2018年8月8日(水)
朝からシトシト小雨降る道の駅よこはまの朝です。チャリダー軍団は、ホール内で仮眠したようですね。こうやって夜間もホール内を開放してもらえるのはすごく助かると思います。
では大間に向けて北上しましょう。以前はこの辺りにコンビニはほとんど無かったような記憶があるんですが、今はほどよい間隔で点在していてとても便利になりました。なんと青森県内ではまだ少ないと思われるミニストップまで。というわけで朝食はミニストップで購入。
朝の目覚めのひとっ風呂は、こちらも久しぶりの石神温泉です。目印になるパンダも健在でした。昭和な雰囲気の館内に流れる聞いた事もないような演歌は、まさに「ザ・青森県」って感じです。
相変わらず熱い濃い湯で、朝風呂にはチトきつかったかな。擦れ違ったキャンピングカーの親子連れは館内をキョロキョロ見回しながら「昔ながらって感じだね」って言ってましたが、果たして彼等にあの熱湯は大丈夫だったでしょーか?
大湯・新湯の誘惑を泣く泣く振り払い下風呂温泉を通過。海はうねり、空はどんより鉛色で、とても真夏とは思えない眺めです。
順調に大間に着いた後は時間に余裕ができたので、久しぶりに大間の温泉に浸かったり、本州最北端へ行ってみたり。
本州最北端、風がヒューヒュー吹いて寒いっっ。
こんな天気だからか観光客の姿は無く、本州最北端には我家の他にバイクの人が2人ほど。
そして海鳥。
フェリーに乗り込む前に、乗船中に食べる昼食をファミリーマートさとうで購入。ファミリーマートといってもコンビニではなく地元密着型のスーパーです。すぐ隣にはコンビニのファミリーマートもあるのがややこしいとこですが。ここはいいですよ、総菜が充実しています。ジャンボチキンカツに心惹かれたんですが、さすがに怖くて手が出せなかった・・。
津軽海峡フェリー
さて大間のフェリー乗り場ですが、看板通りに進んですんなり到着。
乗船かどうかを聞かれ、指定された港内の所定の位置に車を停め待機します。その間にターミナルカウンターで支払いと発券。発券には予約番号と車検証が必要でした。ちなみに今回の12:20発の便は繁忙期だけの臨時便です。
これがお世話になるフェリーです。大間~函館を結ぶ大函丸という船だそうです。やっぱりというか、当たり前だけど大きいです。この日はかなりの台数、車が停まってましたが、これが全部乗れるんだ~とちょっと驚き。本州と北海道間の自走ができないのがツライとこですね。自走ができれば流通面で大きく変わると思います。
地上待機中にスタッフが一台一台チケットの確認に来ました。車に運転手以外の人も乗ってて大丈夫かなぁ?と思いましたが、大丈夫でした。待機している車は、ビジネスや普通の帰省の車もいると思うんですが、やっぱりキャンピングカーや車中泊仕様の車、大量の荷物を積んだバイクが目立ちますね。大きな荷物を積んでフェリーで北海道へ行くという事は、やっぱりある程度の長旅だと思うんで、心なしか皆さん「よぉし、行くぞー」と気分が高揚しているようにも見えます。そして意外と外国の旅行者も多いんですね。
さぁ、いよいよ乗り込みますよ。先頭はバイクの人達、続いて乗用車でした。
フェリー内ではスタッフの指示でかなりキッツキッツに詰めて停車します。扉の出入りも隣にぶつけないよう相当気を遣う狭さで、たぶん一日に何人かはやっちまう人もいそうです。
狭い車の間をそろそろと用心深く歩きながら客室ブースへ。
津軽海峡フェリーは客室がファースト・カジュアル・スタンダードの三階級に分かれていて、私達は当然のようにスタンダードです。ファーストとカジュアルは椅子のようですが、スタンダードはゴロンと横になれるカーペット敷きでした。レディースルームもあって見てみたんですが、狭い印象でしたね~。この他に追加料金でワンコを乗せられる部屋もあるようです。スタンダード組は部屋に入るなり寝てしまう人が多かったです。
船内にはちょっとした売店や自販機、綺麗なトイレも完備です。
やがて、ゆっくりと出航。津軽海峡、雨景色。
おや?
この御方は函館までタダ乗りでしょうか?
出航後は持ち込んだお昼ご飯を食べたり、ネットを繋いでみたり(Wi-Fi飛んでます)、そうこうしているうちにあっけなく函館に到着してしまいました。約1時間40分の船旅でした。
到着前には車に戻り準備をお願いしますと放送が流れます。
さぁ~いよいよ、北海道上陸ですよ!皆、意気揚々と函館の街に飛び出してゆきました。我家はさっそく道を間違えちゃいましたが。
この後2~3日くらいは行く先々で同じフェリーに乗っていた車を何台か見かけたんですが、その後はみんなそれぞれの場所へ行くようで、後はまったく見かける事はなくなりました。