北アルプス夏の風物詩・駐車場争奪戦【三股登山口・夏の陣】


(↑明るい時間帯に撮った三股第1駐車場)

天気が良すぎて激暑だった6月第4週の週末は、以前から一度行ってみたかった蝶ヶ岳にテント泊で行ってみました。槍穂の展望所と誉れ高い大人気のテント場を一度利用してみたかったのと、今年初の雷鳥さんとの出会いを期待して行ってみました。

天気の良い北アルプスといえば、決して避けては通れないアノ事案。

駐車場争奪戦。

訪問時は、常念岳~蝶ヶ岳の周回ルート玄関口として人気を二分していた「一の沢登山口」への林道が、路肩崩落のため一般車両通行止め(許可車両と徒歩はOK)、さらに燕岳の玄関口中房温泉へも路肩崩落のため一般車両通行止め(許可車両と徒歩はOK)…とくれば、常念山脈系ハイカーさんが三股登山口目指して大殺到に違いない。ただでさえ混雑しそうなのに。怖い。怖すぎる。仕事を終えた金曜日の夕方、急いで準備して長野県の安曇野へ向かいました。

登山口駐車場争奪戦に勝つ唯一の方法、それは他の人より早く着く。これしかない。

 

三股登山口駐車場

三股登山口には三つの無料駐車場が用意されていました。

[三股第1駐車場]約80台/登山口まで徒歩約15分/トイレあり→Googleマップ
[三股第2駐車場]約100台/登山口まで徒歩約30分/トイレなし→Googleマップ
[まゆみ池駐車場]約20台/登山口まで徒歩約45分/まゆみ池にトイレあり→Googleマップ

これはなんとしても第1駐車場をキープしたい!

 

現地到着は金曜日22時30分頃。

安曇野市には「北アルプス登山者駐車場情報」という便利なサイトがあって、ほぼリアルタイムで駐車場の埋まり具合を知ることができます。22時時点で第1駐車場に「空車」の印。(なんだ、ビビるほどじゃなかったな)と第1駐車場に向かうと、あれれ?超絶満車だよ!

 

(北アルプス登山者駐車場情報)

あとで薄っすら気づいたんですが、このサイトの「空車」「満車」のサインは、それぞれの駐車場の状況ではなく、三つの駐車場を合わせた総合サインだったらしい。ようは「第1」が満車でも「まゆみ池」が空いていれば全部「空車」になるっぽい。…なんだ…そうだったんだ…。

気を取り直して第2駐車場へ向かうと、一見すると満車に見えたものの、奥に一段低い広いスペースがあって、そちらはガラガラでした。

ただこの第2駐車場、トイレが無いんですよ。トイレのために第1駐車場まで、真っ暗な道をてくてく歩いて往復しなきゃならないという。これが結構ツラかった。


(第1駐車場のトイレ)

 
無事に駐車場を確保できたので、数時間仮眠して登山口へ向かいます。(その後も続々と車がやってきたり早出の人もいて全然寝れ~ず)


(↑明るい時間帯に撮った第2駐車場)
 

[こちらもどうぞ]
2025年から実証運行が始まった登山者向けのバス情報
三股登山口行きの路線バス(三俣線)を運行します(安曇野市)

 

タイトルとURLをコピーしました