夏の北アルプス恒例・登山口駐車場争奪戦!(柏原新道登山口駐車場)

2023年8月のお盆休みは北アルプスの爺ヶ岳と鹿島槍ヶ岳をテント泊で行ってきました。本当はこのコース、去年の9月に予定をたてていたのに台風で1泊削って爺ヶ岳だけにしたという経緯があります。なので「今年こそは鹿島槍ヶ岳に行くぞ!」と強く心に決めていました。

このページでは夏の北アルプス恒例、登山口駐車場争奪戦(柏原新道登山口駐車場)について記しています。

 

今回歩いたコース・扇沢~爺ヶ岳~鹿島槍ヶ岳

[1日目]扇沢(柏原新道登山口)→種池山荘→爺ヶ岳(巻道)→冷池山荘テント場(泊)

[2日目]冷池山荘テント場→鹿島槍ヶ岳(南峰・ご来光)→冷池山荘テント場→爺ヶ岳(中峰・南峰)→種池山荘テント場(泊)

[3日目]種池山荘テント場→爺ヶ岳(南峰・ご来光と雷鳥軍団)→種池山荘テント場→扇沢(柏原新道登山口)

一般的には1泊2日が多そうなコースですが、避暑も兼ねて2泊にしました・・・が、山の上も猛暑でした。

 

柏原新道登山口・駐車場争奪戦

今回の出発点「柏原新道登山口」は、あの一大観光地「立山黒部アルペンルート」の玄関口「扇沢」にあります。

柏原新道登山口をGoogleマップでみる

 

ここに限ったことじゃないですが、日本全国のハイカーさんが大殺到する夏の北アルプスは駐車場のキープが第一関門になります。「登山口までの徒歩移動は極力減らしたい」「登山口近くの駐車スペースがいい」と思うのはどちら様も同じで、人気の登山口では週末や連休前にはし烈な駐車場争奪戦が繰りひろげられます。もはや北アルプス夏の風物詩状態。

 

というワケで8月10日夕方、仕事が終わった後に急いで支度をして「扇沢」目指して出発。現地に到着したのは夜23時頃でした。

 

柏原新道登山口駐車場

柏原新道登山口に近い駐車場を順番に紹介していくと・・・

 

[橋詰パーキング](Googleマップ)約10台くらい?・無料・登山口から道路を挟んだ向かい・道路を渡る際はスノーシェードから走って来る車に注意!(画像は2022年9月撮影)

 

[三角パーキング](Googleマップ)約30台くらいはいけるのかなぁ?・無料・登山口から橋を渡ったすぐ近く・繁忙期簡易トイレあり(画像は2022年9月撮影)

この二つの駐車スペースは柏原新道登山口のすぐ近くです。このどちらかに停められればラッキー。もしこの駐車スペースが満車なら次に狙いたいのは・・・

 

[洞門パーキング](Googleマップ)約10台くらい・無料・スノーシェードを大町方面へ抜けたところ(徒歩10分弱)・場所により出入り時の段差あり(画像は2023年8月撮影)

[扇沢市営第2駐車場](Googleマップ)約60台・無料・登山口から扇沢駅方面へ徒歩約10分ほど

[扇沢市営駐車場](Googleマップ)約170台・無料・扇沢市営第2駐車場からさらに扇沢駅方面へ

この3個所は柏原新道登山口まで徒歩10数分~10分弱くらい。普段から山をやってる人にとっては何てことない距離だと思います。

上記全てが満車だと「扇沢駅」すぐ近くの有料駐車場、さらにその全てが満車だと約8km大町方面へ戻った臨時駐車場(駐車場整備協力金)からシャトルバス利用といった具合に、どんどん登山口から離れて行き料金も発生。

 

さて今回、お盆休み初日前夜23時頃に到着した扇沢の混みっぷりがどうかな?結果としては柏原新道登山口至近の「橋詰パーキング」と「三角パーキング」は既に満車、大町側に少し戻った洞門パーキングに3~4台ほど空きがあったので停めることができました。

ただ後々考えると同じく無料で停められる「扇沢市営第2駐車場」の方に停めればよかったかなぁと思いました。というのも洞門パーキングだと必然的に徒歩10分弱の三角パーキングに設置された簡易トイレを使うことになるし、駐車スペースが車道に面しているから一晩中ひっきりなしに車がやって来て、スノーシェードの音響効果なのか走行音がゴォォォーッと響いてとにかくうるさいんですよ。

「扇沢市営第2駐車場」の方は数年前に一度利用したことがあるんですが、車道から一段奥まった場所にあるので走行音は少ない(川の音は聞こえる)、扇沢駅の広く快適な24時間トイレに徒歩10分くらい。・・・というわけで次回同じ状況になったら「扇沢市営第2駐車場」に停めようかなぁ。

→扇沢駅周辺の市営駐車場・トイレの位置は「立山黒部アルペンルート公式サイト」が見やすいです。最初は立山側の見取り図、スクロールすると扇沢側の見取り図が出て来ます。
 

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