温泉あそびが楽しい・妙高山

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2023年7月時点で、本記事掲載コース終盤「惣滝分岐~ゴール(温泉街⇔川原の湯)」間の橋が渡れなくなっています。湯道分岐から麻平方面へ下ると温泉街の手前にこの橋があるので要注意です(最悪、湯道分岐まで引き返さなくてはならなくなる?)。入山前に橋や登山道の最新情報を必ず現地確認されてください。

台風に翻弄された三連休は、まだ雨風の影響を受けない初日に山歩き、大いに影響を受けそうな二日目と、朝のうちはまだちょっと大気が不安定そうな三日目は温泉巡りにしました。当初は三日間とも温泉巡りにしようかとも思ったんですが、天気予報を眺めていると、初日の土曜日限定で良さそうな山を発見。しかも近くに良い温泉も豊富!これはもう行くしかない!・・・と向かった先は、新潟県の妙高。

去年の丁度この三連休、まさに同じ理由(雨)で初日に火打山、二日目と三日目は温泉巡りでした。まさか二年連続「同じ理由・同じ日程」で妙高界隈をウロつく事になるとは。

2017年9月16日(土)

台風の影響がまだ少ないと思われる土曜日、天気いまいちな北アルプスなどの代替として妙高山を目指してさぞや大勢のハイカーさんが押し寄せてくると予測し、駐車場を確保しようとちょっと早めに家を出ました。

今回予定しているコースの登山口にあたる燕温泉「日帰り用駐車スペース」には4時頃に到着。案の定あと数台で満車という状況でした。そもそもこの駐車場、人気の百名山登山口にしては停められる台数がそれほど多くないんですよ。しかも登山のみならず、露天風呂目当ての温泉好きも押し寄せてくるので駐車場争奪戦は必須。

我家も含めたハイカー軍団は朝がめちゃくちゃ早いので、のんびり遅めに到着すると思われる温泉マニアさんはチョット分が悪いかな。とくにこれからの紅葉の時期は、ますます争奪戦に拍車がかかりそうな予感。ちなみに下山時は正規の駐車場に停められなかった車がかなりの台数路駐されていました。

 

↑駐車場です。出発時はまだ暗いので明るいときの画像を。トイレは綺麗で良いです。

 

東の空が薄っすらと明るくなり始めた頃、準備を整え出発。登山口は温泉街を抜けた先にあります。

4:50登山口です。まだ周囲は真っ暗で何が何やらわかりにくい状態だったので画像掲載は省略。登山届もここにあります。登山道は「黄金の湯方面」と「河原の湯方面」に分岐しますが、往路では黄金の湯方面を歩きました。

登山口を歩き始めてすぐの男女別露天風呂「黄金の湯」を通過。その後しばらくは舗装された道が続きます。ふと東の方向を見ると・・空が赤くなってきました。朝焼けが綺麗だな。

 

5:10カウンターの設置された本当(?)の登山口を通過します。この後もまだまだ舗装路は続きます。この舗装路、ダラダラとした上りが続いて何気に疲れるんです。右側が沢に沿った谷になっているので樹林帯が見渡せ、紅葉の時期は綺麗そうですよ。

 

5:27赤倉温泉の源泉地管理施設のようです。

 

実はこの妙高山、温泉マニアの間では源泉や野湯が点在する事で有名で、登山道を歩いている間にも、どこからともなく温泉臭が漂ってきたりするので何気にテンションが上がります。周囲はこぼれた源泉から湯気がモウモウ、温泉臭もムンムンしています。

 

水場もありました。

源泉施設には露天風呂らしきものもありました。お湯は抜かれてましたが、すぐ横にはホースから熱い源泉が垂れ流しになっているのでパイプで栓をして湯溜めをすれば入れそうですが、そもそも勝手に使ってよいかもわからないのでスルーします。

 

では先へ進みましょう。前方を見ると二段の白い滝が見えます。白いって事は何かしらの成分が混入しているんでしょうね。

 

登山道脇のちょっとした流れもこんな具合に色づいています。こういう流れは大抵冷たいんですが、これはあまり冷たくありません。温泉マニアにとってはムフフの登山道ですが、興味のない人にとってはクソおもしろくもなんともないでしょう。

 

例の滝から流れ込む沢は真っ白です。手をつけてみると、さほど冷たくなく、そして肌触りがサラサラです。

ここで妙高山山頂への登山道と滝への分岐となるんですが・・・当然のように滝方面へ無意識に進んでしまいました。午後になると台風の影響で大気が不安定になりそうだから、あまり遊んでいる暇は無いんだけど。

 

滝のすぐ下まで行ってみました。この滝が大きくて迫力満点!右端に三昧が写っているので、その大きさがわかるかと思います。

 

この滝、壁のあちこちから真っ白な成分が染み出しているんです。

当然のように滝つぼも真っ白。この中で水遊びしたい気分ですが、管理されたアトラクションではないので上から滝の流れに乗って木や石が降って来る可能性も大なのでやめておきました。

 

なんと滝の壁から管が伸び、源泉も出ていました。この湯が熱めの絶妙湯!

