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羽黒山 出羽三山神社の石段詣

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※このページの各情報は2022年5月のものです。訪問前は最新情報をご確認ください。

数年ぶりに山形県羽黒山の出羽三山神社(Googleマップ)を参拝しました。

出羽三山神社の「三神合祭殿」は羽黒山頂にあって、有料道路を通ればすぐ近くまでバスや車で行くことができます。この山頂部まで車で乗り付けるのとは別に、羽黒山の麓から2446段の石段を歩く参拝があります。

 

ところが現代では山頂部まで楽々アクセスできるので石段を下から上まで通しで歩く人は少ないみたい。実際に私達もこれまで何度か三神合祭殿を参拝してますが、そのほとんどが車利用でした。

 


↑前回2009年御縁年の様子

その「石段を歩いて参拝しよう」を前面に押し出したイベントが、12年に一度巡って来る御縁年を記念して2021年に始まりました。その名も「石段詣」です!
 
これは初穂料1000円で注連を体に掛けて石段を歩き、麓の「随神門授与所(Googleマップ)」と山頂の「参集殿(Googleマップ)」間を踏破しよう!という企画です。さらに踏破した人の中から抽選でなんらかのプレゼントがもらえるらしいですよ。

 


↑前回2009年御縁年の様子

このイベントはてっきり御縁年の2021年のみかと思っていたら、2022年も引き続き開催!今回はこの「石段詣」に挑戦してみることにしました!ちなみに石段詣のイベントに参加しなくても、石段を歩いての参拝は自由にできます。
 

出羽三山神社「石段詣」の踏破認定ルール

「石段詣」は下からスタートでも上からスタートでも順番はどちらでもOK、片道だけでもOK、ようは麓の「随神門授与所」と山頂の「参集殿」でスタートとゴールの手続きすれば踏破認定になるという、わりと緩めな設定です。

たとえば・・・

鶴岡駅からバスで羽黒山頂まで行き三神合祭殿を参拝→参集殿で石段詣のスタートの手続き→石段を下って随神門授与所でゴールの手続き→バスで鶴岡駅に戻るという一筆書きコースでもOKなわけです。

または・・・

麓の「いでは文化記念館」の駐車場に車を停めて→随神門授与所でスタートの手続き→石段を歩いて山頂の参集殿でゴールの手続き→三神合祭殿を参拝→バスで「いでは文化記念館」まで戻る、なんてこともできます。

庄内交通時刻表(公式サイト)

実際に歩いてみると、老若関係なしにご高齢の方から小さいお子さんまでみんな気軽に楽しそうに挑戦してました。
 

「いでは文化記念館」で長靴や金剛杖がレンタルできます
羽黒町観光協会・いでは文化記念館」のサイトによると、装備不足などで石段での滑落や転倒も増えているようです。実際に以前雨の石段を往復した時は特に下りで滑りやすい印象でした。「いでは文化記念館」ではスニーカーや長靴を無料で、金剛杖を1本100円でレンタルできます。有料のコインロッカーもあります。
 

 

出羽三山神社「石段詣」実際に私達が歩いたルート

私達は下から石段を上り、帰りは古道と呼ばれる山道を歩いて戻ることにしました。この古道は樹木が茂る緑豊かで気持ちのいい山道なのですが、なにしろほとんど人が通らないので女性の単独はちょっとおすすめできないかなぁ。

古道利用の場合は道迷い防止のためYAMAP(公式サイト)などで地図をダウロードされることをおすすめします。古道はトレッキングシューズを履いてもいいくらいの登山道でした。

 

実際にかかった所要時間

下から上る場合のスタート地点「随神門」から山頂部までの所要時間は、出羽三山神社の公式サイトに1時間~1時間半程度とありました。私達が実際に歩いてみても随神門から三神合祭殿まで石段を歩いて1時間ほど、山頂から古道(途中で石段と合流)を歩いて随神門まで1時間ほどかかりました。

 

訪問前に参考にした「つるおか観光ナビサイト>石段詣」のページでは石段や古道などのイラストマップ「羽黒山境内図」がダウンロードできます。あくまでもイラストマップなので石段だけを歩いたりイメージ作りにはいいですが、もし古道を歩く場合にはしっかりとした山地図利用をおすすめします。
 

羽黒山無料駐車場

下(麓)からスタートの場合
47号線から羽黒山方面に入ると通りの右手に最初の駐車スペースがあります。そこに停めてもいいですが、更に進んで右手にカーブすると「いでは文化記念館(Googleマップ)」の駐車場、道路を挟んだ向かいにも駐車場があります。スタート地点の「随神門」は「いでは文化記念館」か向かいの「出羽三山神社駐車場(Googleマップ)」が一番近いと思います。駐車スペースは多く用意されている印象で、今回は一年でも観光客のピークと思われるゴールデンウィークど真ん中でしたが停めることができました。

上(山頂)からスタートの場合
有料道路の終点が駐車場になっています。第1・第2駐車場(Googleマップ)、さらに少し離れた場所に230台停められる第3駐車場(Googleマップ)もあるので、よほどのことが無い限り駐車できないなんてことはないかなー。
 

