奥塩原新湯温泉 奥塩原高原ホテル(2024年4月26日まで休館)

大浴場リニューアルのため2024年4月26日まで休館

久しく再訪しました。施設外観や館内などの雰囲が以前と比べて明るくキレイになった印象を受けます。浴室は男女別に内湯と露天風呂を備えます。他に家族湯もありますが、宿泊者専用なのか立ち寄り可能なのか詳細は不明。

脱衣所から5段ほど階下に行った先に浴室がある造り。浴室に入ると同時にタマゴ臭が香り、硫化水素ガス排出のため換気扇が作動している。ガラス窓の広い浴室、浴槽は長方形の檜造りのもの。4人程度の大きさで、現状3-4L/minの投入湯量に対して限界のサイズでしょう。湯は薄白色混り、タマゴ臭を放ちサラサラする浴感があります。湯温は42℃とちょうど良い加減。

露天風呂も4人サイズ、開放感ある造りで屋根は無し。眺めは雪景色でしたがグリーンシーズンも良さそうです。露天の湯は完全灰白濁、泥成分が多そうな湯コンディションでした。
(三昧・2011年1月)


数年ぶりに再訪問しました。こぢんまりとした旅館が点在する新湯地区の中では大きめな観光旅館です。洋風の建物が惹き付けるのか、若いお客さんが多い印象。館内も綺麗にまとまり万人向けの所と思います。館内には男女別大浴場と家族湯、そして別料金の貸切露天風呂がありました。

男女別大浴場は木材をふんだんに使用し、どこか鄙び風情もあって雰囲気いいです。内湯には4人サイズの長方形浴槽がひとつあり、薄白濁した新湯の源泉が掛け流されています。湯口で激熱、浴槽内でやや熱めの湯はスベスベサラサラ浴感。口に含むと酸味があり、噴気泉ならではのアッサリとした浴感です。浴室内は薄暗く、射し込む日の光に照らされた湯色がなんとも綺麗。

続く露天風呂は3人サイズのほぼ長方形。使用源泉は内湯と同じですが、より白濁が進んだ湯色となっていました。そんな白濁湯に負けない位の雪景色を眺めながらの湯浴みは格別でした。
(まぐぞー・2011年1月)

▼奥塩原高原ホテル 外観

▼男性内湯浴室

▼内湯浴槽

▼内湯 湯口

▼天井

▼男性露天風呂

▼露天風呂 湯口

▼見学させていただいた家族湯

奥塩原新湯温泉 奥塩原高原ホテル データ

栃木県那須塩原市湯元塩原113-4
Googleマップで見る
0287-32-2464
12時~14時30分
800円
訪問:2002年~2003年4月数回・2011年1月

奥塩原新湯温泉 奥塩原高原ホテル 温泉分析

共同噴気泉(なかの湯) 単純酸性硫黄泉(硫化水素型) 79.2℃ pH=2.6 成分総計=414mg H=2.5mg Na=4.8 K=1.7 Ca=6.3 Mg=2.5 Al=8.8 Mn=0.1 Fe2=1.4 Zn=0.1 Cl=10.7 HSO4=17.9 SO4=211.7 H2SO4=0.1 H2SiO3=89.8 HBO2=0.2 H2S=55.4 (H5.7.7)

タイトルとURLをコピーしました