 

滝の近くには露天風呂跡もありました。訪問時は使われてないようでしたが・・ここで滝を見ながら湯浴みなんて最高ですね。

楽しかった。じゃ、帰りましょうか。・・・じゃなく、寄り道はこの辺にしてそろそろ山頂へ向かいます。

ここからようやく登山道らしい道になります。途中には源泉のひとつかと思えるブルーシートで覆われた箇所もあり、周囲では温泉臭がムンムン、中からブシュシュシュシュ~ッという、それらしい音が聞こえて来ます。この山には、こういう箇所があちこちにありそうです。

沢は相変わらず白いまま。「いったいどこから白くなるんだろ?」などと思いながら歩いていると・・

 

ありました、ありました。成分混入ポイントが。あちこちから白い湧出物が出ています。この上の流れは無色でした。場所にもそれらしい名前がついていました。

 

更に歩き進めると、なにやらよからぬ名前の記された案内板が・・・。こういう名前のついた登山道には、こっぴどい仕打ちを受ける事が多いです。

案の定なかなかの急登が続くキツイ登山道でした。この日は気温があまり高くなかったからまだよかったものの、空気の抜けが悪そうな完全な樹林帯で、真夏は絶対に歩きたくないな。

 

6:57天狗平です。ここでスカイケーブル利用の登山道と合流します。天狗平では二人のハイカーさんが休憩していました。それにしても疲れたなーーっっ。我家もチョットここで小休止。10分ほど休んだあと再び歩きます。

 

6分ほど歩いた先の光善寺池は、ちょっとした湿原になっていました。

 

7:25「風穴」という二つの穴が並んだ場所です。穴に顔を近づけると、ほんのりヒンヤリとした弱い風が中から吹いて来ました。

 

7:56鎖場です。階段状のステップが彫られた斜面を上がり・・

 

次にトラバース状の細い登山道を左に進みます。

 

ここからの眺めが、なかなかいいんです。

 

ガレた谷に噴煙が立ちのぼっているのが見えます。いわゆる地獄地帯ってやつですね。

 

少し進むと唐突に北アルプスの山並みがババーンと登場!おぉっ、これは凄い!

 

ここからは山頂直下の溶岩帯を進みます。

 

足元にはたくさんのトリカブトが花を咲かせていました。

 

8:22妙高山南峰到着!山頂は見渡す限りの大展望です。先ずは妙高大神にご挨拶。

 

山頂は、ほんのり秋の気配。

南峰の山頂部には誰もいませんが、北側の広場方面を見ると大勢の人がいるのが見えます。大勢の人がいるって事は何か楽し気な事があるのかもしれません。では、あちらにも行ってみましょう。

 

途中にあった岩の間から覗く北アルプス。このチラリズムがいいんです。

 

たくさんのハイカーさんで賑わう北側の広場に着きました。

 

ここには立派な山頂標識と三角点がありました。

 

ここからの眺めもいいんです。野尻湖方面も雄大。

 

そしてなんといっても連なる北アルプスの眺めが素晴らしいです!

 

ここで北アルプスを眺めながらオニギリ休憩をしました。なんて贅沢なひとときでしょう。ただし、ひっきりなしにハイカーさんがやってきて、特にマダム層の賑やかグループも多く、静かに風の音や鳥の鳴き声に耳をすませるというわけにはいきません。さすが人気の百名山ですね。

 

9:40たっぷりと景色を満喫したので帰ります。

帰りはほぼ往路を辿る形で下山するのですが、下から続々とハイカーさんがやってきて擦れ違いの大連続。

 

湯道分岐からは麻平方面へ進みました。なぜなら、このルートの終盤に前回入らなかった混浴露天風呂「河原の湯」があるんです。

 

・・・けれど、この選択がイマイチだったな。湯道分岐から麻平方面へ入った途端に草ボーボー、流れる清水で登山道がグチャグチャの全面ヌタ場箇所あり、粘土状のヌルヌル道ありで、往路で歩いた赤倉源泉地経由に比べてもイマイチ歩きにくい。

 

ときおり眺望は開けるものの、その多くは地味な樹林帯を黙々進むだけで、かなり退屈。それを知ってか、この分岐に進んだ途端に誰一人ハイカーさんと出会わなくなりました。更には頬を毛虫に刺されて痒いブツブツがたくさんできてしまうオマケつき。

 

11:49麻平分岐です。

 

12:07カウンターの設置された惣滝分岐まで来ました。惣滝へは崖崩れや落石で通行止めとのこと。ここまでくれば河原の湯は、もうすぐ近くです。

そして、橋の下に続く道を進むと・・

 

ありました、渓流のすぐ横に面した河原の湯です。白濁の適温湯で気持ちいいです。ただ析出物の隙間にウネウネとしたアブの幼虫がいっぱいいるので苦手な人はダメかも。一応まだ山行途中なのでササッとだけ浸かって撤収します。

 

12:47いろいろ寄り道しましたが、やっと燕温泉登山口まで戻ってきました。温泉街入口の日帰り用駐車場はビッシリ満車です。とにかく大人気の山でした。

 

山行の〆は燕温泉の宿で汗流し。いい湯でした!

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