穂高温泉 富士尾山荘

富士尾山荘 2023年7月

燕岳からの下山後に7年ぶりに立ち寄りました。以前にも入浴と食事を兼ねて来ていました。到着は10時で先に入浴でさっぱりしてから、11時からの食事営業開始に備えます。

入浴は店の奥に進んで行きます。その途中でスリッパへと履き替える下駄箱上部に温泉分析書が掲示されていました。見ると温泉分析書は以前のままですが、湯使い掲示だけは令和4年に更新されていました。

浴室は以前と特に変化は無いように思えます。8人サイズ、丸型青タイル造りの浴槽で、中房温泉から引き湯された温泉が利用されています。湯船中央部分の石灯籠みたいな箇所から塩ビ&鉄管が伸びていてそれが湯口です。実測53.4℃、数リットルほどの温泉投入がありました。

以前は弱ツルツル感するお湯が静かに湯船縁より溢れ出しの掛け流しでした。それが今では循環併用に変更になっていてカルキ臭も感知しました。半循環へと湯使い変わりしましたが、下山後に入浴するには問題ないですね。
(三昧・2023年7月)


7年ぶりの再訪です。食堂やお風呂は以前と変わった様子はありませんが、湯使いが変わったのかな。浴槽内には(これ以前もあったかなぁ?)と思う金属の穴があり湯を吸い込んでいます。浴槽内に吐き出される湯もあり循環作動していました。浴槽中央部の源泉投入口は以前のままで、熱い無色透明湯を投入。投入量のほぼ同量ぶんの溢れ出しもあります。湯使い的には半循環といったとこでしょうか。湯面からはこれも以前は感じられなかった塩素臭が漂いましたが、昨今のご時世を考えるとこれは仕方ないですね。
(まぐぞー・2023年7月)

▼富士尾山荘 外観

▼浴室入口

▼男性脱衣所

▼入浴は1時間以内

▼脱衣所から見た浴室

▼男性浴室

▼溢れ出し

▼洗い場

▼女性浴室

▼浴後は食堂でもりそばをいただきました

富士尾山荘 2016年7月

安曇野市の穂高温泉に佇む民宿・富士尾山荘です。この近辺は別荘地にでもなっているのでしょうか?個人が移り住んで来てから始めたような洒落た喫茶やカフェなどが多く点在します。富士尾山荘は立ち寄り可能な温泉民宿と、食堂として九割蕎麦がウリの食事が味わえる店舗も営業しています。入浴受付はレジカウンターにて行い料金を支払います。訪れたのは10時半過ぎだったので、11時開店のお店の準備で大忙しの様子でした。ご主人がガラス越しの専用部屋にて蕎麦打ちしているのを目にしました。

その後は廊下を進んでいき岩風呂と掲げられた浴室へ向かいます。8人サイズの浴槽は丸い青タイル張りで造られています。浴槽中央には岩組がされており、そこの一部分から塩ビ管が突き出ていてこれが湯口となっています。湯温計測はしていませんが、手でずっと触っていられない感覚の温度でした。投入湯量はさほど多くなくおよそ5L/min程度でしょう。そう混雑しない限りお湯を楽しめるかと思います。無色透明、弱温泉臭、ツルツルとした浴感があり。洗い場カラン・シャワーも温泉利用かと推測できます。浴槽前面側一部の切り込みより投入湯量程度のオーバーフローあり。掛け流しの湯使いと思います。
(三昧・2016年7月)


周囲は別荘地のような場所で、蕎麦屋が何軒も点在しています。その多くは新し目の観光客が好みそうな店舗ですが、こちらは古くからの地元に根付いた印象を受ける蕎麦店でした。その蕎麦店奥に併設された民宿の風呂を立ち寄りでも利用できます。浴室はやや年季の入った地域の共同湯といった雰囲気もあり、華やかなセンター系が苦手な身としては少しホッとできる所でした。

浴場は男女別に内湯があります。女性浴室には10人弱程の四角い浴槽がひとつあり、中央の湯口より熱めの湯が滔々と流し込まれています。また、浴槽内にも投入口あり。無色透明の湯は浴槽内でやや熱め、心地よい温泉臭がほのかに香り、弱いスベスベ感があります。中房からの引き湯との事ですが、利用者が少ないのか湯の状態は良く、掛け流しと思われる湯使いで気持ちよく湯浴みを楽しむ事ができました。シャワーの出も良いので周辺の山歩きの後の汗流しでもおススメ。浴後は店で蕎麦をいただきました。美味しかったです。
(まぐぞー・2016年7月)

▼富士尾山荘 外観

▼営業時間などの案内

▼中房薬湯温泉の由来

▼男性浴室

▼灯篭の足元が湯口です

▼湯口アップ

▼女性浴室

▼7月は浴後にお蕎麦をいただきました

▼10月は親子丼と・・・

▼かつ丼をいただきました

穂高温泉 富士尾山荘 データ

長野県安曇野市穂高有明2184-104
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0263-83-2058
9時(平日15時)~22時(受付20時30分)
食堂11時~
500円→600円
訪問・2016年7月・2016年10月・2023年7月

穂高温泉 富士尾山荘 温泉分析

※2023年7月訪問時R4年の温泉利用状況掲示あり「加温あり・循環あり・塩素あり」となっていました。分析書は平成24年のものが掲示されていました。

有明厚生温泉源泉と国民宿舎有明荘源泉の混合泉(長嶺貯湯槽における分析)アルカリ性単純温泉 69.3℃ pH=8.6 溶存物質計=469.6mg Li=0.6mg Na=81.8(86.36mv%) K=9.3 Mg=0.1 Ca=4.4 F=7.6 Cl=53.1(34.86) NO3=1.1 SO4=37.2 HPO4=0.1 HCO3=73.7(28.12) CO3=12.1 H2SiO3=183.1 HBO2=5.1 HAsO2=0.1 (H24.8.22) ※2016年訪問時温泉利用状況見当たらず

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