族風呂を勧められたが一般の大浴場にする。料金内で無料の畳み敷き大広間もあり休憩可能です。

浴室には内湯が長方形に一つある。それを仕切りで3つに分けており、打たせ湯・熱め浴槽・温め浴槽に表示があり分けられていた。熱め浴槽は42℃ほどで温め浴槽は41℃となっている。熱め浴槽と温め浴槽の間に岩をくり抜いた湯口があり源泉が浴槽へ流れこんでいる。浴槽縁からは湯がオーバーフローで見ていて楽しい。湯はコーラ色の黒湯そのもの。つるつる感ありの透明度は大体25-30cm位。浴室内は仄かにモール臭が漂い良い香りがする。湯巡り途中のひょんなトコで黒湯に出会えて嬉しい限りでした。
(三昧・2004年9月)


浪岡の長閑な景色の中にある温泉施設です。一見日帰り専門のようですが、宿泊も受付けているようです。ここでは私が十数年慣れ親しんだ横浜のモールな黒湯と良く似た湯が楽しめます。男女別の浴室は一歩足を踏み入れると、黒湯独特のまったりとした甘い臭いがプーンと漂います。「おおーっ、コレ、コレ、コレだよぉ」と思わず興奮。浴室には二つに仕切られた長方形の浴槽がひとつ。5-6人程入られる中浴槽と、3-4人入られる小浴槽とにわかれています。その他、打たせ湯、サウナも有り。

結構な色付きの黒湯は、つるつるとした浴感の気持ちいい適温湯で鮮度もよく、横浜界隈の非加熱源泉を頭からかぶるような心地よさがあります。湯上がりには滑り台にて下りられる休憩所も有り。ちなみに「婆娑羅」とは金剛の事で日本では「勝手気侭」という意味合いがあります。「気侭に楽しく、日頃の憂さを忘れて温泉を楽しみましょう」って事ですかね?
(まぐぞー・2004年9月)

▼男性浴室

▼湯口

▼綺麗な黒湯です

▼女性浴室

▼汲んでみました

▼浴後は休憩室へ

▼滑り台で降りることができます

▼休憩室

婆娑羅温泉 データ

青森県青森市浪岡大字浪岡字林本65
6時~23時
350円(6時~8時の朝風呂タイムは250円)
訪問:2004年9月

単純温泉(詳細な分析書掲示無し)

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