姥の湯旅館は旅館部、自炊部がある温泉宿で源泉を4つも所有しています。今回は硫黄泉のこけし湯、重曹泉の混浴露天風呂に立ち寄り入湯できました。他にも単純温泉、芒哨泉のお風呂がありますが、清掃中だったので入湯出来ませんでした、残念。
「こけしの湯」は硫黄泉の源泉が利用されてます。大人3-4人が浸かればいっぱいいっぱいの石造り浴槽です。たまたま訪問時は湯治のお客さんとご一緒させて頂いた。浴室内は湯気がこもっていて真っ白です。湯は緑白色に混濁、タマゴ臭、タマゴ味、弱苦味、甘味の湯。つるすべの湯。やはりこのの香りはいいな。
続いて混浴の露天風呂です。貸し切り可能かどうかは??です。訪問時は誰もおらずに貸し切りでした。庭園風の露天風呂で石造り浴槽で浴槽内のところどころには岩が置かれています。浴槽縁にはケロリン桶も。湯は無色透明で40℃と温め、新鮮な金気味、甘い味でつるすべの浴感。湯中には赤茶色の湯華の浮遊がありました。
(三昧・2004年1月)
湯巡りチケットを使うと1枚(200円)で湯浴みできるお得なお宿です。そんなワケで早速訪問してみました。午前中、早いうちの訪問だったのですが、日帰り利用可能な三種類の浴室のうち「若亀の湯」(?)が清掃中だったので「こけし湯」と「露天風呂」に入浴。
まずは「こけし湯」へ。こちらは男女別のこじんまりとした浴室で硫黄泉を利用との事。湯は綺麗な緑白色。少し熱めで硫黄臭が漂います。スベスベとした浴感でニガウリ系の薄苦タマゴ味。白い硫黄泉が大好きな人にはたまらないお湯だと思います。
続いて混浴露天風呂へ。こちらはシジミのすまし汁のような湯が岩造りの浴槽に満たされ、こまかな鉄錆色の湯花が漂います。ややトロミのある温めの湯でした。
(まぐぞー・2004年1月)
▼姥の湯外観
▼こけし湯入口
▼こけし湯女性浴室
▼露天風呂入口
▼露天風呂
▼露天風呂湯口
鳴子温泉 姥の湯旅館 データ
宮城県大崎市鳴子温泉字河原湯65
9時~16時
400円
訪問:2004年1月
鳴子温泉 姥の湯旅館 温泉分析
姥の湯 硫黄泉(こけし湯)含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩泉 63.5℃ pH=7.1 溶存物質計=1429.5mg Na=259.7mg Mg=21.8 Ca=66.1 Cl=119.1 HS=2.1 SO4=142.6 HCO3=563.6 CO2=294.7 H2S=1.9
旧姥の湯(混浴露天風呂)ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉 54.2℃ pH=6.2 溶存物質計=1424.4mg Na=227.4mg(66.91mv%) K=19.0 Mg=16.6 Ca=58.6 Mn=1.2 Fe2=1.2 Cl=65.4(11.33) SO4=306.3(39.29) HCO3=488.5(49.32) CO2=219.9