日本百名山でもある妙高山への下山道途中にだれでも寸志で利用できる露天風呂があります。その名は河原の湯というネーミングでして、その名の通り露天風呂近くには川が流れておりそこからの由来なのでしょう。
妙高山登山道から露天風呂近くまで下りてくると、それまでいなかった人の姿がちらほらと。すれ違った方々全員に挨拶がてら尋ねてみると、皆さまいろいろな目的で来られたとの事。単に露天風呂目当ての方や近くにある有名な惣滝見学の方々、さらにはスマホを持ってとにかくうろついている方など各方面で愛されている山域でした。
で露天風呂の場所ですが妙高山登山道途中にある立派な吊り橋の端っこから1-2分入った場所にあります。登山道からの分岐箇所には案内版があるので見落とさない限り特に問題はないでしょう。案内通り進んでいくと右手に脱衣所として使われている木小屋、正面には露天風呂がありました。
脱衣所はしっかりと男女別で、露天風呂は完全な混浴となっています。7-8人サイズの露天岩風呂といった印象です。源泉は浴槽横上部分と浴槽フチ上部分、太目塩ビホースより少量の合計三か所から浴槽投入されていました。湯色の見た目の完全白濁が見るも楽しい露天風呂です。焦げタマゴ臭、つるキシ感の湯は体感41℃でとても快適な湯温でした。まだ山行途中なので正味5分のみ湯に浸かり下山を急ぎ河原の湯を後にしました。
(三昧・2017年9月)
▼燕温泉街をぬけた先にある「黄金の湯」との分岐
▼道を直進すると現れる橋
▼橋を渡ったたもとにある「河原の湯」の案内
▼アップで
▼橋の下へ降り沢沿いの道を進むと河原の湯がありました
▼脱衣小屋
▼掲示
▼掲示
▼浸かった様子
燕温泉 河原の湯 データ
新潟県妙高市関山
日の出~日没
月・金曜日の午前中は清掃のため不可
冬期積雪のため不可
寸志お願いします
訪問:2017年9月
燕温泉 河原の湯 温泉分析
燕温泉 カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉 39.6℃ 110L/min(自然湧出) pH=6.5 溶存物質計=1509mg Na=62mg K=8.9 NH4=0.4 Mg=56(26.1mv%) Ca=200(56.4) Sr=0.7 Al=0.3 Mn=2.1 Fe2=0.1 Fe3=0.1 Cl=48 Br=0.4 I=0.1 NO3=0.1 SO4=340(39.6) HCO3=575(52.7) H2SiO3=210 HBO2=4.4 CO2=310 H2S=0.6 (H16.9.2) ※温泉利用状況=全ての項目で該当なし