湯瀬温泉 ホテル滝の湯(閉館)

湯瀬温泉ホテル滝の湯は閉館しました。現地確認済。

年末年始の津軽の湯巡りを終えた帰路途中に、なんと東北道の十和田-松尾八幡平インター間が吹雪による通行止めとうアクシデントが発生。天候ばかりは仕方ないのでその間を下道にて移動しその途中に湯瀬温泉に到着。せっかくなのでどこかでひと風呂という流れで、未訪問で温泉好きの間で評判のいいホテル滝の湯さんに行ってみました。

早速向かうと湯瀬温泉駅から温泉街に通じる道はドカ雪後の簡易的な除雪のみで「このパターンはマズイなぁ」で、行は下りでまだいいんですが戻りの上り坂が「帰りは怖い」になりそうなのが気になりつつもお宿に到着しました。

滝の湯はホテルと名が付いていますが施設規模からすると温泉旅館という呼び方の方が合っていると思います。駐車場からお宿の玄関内へ入ると大きな秋田犬がワンワンとお出迎え。ご主人に受付していただきその際に浴室への行き方の説明がありました。入浴料金は300円也。

入浴施設には男女別浴室の他に家族風呂が一室ありました。立ち寄りで家族風呂の利用可否は不明ですがとりあえず見学のみ。当日利用した男湯は室内が湯気でもうもうとしており撮影には苦労しました。もちろん納得の写真は撮れずです。

浴槽は円形で8人サイズ、青タイル張りです。湯舟底には二つの深さが異なる段差が設けられていて好みの部分で入浴できます。中央底部分に埋め込まれた穴よりお湯が出ていて、ここから浴槽内への注入が確認できました。その全量を湯舟横の一部分よりサラサラと静かに掛け流されていました。浴槽では無色透明、弱い温泉臭を感じます。弱いすべすべとした感じのお湯です。湯温は実測で42.9℃。分析書については確認できなかったため詳細は把握できていません。立ち寄り時は終始にわたり独り貸切状態だったこともあり満足のいく湯浴みとなりました。
(三昧・2022年1月)


湯瀬温泉にあるひなびた印象の温泉宿です。駐車場に着くとL字型に建物があり、最初に「歓迎」と掲げられていた正面玄関を入ると秋田犬が吠えてお出迎え。やがてご主人が現れて温泉は隣の棟にあり、出入りはその棟の横からできると教えていただきました。温泉のある棟に行くと正面と左側に引き戸があり、ご主人に教わった通りに左側の引き戸を開けると内側に靴を置く板がありました。

館内には家族湯・男性浴室・女性浴室がありました。家族湯にも興味津々でしたが初訪問の今回は男女別浴室を利用してみることにしました。女性浴室は外光がよく差し込む明るい印象で、使い込まれたタイルの洗い場や浴槽がマニア好みしそうないい味を出しています。

木枠の施されたタイル浴槽は3人サイズ、浴槽底から無色透明の熱い源泉をじわじわ投入し、湯面からは温泉臭が心地よく香ります。やや熱めの湯は冷えた体にじんわり来る心地良さで、もう宿泊は行っていないとのことでしたが「冬にここで湯治できたら最高だろうなぁー」と思いました。ただ湯そのものは良い状態だったのですが、あまり利用客がいないのかしばらく湯抜きはされてない印象も受けました。
(まぐぞー・2022年1月)

▼湯瀬温泉 ホテル滝の湯 外観

▼温泉はこちら

▼左側の引き戸から入るようです

▼金魚がいました

▼男性浴室(浸かった様子)

▼溢れ出しの様子(動画でどうぞ・音が出ます)

▼浴室からの眺め

▼女性浴室

▼浴槽

▼帰りに見学のみした家族湯

湯瀬温泉 ホテル滝の湯 データ

秋田県鹿角市八幡平湯瀬湯端16
立ち寄り時間要問合せ
300円
温泉分析書は見落としました

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