鳴子温泉 東多賀の湯(リニュアル前)

東多賀の湯は訪問後に浴室を全面リニュアルしています。このページの感想は旧浴室のものになります。

東多賀の湯は鳴子のR347沿いにある旅館です。外観はお宿というより集合住宅のような?造りに見えます。受付で料金支払い後、廊下突き当たりの男女別浴室へ。

男湯には木造り4~5人程の正方形浴槽がひとつあります。床は簀の子状で浴槽には木筒より無色透明の硫黄泉が投入されてます。浴槽ではきれいに白濁りで硫黄臭がプンプンです。冬の寒い時期に浸かりましたがポカポカとよく温まりました。
(三昧・2003年3月)


外観は小規模観光旅館といった佇まいの東多賀の湯です。館内には男女別に内湯がひとつづつあります。

浴室には比較的こじんまりした木造浴槽がひとつあり、白濁したお湯がたっぷり満たされ静かに掛け流されていました。そっと浸かると湯面からは芋を食べ過ぎた後の「オナラ」のような臭いがプンプン。ガス対策のため浴槽の壁には換気の丸い穴が並んでいるのですが、私はてっきりそれが湯口だと思って中を覗くと外が見えたのでビックリでした。

鳴子の湯巡りでは「他所の温泉地と比べると湯浴み客が少ないな」という印象を受けていたのですが、東多賀の湯だけは別でした。短時間の滞在中も宿泊のお客さんはもちろん、日帰りの人も次々と浴室にやってきて東多賀の湯の人気度が伺えました。

入浴後、私の衣類が強烈に硫黄臭くなったのも良いお土産です。
(三昧・2003年3月)

▼東多賀の湯外観(たくさんの花が印象的)

▼男性浴室(湯口下の三ツ穴が換気口)

鳴子温泉 東多賀の湯 データ

宮城県大崎市鳴子温泉字新屋敷160
0229-83-3133
10時30分~14時30分
500円→800円
訪問:2003年3月

鳴子温泉 東多賀の湯 温泉分析

含硫黄-ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉 45.0℃ pH=5.4 溶存物質計=1215.8mg Na=201.8mg(58.73mv%) Ca=72.0(24.61) SO4=475.4(71.02) HCO3=146.8(17.29) HS=31.2 H2S=1.1

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