シラネアオイの大源太山

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2017年6月3日(土)

土曜日は谷川連峰の大源太山を歩いてきました。・・・大源太山?そうなんですよ、ややこしい事に谷川連峰には同じ名前の「大源太山」がふたつあるんですよ。なんで同じ山域に二つも「大源太山」と名付けたかは不明ですが、今回歩いたのは上越のマッターホルンじゃない方の大源太山です。もしくは三国峠に近い「河内沢ノ頭」の方。

この山は以前、平標山で擦れ違ったご夫婦に「三国峠の大源太山から来て山ノ家に泊まった」「大源太山の方はイワカガミとシラネアオイがたくさん咲いていた」と教えられ興味を持っていたところです。

本当は平標山を第一候補にしていたんですが、今年の積雪を考えるとまだお花畑には早いかなーと予測。実際に駐車場に行ってみると車は4台しか停まっておらず花畑がまだな事を確信、さらに不安定な大気の影響で強風がビュンビュン吹き付けています。こうなると平標山の稜線あたりはモロに影響を受けると思うので、目的地を第二候補の大源太山へと変更しました。

 

5:30大源太山への登山口はいくつかありますが、17号線三国トンネル出口(新潟県側)からスタートです。

 

しばらくは樹林帯の旧三国街道を歩きます。昔はここが人馬の主要道路だったんですね。朝の樹林帯はガスに包まれています。

 

途中には三国権現御神水と名前の付いた綺麗な沢も流れていました。往路は薄暗かったんで画像は帰りに撮ったものです。場所柄そろそろブヨが発生しそうですが、まだ気温が低かったためか集る羽虫はいませんでした。

 

周囲には二輪草の群生も。

 

6:03三国権現の祀られた三国峠です。まだ建てたばかりのような新しく綺麗な神社で、急な悪天候時にはとても重宝しそうです。

 

ここでルートミス。漠然と目の前に続く旧三国街道を直進してしまい、10分位下ったところで「そういえば地図では三国権現からは登りになるはずなのに、なんで下ってんだろ~?」と気づきました。

 

・・・というわけで再び三国権現です。大源太山方面への登山道は三国権現のすぐ右裏を伸びていました。冬の積雪でこうなってしまったのかな?登山道を塞ぐように灯篭が壊れ転がっていました。

 

ここからは、ひたすら木道と階段の連続です。真っ白なガスが立ち込め、強い風がビュービュー吹き付け、この辺りでかなりテンションは下がってます。もう下山して温泉にでも行こうかと一瞬思ってしまうほど。両側は広々とした笹原ですが、夏場はニッコウキスゲの名所となるみたいです。

笹原を抜けるとガレ場の木道階段になりました。一部階段が崩れている個所もあります。この辺りでいよいよ風が強く吹き付け寒かったなぁー。気温は6℃。ガスと強風で、より一層寒いっっ。

 

7:00三国山です。鐘があったのでカーンカーンと鳴らしてみました。願いはただひとつ「早くガスよ流れて行けーー」。

 

すると・・「幸福の鐘」効果か、さっきまでの強風はピタリとおさまり、ガスも抜け始め太陽が顔を出し、みるみる暖かくなりました!

 

目の前には赤城山、そして遠くに富士山もピョコッと顔を出しています。では、大源太山へ向けて先へ進みましょ。

 

ここから先、花が増え、例によって全然足が進まなくなりました。

 

楽しみにしていた花のシーズンがいよいよ到来!なので、興奮が抑えられません。

 

まぁ急ぐ山じゃないし、のんびり行きましょー。

 

この頃には風も止み、陽射しが強く暑いくらいです。

 

おっ!イワカガミもありました。今年初のイワカガミ。嬉しいなー。

 

なんといってもこのコースは大源太山へ続く新緑の尾根道が気持ちいいんです。他にハイカーさんの姿はなく、鶯、ホトトギス、ツツドリの鳴き声が響いています。

 

出ました、楽しみにしていたシラネアオイです!こぢんまりとした花の多い山の中で、群を抜いて大きく華やかです。

 

