宮下温泉 保養センターひだまり(多目的集会施設)

三島町・宮下温泉に「ひだまり」という町の公共施設「多目的集会施設」があります。施設の入口玄関前に来て、はじめてココで温泉に浸かる事ができるのを知った次第。外観や温泉の案内看板は一切出ていません。ただ入口横に「三島町温泉保養、、、」とだけ温泉の文字が目に入った。町の施設だけあって、町外在住者は町内在住者の倍額の利用料金がかかってしまいます。

お風呂は男女別に内湯があるのみ。変形型のタイル浴槽で6-7人がなんとか入れる広さのもの。ココの浴室もそうですが、宮下温泉の各お宿、日帰り施設共に浴室内が熱気で充満している事が多いです。

浴室はガラス張りになっていて正面には只見川の流れを見る事ができるようになっています。湯口には赤茶の析出物がコッテンコッテンに付着。オーバーフローする湯は排水口に流れ込みますが、その湯の通り道周辺も赤茶色&黒色の析出物でコテコテ。湯は若干に緑がかったように見える少し濁り、複雑な浴感が混ざりあいます。宮下温泉の中でも気に入った温泉施設。
(三昧・2005年4月)


只見線「会津宮下駅」方面から只見川を渡る手前、「三島大橋」のすぐ横にある広々とした多目的集会施設です。お客さんは地域の御高齢の方中心で、ちょっとした社交所になっているようでした。

浴室は男女別、脱衣所を抜けると中は湯気でモゥモゥ、かなりの湿気です。大きい柱の所為で少し狭く感じる浴槽は、4-5人入られるタイル浴槽。浴槽脇の窓ガラスが大きくとられ、目の前に只見川の緑深い流れが見渡せます。

湯口より流し込まれる湯は触るのも危険な激熱湯。無色透明で、浴槽内にて薄い黄土半濁り。上の方に熱湯が停滞し底が適温なので、入る前に大きく湯揉みをするといいかもしれません。湯は色的に薄そうに見えるのですが、大変濃い湯で、とても重くベタ付く浴感もあり、長湯は相当疲れるタイプのものです。飲泉コップがあったので飲んでみると、甘塩で土っぽさのある湯。後から入って来たお婆ちゃんが加水し、他のお婆ちゃんに注意されていたので、加水は好まれない浴場なのだと思います。宮下温泉には数軒入浴しましたが、ここが一番浴感強く感じました。兎に角疲れる湯です。
(まぐぞー・2005年4月)

▼保養センターひだまり玄関

▼入浴料掲示(2005年4月)

▼これは何だろう?

▼男性浴室

▼湯は激熱でした

▼析出物でコテコテ

宮下温泉 保養センターひだまり データ

福島県大沼郡三島町大字宮下字下乙田889
0241-52-2913
9時~19時→13時30分~19時30分
420円→500円
訪問:2005年4月

宮下温泉 保養センターひだまり 温泉分析

第2源泉 ナトリウム-塩化物・硫酸塩・炭酸水素塩泉 59.9℃ pH=6.7 136L/min(動力) 溶存物質計=3501mg Na=929.2mg(80.85mv%) K=48.8 Mg=11.0 Ca=144.4 Al=0.4 Mn=0.3 Fe2=0.8 Li=0.6 NH4=0.3 Sr=0.4 Ba=0.2 F=2.7 Cl=765.7(43.01) Br=1.3 SO4=764.2(31.66) HCO3=767.4(25.01) H2SiO3=52.8 HBO2=10.6 CO2=207.3 (H6.1.11)

タイトルとURLをコピーしました