
温泉を掘削したてホヤホヤだった2005年以来、久々の訪問です。当時は男女別内湯浴場が一箇所というシンプルな造りでしたが、19年ぶりに来てみると当時の浴室は既に無く、広々とした内湯と幾つもの浴槽が点在する露天風呂という、規模の大きな大浴場に変身を遂げていました。
以前営業していたパチンコ屋さんも無くなり、宿泊施設や食事処、大衆演劇の劇場が併設されていました。「うわー、すっかり変わったなぁ」というのが第一印象です。
今回は部屋風呂目当てで宿泊利用しました。その部屋風呂の感想は別記事に詳しく記すので、ここでは大浴場の感想を載せたいと思います。
大浴場は左右二か所あり、露天風呂の種類が違います。日替わりで男女入れ替え制なので、宿泊利用の今回は両方に浸かることができました。宿泊客は、日帰り入浴が始まる1時間前の朝8時から入れるという嬉しい特典つきです。さらにチェックアウトした後も12時まで入浴OKという太っ腹ぶり。
大浴場の浴槽を満たすのは、ほんのり黄色がかった澄んだ湯で、スベスベ感のある適温湯です。内湯は循環利用、露天風呂は左側浴場のひとつの浴槽以外は掛け流し利用で、どの浴槽も塩素臭がしました。ただこれは施設の規模を考えると仕方ない事だと思います。
数ある浴槽の中で一番良かったのが、三つ並んだ一人用陶器風呂で、朝一の利用では部屋風呂と遜色ないくらい鮮度は良かったです。壷風呂は、内湯側がややぬるめ、真ん中がやや熱め、一番奥が適温となっていて、樋の長さと投入量で温度差がつけられていました。こういう変化球のような湯使いも楽しめる大浴場でした。
(まぐぞー・2024年3月)
▼茂美の湯 外観

▼開湯当時の源泉オブジェが健在でした

▼宿泊した部屋にあった大浴場の見取り図(ボケた)

行田・湯本天然温泉 茂美の湯 データ
埼玉県行田市佐間1456-1
048-555-2230
9時~23時(受付22時30分)
870円(土日祝970円)
21時以降750円(土日祝850円)
訪問:2024年3月
行田・湯本天然温泉 茂美の湯 温泉分析
(源泉配湯口より採水)ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉 43.2℃ 400L/min(動力楊湯) pH=7.7 溶存物質計=1.27g Na=324mg(86.34mv%) K=5.7 Mg=4.2 Ca=34.4 Fe2=0.1 Mn=0.2 Sr=0.4 F=0.1 Cl=227(38.51) HCO3=621(61.13) CO3=1.3 Br=1.0 H2SiO3=47.5 HBO2=3.0 CO2=13.2 (H27.3.10)
※温泉利用状況=茂美の湯公式サイト「お風呂」のページに浴槽ごとの湯使いが書かれていました。