この花が見たくてここへ来ました。

 

この後、登山道沿いに続々と登場してきます。

 

8:45三角山です。山頂が開けているので周囲が見渡せ眺めがいいのですが、この時は丁度ガスが流れ込んできました。ちなみに今回のコースでは、この三国山~三角山の間が一番の辛抱どころと感じました。爽快で清々しい尾根道を花を見ながら歩けるので気分的にはいいんですが、なにしろ細かいアップダウンの繰り返しでジワジワ体にきます。ここから大源太山はもう近くです。

 

登山道には相変わらずたくさんの花達。

 

この山域は本当に花が多いですね。ずーーっとスクワット状態で歩いて来た三昧が、ここにきて「疲れた」と言い始めました。疲れたのでもう花は撮らないそうです。

 

9:15大源太山到着!周囲を笹で囲まれた、こぢんまりとした山頂です。同時に平標方面から真っ白なガスが押し寄せ、絶妙なタイミングで眺望が無くなりました。しかも強く風が吹き抜け寒いです。笹の横にしゃがむと風よけになっていい具合でした。

 

ここで食事の大休憩。今回初チャレンジのカップヌードルぶっこみ飯です。カップヌードルのスープで作る雑炊のような感じで、なかなか美味しかったです。難点はサラサラと食べられるので満腹感が少ないって事でしょーか。丁度ガスがかかり冷たい空気が流れ込んで来たので熱々のぶっこみ飯は美味しかったなぁー。

9:50山頂は相変わらずガスに囲まれているので帰ります。帰路のルートは、山ノ家経由で元橋方面へ抜けようかとか、三角山登山道を降りようかとも考えましたが、車を停めた国道17号をバスや徒歩で三国トンネルまで移動するのが面倒で、もと来た道を戻る事にしました。今考えれば自転車をデポするテもあったな~。次回、忘れなかったら試してみよう。

帰路もシラネアオイ咲く尾根道を歩きます。途中、何人かのハイカーさんとも擦れ違いました。合計10人くらいでしょうか?誰もいないと思っていたんですが、まぁまぁ人気があるのかな。

 

11:13三国山下の巻道との分岐です。帰路は三国山山頂を巻く事にしました。

朝は真っ白なガスに覆われて周囲の山々がほとんど見えなかったのですが、とても景色がいいところですね。遠くに浅間山も見えました。途中に気持ちのいいベンチコーナーがあって、ちょっと座ってみましたが、高原の風が吹き抜ける爽やかな場所でした。軽い山歩きを楽しみたい時は、山頂を踏まなくても、ここでお弁当を広げるだけでも楽しいかも。

11:45三国権現まで戻ってきました。無事ここまで戻ってこられた事をお礼します。あとは淡々と旧三国街道を下るだけ。

朝はガスでやや不気味チックだった旧三国街道も、初夏の太陽が広がり若葉がキラキラしています。

往路では気が付かなかったんですが、登山口近くに古い石仏が佇んでいました。もうずっと昔から三国街道を行き交う人々を見つめていたんですね。

 

12:14登山口まで戻ってきました。

 

朝は家を含めて2台だった車も、まぁまぁ増えてますね。

初めて歩いた三国山~大源太山は、谷川岳や平標山など周辺のビックネームに隠れがちですが、花が多く静かでとても良いコースでした。

山行後の汗流しは神立の湯時代から経営が変わり、数年前にリニュアルオープンした「神泉の湯」に寄ってみました。無色透明の優しいお湯がかけ流しです。山歩きの後の疲れた体には、こういう優しいお湯がいいんです。立ち寄り入浴500円の他にドミトリータイプの大部屋素泊まり1泊2500円もあるそうです。館内にはスペースインベーダーが現役稼働してました。

この入浴中に、なんとあれほど晴れていたのにドワーーッと雨が降り出しました。あともう少し下山が遅ければ雨にあたっていたかもしれません。擦れ違った皆さんは大丈夫だったでしょうか?

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