柏原新道~冷池山荘(暑いぞ!真夏の登山道)

2023年8月のお盆休みは北アルプスの爺ヶ岳と鹿島槍ヶ岳をテント泊で行ってきました。行程は柏原新道登山口→冷池山荘テント場(泊)→鹿島槍ヶ岳→爺が岳→種池山荘テント場(泊)→柏原新道登山口の2泊3日です。

 

2023年8月11日

前日の23時頃に登山口のある扇沢に到着、車の中で少しだけ仮眠した後準備を整えて出発!

前夜に乗り込んだ柏原新道登山口周辺駐車場の様子はこちら

 

4:49柏原新道登山口です。今日はここから冷池山荘のテント場を目指します。去年の9月も同じコースを予定しつつ、台風の影響で鹿島槍まで行けず。今年こそはなんとしても鹿島槍ヶ岳に行きたい!画像左の小さな建物は、去年の9月は登山相談所としてオープンしてました。今日はまだ開いてません。まだ早い時間だからこれから開くのかな?それとも登山相談所もお盆休みかな??

 

柏原新道はとても丁寧に整備されていて歩きやすい登山道です。

 

種池山荘二代目オーナー柏原正泰氏が切り開いたというこの道は、去年歩いた時は扇沢から種池山荘まで誘う長ーーい玄関アプローチみたいだと思いました。

柏原新道の様子は去年9月の記事もドウゾ

 

登山道にはポツポツと花もあって、楽しませてもらえました。

 

種池山荘オーナー柏原氏の手書きじゃないかと勝手に想像している名物的存在の「黄色い看板」。道中の要所要所に掲示され、危険個所などのアドバイスが書かれています。

 

去年は台風の置き土産でガスで真っ白けっけでしたが今年は青空広がる大晴天で、周囲の山々もクッキリ。「やったー!最高の登山日和だぁ!」と最初はウキウキだったんですが・・・

 

蒸し暑い。とにかく蒸し暑い!

 

こんなに晴れているのに、登山道の草花もやけに湿り気を帯びていて、この湿度はどこから湧いて来るんだ?と思うほど強烈に蒸し暑いです。9月も「暑いなぁ」と思ったけれど、比べ物にならないくらいお盆は暑いです。登り始めて早々から汗ダラダラ。特にバックパック背負ってる背面の汗が凄まじいです。

 

蒸し暑さに体力がどんどん奪われて早くもバテバテ。登山道上には同じように蒸し暑さに苦戦して大汗かきながら休憩するハイカーさんの姿が点々とありました。

 

登山道に咲く花たちを見てどうにか気分を紛らわせます。

 

登山道にはあちこちに木苺が実っていました。(美味しそう・・・)

 

鉄砲坂。ここまでくれば種池山荘まであと少し!まだゴールじゃないけど「とりあえず種池山荘までガンバレー」と自分に言い聞かせる。ちなみにこの日バテバテになったのは私だけで、三昧の方は涼しい顔で体力も有り余っている様子だった。

 

鉄砲坂の樹林帯を抜けると、目の前に種池山荘が見えます。空は雲一つない大晴天!あっちぃぃぃぃーーー!樹林帯の蒸し暑さとは種類の違う凶暴な暑さに襲われます。

 

さぁ、ご覧。この太陽を!

 

8:51ようやく種池山荘到着。途中何度も休憩したから時間かかってしまいました。

大汗かきつつやっとたどり着いた種池山荘はビックリするくらいの大混雑!ただでさえ広くない小屋前のベンチスペースは電車で言うと乗車率150パーセントくらいの混雑っぷりで、みんな北アルプスで気分が高揚してるのか大声で喋りまくって、週末の居酒屋並みの騒々しさでした。

 

↑あまりに人が多すぎて小屋前の写真は躊躇して撮れず。かわりに鐘の写真を一枚。とりあえず水分と糖分の補給を兼ねてコーラを一本お買い上げ。かろうじて空いたベンチに座って人混みの中でひとやすみしました。

 

9:18再び出発。種池山荘から爺ヶ岳方面へちょっとだけ歩くと斜面一面チングルマの果穂畑です。

 

これだけの果穂があるということは、花の時期は凄い規模のチングルマのお花畑が見られそう。

 

今度は花の時期に来てみたいなぁ。

 

ちいさいリンドウもかわいらしい花を咲かせていました。

 

登山道からは針の木岳がドーン。

 

少し登れば立山の山々や鹿島槍ヶ岳がバーンと迫って何度も足を止めて見入ってしまう。ここからの景色、本当に好きだなぁー。

登山道には爺ヶ岳南峰に向かうハイカーさんが続々とやってきます。私達と同じ冷池山荘を目指すのか、テント泊装備の人も結構います。夏の北アルプスの人気コースは、駐車場争奪戦から始まり、休憩場所の争奪戦、テント場争奪戦とまったく気が抜けないなぁ。

 

ズドンとそびえる鹿島槍ヶ岳の裾に、今日泊まる冷池山荘のテント場が見えます。(・・あそこまで歩くのかぁ・・・がんばろっと)

 

ジメジメ蒸し暑さの柏原新道の樹林帯を抜けて種池山荘から先は、こんなに開放的で爽やかな稜線歩きが待ってるよ!サイコー!・・・と最初は思ってたんですが、一見フラットに見えた稜線が、実際に歩いてみると何気にアップダウンが繰り返されて地味にツライ。

 

さらにキツイのが逃げ場のないこの暑さ。樹林帯の高温多湿ジメジメ蒸し風呂とはまったく違う、焼け付く凶暴的なこの暑さ!ひとつのコースで趣の違う暑さを二種類も体験できてしまうという・・・。

 

そうこうしているうちに、気がつけばあれほどいたハイカーさんがほとんどいません。爺ヶ岳南峰を過ぎるとガクッとハイカーさんが減り、中峰を過ぎるとさらに減り、小鳥のさえずりが響く静かな登山道になっていました。その静かな登山道脇のハイマツ帯では猿の群れが食事中。

 

道端にはトウヤクリンドウが咲いていました。

 

冷池山荘が近づいているような、いないような。

 

あのガスが登山道まで来てくれたら少しは涼しくなるのに。

 

11:33冷乗越です。ここで赤岩尾根の登山道が合流するんですが、ハイカーさん達が「赤岩尾根に熊が出た」と騒いでいました。まぁ、一応山の中なので熊がいても不思議じゃない。

 

そして最後の樹林帯をひと上りすると・・・

 

11:51やーーーっと冷池山荘に到着!暑かった・・・。とにかく暑かった・・・。

 

到着した冷池山荘の日陰部分はほんのり涼しくて、ちょっとだけ癒されました。冷池山荘は種池山荘ほどの混雑ないのがいいです。(いま思い出してもあの混雑は凄かった)

次回は冷池山荘とテント場の様子です。
 

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