【月山】卯歳御縁年2023・1 (広々快適な姥沢駐車場)

※2023年度の月山神社本宮は9月4日をもって閉山しました。

2023年8月26日

今年は山形県出羽三山のひとつ月山の12年に一度巡って来る「卯歳御縁年」です。御縁年とは人と同じく山にも縁のある干支があって、その年に登拝すればいつもより多くのご利益(月山は12年分のご利益)が得られるという、ありがたーーい年なのです。

例えば富士山の御縁年は猿(庚申)、出羽三山全体の御縁年は丑・・・という具合。

 

前回月山を登ったのは12年前の卯歳御縁年。あれから12年、ご利益更新のため月山登拝に出かけてきました。
 

月山・姥沢駐車場(月山スキー場駐車場)

月山を登るにはいくつか登山口があって、どのコースも魅力的なんですが、今回は月山志津温泉の奥にある姥沢登山口から登ってみることにしました。

月山は人気のある百名山なので「駐車場が混みそう」と思い、夜明け前から乗り込んでみることにしました。

起点として目指すのは月山スキー場近くの「姥沢駐車場」です。真っ暗な山道をクネクネと姥沢駐車場目指して進みます。

姥沢駐車場をGoogleマップで見る
 

姥沢駐車場到着。

 

どうやらここで「月山環境整備運営協力金」を払うみたいですが、まだ誰もいません。

 

ちょっとだけ明るくなった時の姥沢駐車場の様子です。

 

登山口やトイレに近いスペースに数台固まって駐車されている以外は、広ーーい駐車場にポツン、ポツンと車が停まっているだけ。シーズン中の北アルプスや南アルプスの狂気じみた駐車場争奪戦とは無縁の、このゆったりとした空気。これですよ、これ、これが東北のいいところですよ。

月山スキー場の「姥沢駐車場」はメインの大スペースと、一段上に樹木に隠れるような小スペースがあって、前夜から乗り込んで仮眠するんだったらこの小スペースや、駐車場の端の方(月山志津温泉寄り)が静かで良さそうですが、そこだとトイレが遠くなるのが難点かなぁ。まぁトイレの時は車で近くまで移動すれば済むことか。

Googleアースで見ると駐車場の全体図がよくわかると思います

 

昼間の姥沢駐車場の様子。画像に写っているのは一部で、この右側の見えていない部分に広ーい駐車スペースがドーンとあります。

 

とてもキレイな姥沢駐車場のトイレ

姥沢駐車場にあるトイレです。外観はやや鄙び系ですが、内部はわりと最近リニュアルしたのかめちゃめちゃキレイで清潔でした。ウッディな内装に洗浄洋式トイレ、手洗い用ハンドソープもあり。外観とのギャップに軽くビックリ。

 

姥沢駐車場周辺の自販機

駐車場の周囲は山だらけで夜にやってる店なんて当然のように無いんですが、リフト乗り場方面へと少し歩いた「月山リゾートイン」に自販機がありました。

 

値段は町の自販機に比べるとやや高め。リフト上駅前にある姥ヶ岳休憩所の自販機と同じ値段でした。

 

月山環境整備運営協力金

姥沢駐車場に駐車の際は1日1000円の「月山環境整備運営協力金」を求められます。出入り口の小屋に管理のおじさん2人組がいて集金するんですが、早朝過ぎるといないので支払わずに山行に出発すると・・・

 

車にこういう紙が置かれているので、帰りに支払いました。

 

「月山環境整備運営協力金」を支払うとこの紙を渡されます。山行前に支払った場合は車のフロントガラスの内側など目立つ場所に置くようです。

 

裏面には協力金の主な使用用途が記されていました。なるほど、この駐車場は借地料がかかってるのかぁ。あの綺麗なトイレもこの協力金が活用されているのかと思えば、まったく惜しくない。

 

出発時はガラガラでしたが、下山時の駐車場はこんな感じにまぁまぁ埋まってました。写した角度的に混んでいるように見えますが、それでも四分の一は空いてたかなぁ。

次回は月山卯歳御縁年登拝本編です

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