【ここまでの行程】
2018年7月19日埼玉県出発、長野県→新潟県→山形県→秋田県→青森県の日本海沿いを北上し北海道へ。北海道を約1か月巡ったのち再び青森県へ。
山間部をだらだらと数日かけて南下しつつ東北湯巡り。その間もいまいち天気はスッキリせず。三泊した須川高原温泉はまさかの全日雨!「三泊したら一日くらい晴れるっしょ」なんて思っていたら見事に雨・雨・雨。
天気がいまいちスッキリしないまま西日本編スタートです!
2018年9月19日(水)
「日本半周だらだら旅」(←西日本編突入記念に副題をつけてみた)に出発して早2か月目の朝です。湯巡りしつつ東日本を南下し辿り着いたのは長野県塩尻の奈良井宿です。昔の宿場がよく保存されています。・・なんということでしょう、これだけの景観を目の前にしながら、ただ車で通過しただけです。
秋晴れの御嶽山。遠くの山から御嶽山を眺めることは何度かあったけど、こうして近くから見るのは初めてかもしれない。せっかくなんで温泉にも寄ってみました。「御嶽明神温泉やまゆり荘」です。
そして次に向かうのは・・・
日本三名泉・下呂温泉
下呂温泉です!埼玉県からは微妙に距離があって行きにくく、これまで未湯でした。
さすが日本三名泉のひとつ(あえて人が写らないようにしているので画像ではわかりにくいですが)平日なのになかなか賑わってましたよ。「ん?ところで日本三名泉って下呂の他はどこ?」ですが、有馬温泉と草津温泉だそうです。
下呂にちなんでか、カエルモチーフが多いです。
誰?
めちゃめちゃ入ってる。
せっかく下呂温泉に来たんで、どこか温泉に浸かってみようとうろうろ。ところが既に夕方になり旅館では宿泊客を迎え入れ一日で一番多忙と思える時間帯。この時間になると立ち寄りをお断りする旅館が多数になるのは日本全国の温泉宿共通のこと。お宿さんが忙しいのをわかってるんで、立ち寄りを伺うのも気が引けるんですが、滅多に来れないせっかくの下呂温泉、電話で入浴を伺ってみました。
立ち寄ったのは快く受け付けてくれた「下呂温泉いずみ荘」さんです。ありがとうございます。体がほこほこと温まったところで、本日の寝床目指して移動です。
郡上市・道の駅明宝「磨墨の里」で車中泊
2018年9月20日(木)
車中泊でお世話になった郡上市の道の駅明宝「磨墨の里」です。
朝の気温は17℃。寒くなく暑くなくの丁度いい気温です。空はどんよりと厚い雲に覆われています。我家の他に車中泊したのは結局、離れた場所にポツンと停まったトラック一台だけでした。
道の駅明宝「磨墨の里」は山に囲まれすぐ横には綺麗な川が流れ、とてもいい環境でした。トイレも二か所あって、観光バスの駐車スペース前にある方はまだ新しくとても綺麗で液体せっけんもありました。Wi-Fiの環境もとてもよく一切の陰りもなくバンバン使えました。
ひとつ気になるのがスペースが広いがために車の走行跡がクルクルついていたこと。昨夜は来なかったけれど週末なんかは走る兄ちゃんたちが来るのかなぁ?
この道の駅明宝の名前「磨墨の里」ですが、この像のお馬さん、平家物語に登場する伝説の名馬「磨墨」生誕の地に由来しているそうです。
「道の駅 古今伝授の里やまと」の足湯は凄いよ!
