四十八滝温泉 大館市立老人福祉センター(閉館)

四十八滝温泉大館市立老人福祉センターは2024年3月31日をもって閉館しました。
大館市の公式ページに「施設の老朽化等により」との閉館理由が記載されていました。

四十八滝温泉 大館市立老人福祉センター 2007年1月

以前に立寄りしていましたが、再確認のため昼間に訪問。夜間訪問時に感じた、怪しげなパープル色の四十八滝看板はそのまま健在でした。

廊下を進み突き当りが浴室。冬期間のため湯気がモウモウ状態の浴室。縦長の変形タイル浴槽は5-6人サイズの広さがある。岩組湯口上部より源泉を落とし込み、そして浴槽縁より溢れ出しての掛け流し。飲泉コップも置いてあり飲用可能のようです。

無色透明、やさしい感じの含食塩石膏泉がたっぷりと浴槽より溢れている。香りがよく石膏臭に薬臭がたっぷり。キシキシ浴感で44-45℃と熱めの設定でした。

以前訪問時の印象よりも溢れ出し量が多くも見えるが、管理人さん言うには特に変わりは無し、との事です。コンディションがいい良質湯をベストの状態で楽しめて満足。
(三昧・2007年1月)


大館市の公式ページでは四十八滝温泉と名乗っていますが、雪沢温泉を引く4軒の施設のうちの一軒(内一軒は保養所のため以前伺った際は立ち寄り不可でした)。どうやら近くには四十八滝という名所があるらしいですね。見た事ないけど。

03年にも目の前を通ったけれど、その時は看板も見落とし、てっきりもう営業は止めてしまったのかと思っていた。そして04年、闇夜に皓々と浮かび上がる紫色の看板のおかげで見落とす事はなかった。この看板、町の裏路地にある場末のスナックみたいで実に怪しい。建物はいかにも「市営施設です」といった佇まい。ここは入浴の他に、レクリエーションの場としても活用されているようです。

浴室は廊下の一番奥にあります。男女別のタイル浴室、そして10人弱位入られそうな広々としたタイル浴槽がひとつ。風情うんぬんというより、御老人の為の機能重視といった造り。湯口より流し込まれる湯は適温の無色透明。なかなかの投入量があり、常に浴槽からサラサラと溢れ出ています。ほんのりと石膏の甘い臭いが立ち上るキシキシ湯で、口に含むと石膏風味。肌の当たりが良く、毎日浸かりたいタイプの湯です。2年半振りの再訪でしたが、以前よりも投入量が増えたような気も・・。気のせいかな?
(まぐぞー・2007年1月)

▼夜は怪しい印象の看板も昼間は普通です

四十八滝温泉 大館市立老人福祉センター 2004年7月

大館と小坂を結ぶ県道2号沿いにある大館市立老人福祉センターです。訪問時は夜間でしたが施設の照明がほとんど点灯していなかったので分かりずらかった。ただ「四十八滝」と紫色のちょっと怪しい案内看板があるのみ。玄関を入ってみたところ営業中で入立寄り入湯Okでホッと安心。現在、施設としては立寄り入湯&休憩のみの営業との事であった。以前は宿泊も受け入れていたそう。

男女別のタイル内湯があり、2×5mの広さで10人はいけるかな?湯は無色透明、ほぼ無味無臭で特に特徴は無い。43-44℃とちょい熱めの湯。最奥の岩組み湯口から浴槽へ源泉が注がれる。飲泉も可能のようでコップが置いてあった。温まる湯でした。
(三昧・2004年7月)

▼浴室入り口

▼男性浴室

四十八滝温泉 大館市立老人福祉センター データ

秋田県大館市雪沢字大滝66
6時~20時
第2・4月曜日・12月31日・1月1日休み
230円
訪問:2004年7月・2007年1月

雪沢温泉 カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉 49.5℃ pH=7.9 成分総計=2307.6mg ※全ての項目で該当なし

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