世界一周目指して2018年10月27日出発・夫婦旅!

はしご湯のすすめ・世界放浪編

日本半周・2018

知床五湖は、さすがの美しさでした。

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羅臼岳下山後、温泉も入らず汗べたべたのまま向かったのは、知床を代表する観光地のひとつ知床五湖です。

 

知床ビジターセンターからさらに車で進んだ先にある「知床五湖フィールドハウス」が玄関口となります。(駐車料金500円)

 

知床五湖には大きくわけて二種類の散策コースがあり、ひとつが「高架木道」で、電気柵によって保護された高いデッキ状の木道から先人が開拓した広大な笹原や一湖を眺めることができます。この高架木道は無料で歩くことができます。

もうひとつの「地上遊歩道」は10分ほどのレクチャーを受けたのち、森の中を歩きながら五湖から一湖までをめぐる事ができます。この地上遊歩道は熊の活動期にあたる5月10日から7月31日まではガイドの同行がなければ歩く事ができませんが、4月20日~5月9日・8月1日~10月20日まではガイドなしで歩くことができるんです。ただしクマの目撃などで閉鎖される事もあるようです。地上遊歩道を歩くには250円の料金が必要になります。

結論から書くと、今回私達は地上遊歩道を歩いたんですが、高架木道でも十分に美しい景色を満喫できるなぁと思いました。これだけの美しい景色の中に気軽に飛び込めるんだから、やっぱり知床って凄いです。

 

地上遊歩道を歩く場合はまずこちらで料金を支払います。続いて申し込み用紙に住所・氏名・人数を記入、10分おきに行われるレクチャーを受けて出発です。レクチャー内容はヒグマについてがほとんどで「ヒグマに人間の存在を知らせる」「ヒグマを引き寄せない」「もしヒグマに遭遇したら」といった内容になっていました。これは北海道の山歩き全般でも役立つ情報だと思うので、最初にここでレクチャーを受けてから羅臼岳などを歩かれるのもいいかと思いました。ここで食べ物を持参した人にはジップロックが配られます。これは食べ物の臭いでヒグマを引き寄せないためで、前々回の記事でも書きましたが、ヒグマってほんとうに貪欲で、美味しい臭いをキャッチすると、たとえ大勢の人がいたとしても突進してくるようですよ。

 

ちなみに知床五湖のヒグマ活動期目撃・遭遇回数はこんな具合。今年はより一層活発だったみたいですね。

 

レクチャーを受けると、このような立入認定証が発行され、これを出口で掲示する事で、知事用遊歩道の入口へと進むことができます。

 

地上遊歩道は、ここからスタートです。大ループコース(3㎞)と小ループコース(1.6㎞)がありますが、せっかくなので大ループを歩くことにしました。どのコースを歩いても完全な一方通行で、最終的には「高架木道」に合流します。

この日は天気のいい日曜日だったので大勢の人が地上遊歩道を歩いていましたが、皆さんラフな格好で、羅臼岳下山後にやって来た我家の山ファッションは逆に浮いてました。スラックスに革靴とか、スカートにサンダルとかの人までいるんですもん。でもやっぱりサンダルは危ないよぉ。

 

少しばかり森の中を歩くと湖が登場しました。静かな湖面に雲が写りとても綺麗です。

 

木立の向こうにひっそりと。

 

木立の向こうから赤ずきんちゃんが歩いてきそうな、童話世界のような景色が続きます。

 

こんな神秘的な赤い池もありました。落ち葉から出る成分によって赤く染まっているんでしょうか?

 

散策路は、こんな具合にバッチリ整備されていて歩きやすいです。

 

ここは大きな湖でした。

 

おおっっ、知床連山がズラーーッと並んでますよ。さっきまでいた羅臼岳は一番右側ですね。

 

ここから「高架木道」に合流します。

 

完全な一方通行で、ここを一度中に入ると戻ることはできません。この厳重管理はヒグマ避けと植生保護のためだと思うんですが。この回転ドアを「おじゃましまーーす」って器用に入っちゃった鹿とかクマはこれまで一頭もいなかったのかな?

 

高架木道からは景気がガラっと変わります。地上遊歩道は深い森の中に点在する湖を見て歩くのですが、こちらは見渡す限りの広大な笹原に青々とした一湖を望む爽やかな景色に変わります。この笹原は先人が原野を開拓しようとして、途中で諦めちゃった跡地らしいですよ。気候は厳しいし、へんな大きなクマはぞろぞろ出て来るしで嫌になっちゃったんでしょーか?

 

爽やかな風になびく笹原の向こうに青いオホーツク海が見えました。ずーーっと雨続きだった北海道、私が求めていたのはこういう爽やかさでした。

 

行きかう人々の声で時折聞こえたのが「懐かしいなぁ、何十年ぶりだろう・・」という言葉でした。観光客は団塊世代層が多かったのですが、知床は若いころ修学旅行や放浪の旅なんかで来た思い出の地なんだと思います。「長年、家族のためにお疲れ様」って、知床の風がねぎらっているかもしれません。

知床五湖を散策した後は急いで知床ビジターセンターへ行きクマスプレーを返却。クマスプレーは重さをはかり使用したかしていないかを調べるようです。

 

そしてようやく、温泉で汗流し。ああ、さっぱりした~。

その後はコンビニの駐車場でちゃっちゃと夕食食べて、コインランドリーで洗濯。ウトロのコインランドリーは乾燥のパワーがいまいち弱くて何度も追加運転したもんだから、時間とお金がかかったなー。ようやく寝床に着いたのは夜遅くでした。

今夜は道の駅シリエトクの端っこにひっそりとお邪魔しました。夏休みシーズンだから、この道の駅も車中泊組でなかなかの賑わいです。そして翌朝気が付いたんですが、周りの車中泊組は釣り目当ての人ばっかりでした。

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