8月18日(土)
朝起きると相変わらず冷たい雨が降っていましたが、天気予報を見ると午後にかけてようやく天気は回復するようです。昨日は車中泊組、ライダーなどの緊急避難所と化していた川湯パークなので、普通の観光客のようにのんびりする人は少なく、登山の前泊組は勿論そのほの皆さんも朝も早よから続々と出発して行きました。ケチな我家は「せっかく宿泊したんだから」と、ギリギリまで居座りましたが。
チェックアウトの時ご主人から、大雪山系の山で初雪が降った事を知らされました。「お盆に初雪なんて聞いたことないよ」なんて呆れ顔でしたが。このお盆時期一連の雨と寒さは、北海道の人も呆れる異常気象だったようですね。
お世話になった川湯温泉から車で寄れる距離に「神の子池」という、まだあまり観光客には知られていないそれはそれは綺麗な池があるというので寄ってみることにしました。
いよいよ神の子池に近づくと、山の中の穴だらけダートを進むにもかかわらず来るわ来るわ「道外ナンバー」および「わ」「れ」のレンタカー組が続々と。
なんだ、もう思いっきり知られてるじゃないか~!
と、突っ込みつつ歩き始めます。
神の子池は、こぢんまりとしていて15分もあれば一周完了できるかな。
その神の子池は、澄んだ水に紺色の絵具をほんの少し垂らしたような神秘的な美しさがありました。
生憎の小雨だったんですが、
晴れて太陽の光が当たればより一層水の青が映えると思います。
先日行った青い池は関東でも四万や六合で見られるタイプだったので、あまり珍しい印象は受けなかったのですが、この神の子池のように青く澄んだ池はあまりお目にかかれません。
なにやら大きな魚と小さい魚がたくさん住んでいて、それがまたより一層の神秘を感じました。案内板によるとオショロコマってことですが、この大小はあきらかに種類が違うような・・・。
大きいのと
小さいの、いったいどちらがオショロコマ???
神の子池の後は海沿いの斜里へ抜け、知床方面へ移動します。
途中、こんな看板が。ここは温泉マニアにも評判が良いので立ち寄ってみることに。到着すると若旦那らしき若い男性が対応してくれたので「温泉マニアの宿なんですか?」と聞くと、
「はぁ・・」
と軽くスルーされてしまいました。
館内には男女別内湯と貸し切り風呂があります。今回はちょっと奮発して貸し切りを利用しました。熱めのニュルツルで気持ちのいいモール泉でした。
さぁ、いよいよ知床突入だ~~っっ。