朝は温泉に惹かれて「道の駅 古今伝授の里やまと」まで移動。この道の駅は「明宝」とうってかわって、多くの車中泊組で賑わっていましたが、よくよく見るとその多くは鮎釣り目当ての人達でした。おそらく前夜に車中泊して早朝から釣りをするのかも。
なので、こんな鮎釣り仕様の掲示も。
鮎釣りの人を意識した設備や掲示がいろいろありました。
私にはいったい何のことか、さっぱりわからない掲示ですが、鮎釣りマニアさんは普通にわかる内容なのかもしれません。温泉マニアさんの「ここ、アル単だけど芒硝味があって肌に引っ掛かり感あるよね」とか「土類臭が強いけど鉄も相当だね」みたいな感じでしょうか。
8時30分からやっていた産地直売所でメロンを購入しました。
(画像ボケボケです)これ、何らかの理由で半分に切らざるをえなくて急遽安値で売ったって感じですね。あと3日ぐらい追熟すればもっと美味しくなったっぽいですが、まぁまぁ美味しかったですよ。これが朝ご飯です。
肝心の温泉施設は10時からで入る事はできなかったんですが、なんと「道の駅 古今伝授の里やまと」にはしっかりした湯小屋に、こーーんな立派な足湯がありました。
足湯の施設に入った途端、温泉の優しいいい香り。ぬるめの甘塩温泉で、朝から足元ポカポカ。
「道の駅 古今伝授の里やまと」を出るとすぐに雨。ホント、ここ最近は天気が不安定です。
あー、やってる、やってる。ちなみに私の好物はアユと岩魚です。川魚大好き。
郡上八幡の名水「宗祇水」を観光
郡上八幡の有名な名水「宗祇水」を観光しました。駐車場は2時間300円の民間駐車場を利用しました。
この光景、何度かテレビで観たことあります。なんでも全国名水百選の一番最初に登録された名水だそうですよ。その「宗祇水」がいま、数人のおっさん達(三昧も含む)に取り囲まれています。
水面に動きがないんでよくわからなかったんですが、溢れ出しから察すると結構な水量があるようです。見に来ていたおっさんお客さんが飲んでいたので真似して湧出枠からひとくち飲んでみると、特別冷たいわけではないですが雑味のない美味しい水でした。
すぐ目の前の川に降りてみました。この家屋の並びっぷりが、ちょっと塩原温泉の箒川沿いの眺めに似ているな~。途中から雨が降り出し次第に本降りになってきたので逃げるように撤収。
その後は本降りの雨の中、ひたすら移動です。
途中、冷えた体をあたためるために立ち寄った「うすずみ温泉」で昼食。味噌カツ重と、岩名親子丼です。岩魚の上に乗っている黄色いツブツブは岩魚の卵です。
味噌カツは激甘の真っ黒な味噌が上に乗っていました。あまりの甘さに最初はビビりつつも食べてみると意外と美味しい。そして味噌汁は赤い味噌を使っていました。「あぁ赤い味噌圏に来たんだなぁー」と実感。
長いトンネルの途中で滋賀県に突入、琵琶湖に出ました。琵琶湖に限らず我家が「●●湖」に来るとなぜかいつも雨で視界が悪いという・・。なんだか寂しい夏の終わりの琵琶湖でした。せっかくだから未湯だった滋賀県でもどこか温泉に入ろうかと下調べのため道の駅でWi-Fiを拾おうにも通信環境がいまいち悪くて(この時はスマホを持ってなかったので)断念。
そのまま福井県に移動します。相変わらず道の駅でWi-Fi拾えず!岐阜県まではバリバリ拾えて快適だったのに、滋賀県に入った途端、突如通信事情が悪くなるのは一体なんで!?
そして一番衝撃を受けたのは福井に入った途端、周りが関西弁ちっくな喋りになっていた事!いつの間にか西側諸国文化に切り替わっていたようです。もしかすると滋賀あたりですでに変わっていたのかもしれない。アウエィ感たっぷりだっっ。
道の駅 若狭おばまで車中泊
暗くなって辿り着いた「道の駅 若狭おばま」で車中泊です。この時はぜんぜん気が付かなかったんですが、この「道の駅 若狭おばま」は海の近くにあったんですね。平日にもかかわらず車中泊が結構いました。
それでは、おやすみなさい。あー、きょうも疲れたなぁ。
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