出羽三山神社「石段詣」の参考になるサイト

出羽三山神社

羽黒町観光協会>いでは文化記念館(長靴などのレンタルについても)

つるおか観光ナビサイト>石段詣(石段詣を詳しく・羽黒山境内図のダウンロード)

庄内交通時刻表

YAMAP(古道の山地図ダウンロード)

 

出羽三山神社「石段詣」に挑戦

それでは出羽三山神社「石段詣」に参りましょう~。私達は麓の随神門をスタートして、帰りは古道を通り随神門まで戻って来るコースにしました。

 

先ずは麓のスタート地点「随神門」の近くにある随神門授与所で参加受付をします。初穂料1000円で手作り感のある注連と記念品の「繭たすき」をいただきました。

 

「繭たすき」は一年に三回行われる大きな祭りでお供えされた「羽二重」という絹で、これを注連に結ぶんだそうです。

 

さらに何か願い事がある場合はひとつにつき200円で(いくつでも可)、願紐を注連に結びます。せっかくなので私達は健康運の緑を結んでみることにしました。

そしてQRコードで受付をするとスタートです。受付をすると時間の計測がはじまり、山頂で再びQRコードを読み込みゴールの手続きをすると所要時間や何人目の踏破者か、さらにミニプレゼントの当選結果もその場でわかります。スマホを持たない人には何か小さなカードが渡されていました。

 

それでは「石段詣」スタートです!「随神門」をくぐるといったん下におりて行きます。復路ではこの階段が最後の最後に登り返しでとにかくキツイんです。

 

ここはいつ来ても清涼感ある空気に満たされています。

 

マイナスイオン効果かな。

 

羽黒山五重塔。ゴールデンウィーク真っただ中で人が写らないようにするのは至難の業です。というかほぼ不可能。

 

五重塔は2023年から大々的に改修工事に入るらしいので、写真撮りたい人は今年のうちに。

 

五重塔を過ぎるといよいよ石段詣が本格スタートです。画像では極力人が写らないようにしてるんでわかりにくいですが、天気のいい休日だからかかなりの賑わいで数十人とすれ違ったかな?

石段の途中には名物の力餅がイチオシの「休み処」とか、縁結びで人気の「埴山姫神社」とか観光スポットも点在してるんですが、とにかくまぁどこも溢れんばかりの人・人・人で逃げるように素早く通り過ぎました。

 

石段はなかなかの急登でキツイです。しかもマスクしながらだから、よりキツく感じます。気温は高くないのに汗もだらだら。これが真夏だとどうなっちゃうんだろう?
 

羽黒山石段の彫り絵探し

羽黒山の石段にはお楽しみがあります。石段には33個の絵が彫られてるらしいのです。9年前に探しながら石段を歩いた時は5~6個見つけました。

 

今回はボケーっと歩いて3個見つけました。このトックリとおちょこが一番見つけやすい。

 

これは前回見つけた蓮の花。

 

これは今回(2022年)の瓢箪。

 

そしてその瓢箪の9年前。雨でぬれると陰影がクッキリするのか、それとも9年という歳月で彫り物そのものが薄れてきている??

 

ようやく山頂部に到着しました!石段をのぼりきるといきなり三神合祭殿です。車で山頂部に何度か来ている人なら「あっ、ここに出るんだ」と、ちょっとビックリするかも。

 

御神体の鏡池越しに三神合祭殿。まだ雪がたっぷり残ってます。

 

境内のあちこちにショウジョウバカマが咲いていました。

 

三本足の八咫烏くん。

 

冬は冬眠中でした。

 

そして三神合祭殿横の「参集殿」で石段詣ゴールの手続きをします。

 

QRコードを読み込んで手続きをすると・・・じゃーん、かかった時間と何人目の踏破者か表示されました!ミニプレゼントは見事にハズレました!このプレゼントは当たる確率がかなり低いらしいです。

 

せっかく出羽三山神社に来ので急遽「御祈祷」を受けることにしました。初穂料は5000円からです。さすがゴールデンウィーク、御祈祷を受ける人もたくさんいました。

 

帰りはそのまま石段を戻るのではなく古道を歩いてみました。古道は樹木の茂る山道でほとんど通る人はいないようでした。

 

石段では何十人もすれ違ったのに、古道では3人とすれ違っただけでした。逆にこの古道ですれ違った人ってなかなかのマニアさんかも。

 

足元は泥でグチャグチャの個所もあってトレッキングシューズを履いてくればよかったなぁ、とちょっと後悔。

 

途中から石段に合流します。

 

上から石段を見下ろすとなかなかの高度感。この急な石段を上ったのかぁ・・・どうりでキツかったわけだ。

 

そしてラスボス「随神門」手前の石段。ここが何気に一番キツかった。

体に掛けて歩いた注連は、本来は秡川の橋を渡る前に外して「注連かけ桜」に掛けるらしいですが、持って帰ってもいいそうです。この注連は山行での魔よけになるらしいから、今度どこかの山に行くときに掛けてみようかな?

▼年末年始の年越し神事「松例祭」の様子はこちらをどうぞ

【松例祭】出羽三山(羽黒山)の年越し神事

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