谷川岳の山開き

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「谷川岳の日」と「谷川岳山開き」が重なった2023年

7月2日は「谷川岳の日」初めて近代登山として新潟側から入山した記念の日なんだそうです。そして毎年行われる谷川岳の山開きが第一日曜日。そのふたつの記念の日が2023年は丁度重なるおめでたい年!というワケで2023年の谷川岳山開きに出かけてみました。

現地に到着したのは3時30分頃です。土合駅から谷川岳へ続く道には点々と松明が灯され、早朝3時10分に土合駅に到着する「特急山開き号」に乗って来たと思われるハイカーさん達が続々と谷川岳方面へ歩いていました。

 

イベント会場はアカショウビン鳴く谷川岳インフォメーションセンター駐車場

イベントのメイン会場は谷川岳インフォメーションセンター駐車場です。駐車スペースは広く、朝3時30分頃の到着でもまだ停められる場所はチラホラありました。

それにしても早朝からこの賑わいっぷり。みんな「いまから谷川岳登るぞ!」でテンション高め、妙な熱気に包まれていました。

 

特設テントでは、手ぬぐい・パンフレット・記念バッチの配布、豚汁のお振舞も行われていました。

 

そしていよいよ神事の行われるという直前、森の中からアカショウビンの「ひゅるるるるるるーー」という澄んだ鳴き声が何度も響いていました。(そっか・・・谷川岳にもアカショウビン来るんだ・・・)と、ちょっと感動した瞬間です。開山式の挨拶で水上山岳会会長も「今日はアカショウビンもお祝いしてくれた」と仰ってました。

 

勇壮な和太鼓の演奏。その後ろ、谷川岳登山口へ向かう道路をドンドコドコドコ!ドンドコドコドコ!と太鼓に煽られるように速足でハイカーさん達が通り過ぎて行きます。
 

神事スタート・山道具お祓い

神事が始まりました。山道具お祓いです。最初に水上山岳会のお兄さんが、山頂部の神事で使用する梵天を受取ります。

 

谷川岳警備隊隊長と谷川岳登山指導センターのお兄さんがお祓いをうけた山道具を受取ります。最初にピッケル。

 

次にロープです。ピッケルとロープというのが谷川岳っぽい。

 

ロープウェイで天神尾根へ

それではそろそろ、ロープウェイに乗るために谷川岳ベースプラザに向かいます。そうなんです、今回は山開きということでリッチに往復ロープウェイを利用してみようと思います。谷川岳は何度か歩いてますが、なんと往復ロープウェイ利用ははじめて。きょうは山開きということで朝5時からの特別運行だそうです。

 

到着してみると、既に長蛇の列。(こりゃ、いったいいつになったら乗れるんだ!?)と思ったけれど、チケット売り場のスタッフさんが手馴れているのか次々とお客さんをさばいて、それほど待つことなく乗り場に到着。

 

そしてアッとという間に天神平到着です。うわー、やっぱりロープウェイって早いなぁ。

ここから山頂(トマの耳・オキの耳)までは普通に山歩きです。この日は山開きだからなのか、天神尾根はいつもこんな感じなのかは不明ですが、大勢ハイカーさんが数珠繋ぎで進みました。

 

天神尾根コース

谷川岳の山頂に向かう登山道は幾つかあって、今回歩いた天神尾根は他のルートに比べて距離が短く比較的歩きやすい印象でしたが、足元がツルツル滑る石(蛇紋岩?)が潜んでいるし、樹林帯を抜けると直射日光の炎天下だし、やっぱり谷川岳はどのルートを歩いてもキツイなぁーと思いました。ちなみに私の一番好きな登山道はマチガ沢をチラ見できる巌剛新道です。

 

登山道には花があちこちに咲いていました。

 

ピンクのタニウツギも満開。

 

歩いて来た登山道を振り返り。

 

肩の小屋まであと少し。

 

谷川岳・肩の小屋

肩の小屋に到着!ちょうどガスがかかり、ここだけ局地的にヒンヤリしています。さっきまで炎天下だったので、これくらい涼しい方が丁度いい。小屋前では豚汁のお振舞がありました。

 

山の上でいただく豚汁「あー・・おいしい」体に染み入る美味しさでした。

 

小屋の中に入ると山開きで配っているという木札が大量に置かれていました。管理人さんが「おひとつどうぞ」ということでひとついただきました。谷川岳名物のホソバヒナウスユキソウの焼き印がされている木札です。

 

谷川岳の山頂部

せさかくなので山頂(トマの耳・オキの耳)にも行ってみました。山頂は記念撮影の列ができるほどの大混雑!

 

この景色、いつまでも眺めていられます。

 

山頂部にもたくさんの高山植物が咲いていました。

 

いつの間にかガスもすっきり消えて、主脈の山々がすっかり見渡せるようになりました。

 

奥の院で神事スタート

早朝の谷川岳インフォメーションセンターで受け取った梵天が山頂部までやって来ました。

 

それにしても、こんな大きな梵天担いで息も切らさずサクサク登って来るなんて、さすが~。

 

向こうに見える鳥居が神事の行われる奥の院です。

 

神主さんにかわって水上山岳会の会長さんが神事を行います。山での無事と安全を願って梵天祓い、そしてたまたま居合わせり通りがかったハイカーさんで順番に玉串奉奠。

 

そしてお神酒で乾杯!我家は車で来たのでエア乾杯!

 

水上山岳会の会長さんによると、こんなに天気の良い山開きは滅多に無いらしいです。本当にいい日に来られました。終始笑いの絶えない賑やかで楽しい神事でした。この奥の院で行われる神事が楽しくて毎年来ているという方もいました。

 

咲耶姫様が祀られているそうです。

 

祠のすぐ横にチングルマが一輪だけ咲いていました。可憐な白い花は咲耶姫様の化身かな?

 

肩の小屋を覆っていたガスも消えてスッキリ。

 

天神平まで戻って来ました。この後は来た道を戻ってロープウェイで楽々下山。楽しかった谷川岳の山開き、来年も参加してみようかな。

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