【ホイアン日帰り観光】ダナンから路線バスで


こんにちは。リアルタイムでは現在ベトナム南部のカントーという街にいます。

宿ではフリーでベトナムコーヒーや自家製ヨーグルトなんかもいただけるんですが、バナナも自由に食べることができます。で、このバナナなんですが、青いんですよね。最初「なんで食べられない青いバナナ置いてるんだろう?」って思いましたが、なんとこのバナナ、普通に甘いです。そしてとても美味しいんです。

日本じゃこのクラスの青さだと、とても食べられたもんじゃないですが、ここカントーでは甘いんです。もしかしたら日本に流通しているバナナと種類が違うのかなぁ??

 

さて、話はダナンに戻って、路線バスシリーズの第二段です。

なんかもう「どんだけ路線バス好きなんだよ」って感じですが、本日もダナン市街地から、路線バスに乗って観光に行きます。

 

行き先は、みんな大好き世界遺産のホイアンです!

 

ホイアンといえば、川沿いに中国風の古い町並みが残る風情満点の街で、夜ともなれば無数のランタンが灯り、それはそれはロマンチックらしいのですが、初訪問の今回はダナンからの日帰りで昼間だけ観光をしてきました。

ダナン市街地からのスタート地点は、例によってダナン大聖堂正面近くのバス停がわかりやすくて良いです。前回の記事で紹介した五行山と同じ01番の路線バスに乗って向かいます。まぁ、そういう事です。ホイアンに行く途中に五行山があるわけです。

01番の路線バスは本数も多いし、ホイアンまでは乗り換えなしの終点下車なので、路線バスの旅としては難易度は低いです。るいるいも蛭子さんにブチ切れることなく到着できるでしょう。

ダナン大聖堂前のバス停や、01番バスの画像は前回記事を被るのでそちらをご覧ください。

五行山(ダナン中心部から路線バスで)

 

バスに乗り込むと、さっそく車掌さんが集金にやってきます。ベトナムの他の地域がどうかは知りませんが、このダナンにおいて路線バスは、運転手さんの他に集金や乗客のお世話をしてくれる車掌さんが乗っています。この時の車掌さんは男性でした。

ベトナム人は距離にかかわらず20000ドン払ってましたが、観光客に関しては車掌さんの気分と欲で運賃が決められます。前回の五行山では行きはひとり30000ドンでしたが、帰りは欧米人と一緒になりひとり50000ドン払う流れになってしまいました。

 

さぁて今回はどうかな?

 

車掌さん「どこまで?」

私達「ホイアンまで」

車掌さん(すっごく小さい声で)「ひとり50000ドン」

私達「またまた、ご冗談を」と笑いながら、車掌さんの肩を裏拳ポンポン。

車掌さん苦笑い。

車掌さんの手に30000×2=60000ドンを握らせ、再びポンポン。

車掌さん、手の中を確認しつつ苦笑いしながら「オーケー、オーケー」

闇取引成立。

ダナン大聖堂からホイアンまでは50分くらいだったかな。

 

賑やかなダナン市街地とは違う、素朴な田舎の町を眺めながらのアッという間の50分でした。
※バスターミナルを離れる前に、ダナンへの戻りバス最終時刻を確認しておいてください。

 

さぁ~ここからが、ちょっとキツイですよ。

 

バスターミナルから観光ポイントの風情ある街並みまで、炎天下の乾いた土の舞い上がる埃っぽい道をてくてくと15~20分ほど歩かなきゃならないのです。

日本で山歩きをしていた私達にとっては、こんなの楽勝おおっっ!
と言いたいとこですが、やっぱりキツかったな~。暑いのキライ・・・。

途中ホイアンから引き上げる欧米人バックパッカーカップルとすれ違いましたが、暑さと重さでキツそうでした。

 

途中何軒も連なるテーラーがあり、バイタクやココナッツジュースの勧誘には一切目もくれなかったケチ・・じゃなく倹約家でしっかりもの観光客達も足を止めていましたが、ホイアンでは仕立ても有名なんでしょうか?

 

ようやく「ザ・ホイアン」っぽい、それらしき場所に到着。

先ずは有名な「来遠橋(日本橋)」を目指します。観光ポイントの解説はGooglさんにまかせるとして、この橋の斜め向かいにチケットセンターがあるんですよ。

 

・・・はて?チケットセンターとは?

 

説明しますと、ホイアンの町には見所となる寺院などがあちこちに点在してまして、それらは前もって購入したチケットで見学できるという流れになっています。このチケットは5枚綴りで、一か所見学すると一枚切り取られるというシステムです。

 

さぁ、チケットも購入したし、見学といきましょうか・・と思いましたが、ホイアンの建造物に関してまったく学んで来なかったので、どこを見ていいか、さーーーっぱりわかりません。とりあえず風情ある町並みをウロつきつつ、寺院などがあれば入ってみる事にします。

 

来遠橋(日本橋)のちょっとした見学ブースでさっそくチケット一枚取られちゃいましたが。

 

ちなみに橋を渡るだけならチケットはいりません。

 

橋にいたワンコ。愛嬌あってかわいいです。

 

そして反対側にはおサルさん。大事そうに桃を持ってます。かわいいねー。

この来遠橋(日本橋)、ホイアンでも一二を競う景勝地ですが、残念なことにその下を流れる川がモロにドブ川で、連日の暑さのため底のヘドロからガスが発生し強烈な腐敗臭を放っていました。この辺りの地形がどうなのかわからないけれど、干潟かなにかで泥が積りやすいのかも。

 

「そういえば子供のころは日本にもこんな川がいくつもあったなぁ・・」なんて、そのドブ臭に妙に懐かしさをおぼえてしまった悲しき昭和世代です。

テレ東の池の水を抜く番組で掃除してあげて欲しい。

 

ホイアンの古い町並み見学

さぁいよいよホイアンの古い街並みに点在する寺院などの建造物をいくつか見学です。

 

正直まったく予備知識無しで行ったんで、いまいち面白みに欠けるというか・・

 

ちゃんと寺院の歴史なんかを学べば楽しかったかも。

 

でも、異国情緒には浸ることができました。

 

古い町並みは、そのほとんどが土産物店や飲食店で、ちょっと興ざめかなぁ。

 

市場もありました。

 

 

昼食は市場で。

 

数十台クラスのすっごいシクロの列。画像ではそう見えませんが、すっごい列です。乗っていたのは韓国の団体さんでした。

 

初めてのホイアンは、勉強不足もあっていまいち心に響かなかったなぁー。こういう点ではやっぱり日本語ガイド付きが強いですね。

 

たぶん夜に来れば印象が違ったかも?

 

帰りのバスは、往路で降りたバスターミナルから01番の始発に乗るだけです。

帰りは特にやり取りするすることもなく、言い値が30000ドンでした。車掌さんの人柄によって随分対応が違うんだなぁと思いました。しかもこの車掌さん(男性)、お客さんにとても優しい気遣いのある方でした。

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